オトナの習いごと#06
「amarelo」
プロモーション | オトナの習いごと
2025.11.24
大人でも楽しんで学べる「習いごと」を紹介する特集企画『オトナの習いごと』。今回は自宅でアイシングクッキーを教える「amarelo(アマレロ)」の小山さんにお話を聞きました。繊細で可愛らしいアイシングクッキー、「ちょっと難しそう……」と思っている方もいるのではないでしょうか。でも、そんなことはないみたいですよ。実際にアイシングを体験しながら、小山さんのこと、教室のことなど、いろいろ聞いてきました。
小山 みどり
Midori Koyama(amarelo)
1977年新潟市出身。短期大学を卒業後、携帯電話販売店に勤務しながらフードコーディネーターの資格を取得。その後、自身でカフェを経営する。結婚を機に山形や宮城で生活。宮城に住んでいるときに、アイシングクッキーと出会い、「JSAアイシングクッキー認定講師」の資格を取得。新潟に戻ったあと、自宅で「amarelo」をはじめる。
子どもの頃から好きなお菓子づくり。
アイシングは、好きを活かせる仕事。
――まず、小山さんがこれまで、どんなことをされてきたのか教えてください。
小山さん:社会人になってから、携帯電話の販売店で10年くらい働いていました。子どもの頃からお菓子をつくるのが好きで、「なにかしら料理に関わる仕事がしたい」と密かに思っていました。それで、販売店で働きながら学校に通って、フードコーディネーターや食育アドバイザーの資格を取ったんです。
――ご自身でカフェを経営されていたこともあるんだとか。
小山さん:資格の勉強をする中で、カフェの開業に役立つことも学べて。自分のつくったお菓子で、誰かに喜んでほしいという思いが高じて、自分のカフェを開いていたときもありました。
――そもそも、小山さんがお菓子づくりを好きになったきっかけは?
小山さん:子どもの頃、自分の家にオーブンがあって、姉と一緒にお菓子づくりをはじめたのがきっかけだったと思います。もともと父が甘党で、ことあるごとにお菓子を買ってきてくれていたんです。それがすごく嬉しかったし、いざ自分でつくりはじめたら楽しくて。つくったら喜んでくれる人がいたのも、お菓子づくりが好きになった理由のひとつでした。
――お菓子づくりはずっとお好きだったんですね、アイシングクッキーを知ったのは、どんな経緯があったのでしょう。
小山さん:旦那さんの転勤で宮城に住んでいたときに、アイシングクッキーのことを知りました。「子育てをしながら何か料理に関わることができないかな」ってインターネットやSNSをチェックしていたときに見つけて。「これなら私にもできそう」と思って、体験に行くことにしたんです。アイシングは主婦でもできて、レッスンを受ければ資格も取れるから、いいかなと思って習いはじめました。
――実際に習ってみて、いかがでしたか?
小山さん:予想よりも難しくて(笑)。お菓子づくりのことはある程度分かっていたつもりだったので、できるかなって思っていたんですけど、まったく世界が違いました。できなくて、すごく悔しかったんですけど、同時に「これなら私も教えることができるかもしれない」とも思ったんです。はじめて体験を受けたその日に、資格を取るための講座に申込みました。

Advertisement
はじめての人でも、大丈夫。
基礎をしっかり学べるレッスン。
――その後、新潟に戻ってきて、自宅で「amarelo」をはじめられたんですね。
小山さん:子どももいたので、自宅で教室を開くのがいいなと思っていました。教室の準備をしている間は、新潟市内のカフェでワークショップをさせてもらっていて。準備が整ったので、2021年に自宅で「amarelo」をはじめました。
――教室の名前には、どんな思いが込められているのでしょう。
小山さん:黄色にちなんだ言葉がいいなって思っていたんです。私の中で、黄色ってすごく可愛いイメージがあって。何かいい言葉はないかな、と思ったときにスペイン語で「黄色」という意味の「Amarillo」という言葉を見つけて、それで教室を「amarelo」と名付けました。
――こちらでは、アイシングクッキーを学ぶ「BASICコース」や、焼き菓子やクッキー缶などがつくれる単発のレッスンがあります。「BASICコース」は、どんなふうにレッスンが進んでいくのでしょう。
小山さん:「BASICコース」は全6回のレッスンを通して、生徒さんのご自宅でもアイシングクッキーをつくれるようになることを目指しています。第1回でアイシングのクリームのつくり方を、第2回では土台のクッキーのつくり方を教えています。最初はかなり地味ですが(笑)、アイシングクッキーをつくるには大事な工程なので、丁寧に教えています。
――基本の「き」から丁寧に教えてくれるんですね。
小山さん:基礎が大切とはいえ、はじめての方にとってはすごく疲れる作業になっていると思うんです。でも、あとから生徒さんに聞いてみると「1回目と2回目が、いちばん役に立った」って言ってくれて。その言葉がとても嬉しいし、これで良かったって思えています。
――レッスンの後には、素敵なご褒美があると聞きました。
小山さん:ご褒美になるかはわかりませんが、私がつくったお菓子を生徒さんと一緒に食べてお茶をするっていう時間を設けています。レッスン中もおしゃべりしていますが、終わった後のこの時間も、たくさんおしゃべりしています(笑)


Advertisement
楽しみながら、上達できる。
お菓子づくりの楽しさを広めたい。
――小山さんがアイシングクッキーを教えられている中で、大事にしていることを教えてください。
小山さん:生徒さんに、気持ちよく通っていただくことですかね。宮城でアイシングクッキーを習っていたとき、先生がすごく褒めてくださって。そのおかげで、私も続けられていると思っていますし、生徒さんには、楽しみながらレッスンをしてもらえるような空気づくりを心がけています。
――小山さんとお話していると、日常のちょっとしたことでも話したくなります。
小山さん:そう言ってもらえると嬉しいですね。生徒さんのお話を聞くっていうのも、レッスンをする中で大切にしているので。「amarelo」に習いに来てくださる生徒さんの中には、ここでのおしゃべりも楽しみにしてくださる方もいて。レッスンでしっかり教えつつ、おしゃべりも楽しめる空間づくりも、気持ちよく通ってもらうために大事にしています。あと、技術的なことで言うと、再現性のある教え方を意識しているんです。
――再現性、ですか。アイシングってどうしても感覚でやってしまいそうなイメージがありますが……。
小山さん:私、習いはじめたときは全然できなかったんです。今思えばそのときは感覚でやっていた部分もあるのかなって思って。でもその後、いろんな教室でアイシングクッキーを習ったんです。いろんな先生の教え方を取り入れたり、具体的な教え方を言葉にできるように練習を繰り返したり。生徒さんが、お家でやってみても同じものができるように教えることは、常に大事にしています。
――最後に、小山さんの今後の目標を教えてください。
小山さん:アイシングはもちろん、お菓子づくりを楽しんでくれる人が、もっと増えたらいいなって思っているんです。「私にはできない……」って思っている人も、ちょっとつくってみて「できるじゃん」みたいなのを体験してほしいんです。お菓子づくりじゃなくて、アイシングでもそれは感じてもらえると思いますし。そうなってもらえるように、まずは新潟でアイシングクッキーを教える人をもっと増やしていきたくて。
――生徒ではなく、先生なんですね。
小山さん:生徒さんも増えると嬉しいんですけど、新潟でアイシングクッキーの先生をやっている人が本当に少なくて。個人的には寂しいなって思っているので、来年から講師を育成できる、オリジナルの講座をはじめようと思っています。アイシングクッキーを教えたいけど、踏み出せない人の一歩になってもらえたら嬉しいなって思います。


Advertisement
関連記事
オトナの習いごと
オトナの習いごと#04 「エンパワーピアノ教室」
PR | 2025.10.20
オトナの習いごと
オトナの習いごと#05 「shishihana.flapowl」
PR | 2025.11.03
オトナの習いごと
オトナの習いごと#06
「amarelo」
PR | 2025.11.24
オトナの習いごと
オトナの習いごと #01 「ピアノ教室・リトミック教室 Lieto」。
PR | 2025.09.10
オトナの習いごと
オトナの習いごと #02「音楽教室 KOKORONOTE」。
PR | 2025.09.15
オトナの習いごと
オトナの習いごと#03 「シャビー&ナチュラル」認定校の「FavoriM」。
PR | 2025.10.13



