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長岡から全国へ、変わらない美味しさを届け続ける「ピーコック」。

長岡市に本社を構える「株式会社ピーコック」。1971年の創業以来、ファーストフードチェーンの展開や、冷凍食品の製造などを行っています。主力商品である冷凍たこ焼のシェアは国内トップクラスを誇り、お好み焼、今川焼、たい焼など、安心安全の美味しさを全国に届けています。今回は、入社4年目で冷凍食品経営本部に所属する星野さんに、現在のお仕事内容や会社の魅力を聞いてきました。

 

 

株式会社ピーコック

星野 友美 Tomomi Hoshino

1998年生まれ。大学の農学部で食品について学んだ後、「株式会社ピーコック」に入社。工場での業務や商品開発などを経験し、昨年12月より冷凍食品経営本部で営業開発を担当。

 

とろりとした食感の、だしの味を感じるたこ焼。

――「ピーコック」さんの冷凍たこ焼は、私もスーパーで見かけます。どんな特徴のたこ焼きを作られているんでしょうか。

星野さん:中がとろりとしていて、他社メーカーさんが真似できないような食感になっています。私も「ピーコック」のたこ焼を初めて食べたときは衝撃で。たこ焼ってソースをかけて食べるイメージがあったんですけど、何もかけずにそのまま食べて美味しいんです。だしの味がしっかり感じられて、パクパク食べられちゃいますよ。

 

――心から「美味しい」って思える商品だと、お仕事にも力が入りそうですね。

星野さん:そうですね。自信を持ってお客さまにアプローチをかけられますし、「こういうところがこだわりですよ」って伝えられますし。今川焼もいろんなバリエーションがあって好きですけど、私のイチオシはやっぱりたこ焼ですね(笑)

 

 

――星野さんは「ピーコック」さんに入社されてどれくらい経つんですか?

星野さん:入社4年目です。県内の大学を卒業して、新卒で入社しました。もともと食品業界を目指して就職活動をしていたんです。

 

――大学でも食品に関わることを勉強していたんでしょうか。

星野さん:農学部で食品のことを勉強していました。ずっと食品が好きで、高校も食物科のコースがある高校に通っていて、そこで調理師免許を取ったんです。だから就職先も食品に携われる会社がいいなと考えていました。

 

――県内にもいろいろな食品関係の会社がある中で、こちらに入社を決めたのはどんな理由で?

星野さん:就職相談会とかでいろんな会社を見ていたんですけど、実はそのときまで「ピーコック」のことを知らなかったんです。説明会に行って初めて、冷凍たこ焼のシェアが国内トップクラスの会社だっていうことを知って、「こんな身近にそんなすごい会社があるんだ!」と興味を持ちました。

 

――就職活動をきっかけに「ピーコック」さんへ興味を持ったんですね。

星野さん:それから面接のときに「商品開発の仕事が気になっています」と言ったら、「開発もできるし、営業とか、いろんなことに携われるよ」って言っていただいて。開発の他にもいろんなことに挑戦してみたかったので、入社を決めました。

 

男女関係なく活躍。さまざまな職種にチャレンジできる環境。

――実際に入社されてからは、どんな会社だと感じましたか?

星野さん:思っていた通り穏やかな雰囲気だなっていうのと、女性が多いなって感じました。いろんな部署で女性が活躍していて、「女性が頑張っている会社」っていうイメージがあります。パートの方も含めて女性が多いです。

 

――男女関係なく頑張れる環境なわけですね。星野さんが入社1年目の頃は、どんなお仕事をされていたんですか?

星野さん:最初は1年くらい工場に勤務しました。その後本社へ来たときに、工場をすごく思いやっているんだなと感じて。「作業者がいるから本社の仕事があるんだよ」とか「作業者を守るための本社の仕事なんだよ」っていうことを教えていただきました。工場で「これが大変だったな」っていうことを感じてから本社に来ることで、作業者のことを考えて仕事ができているんじゃないかなと思います。

 

 

――工場での経験が今も生きているわけですね。本社に異動されてからは、どんなお仕事を経験されてきたんですか?

星野さん:工場を経験した後は本社で数ヶ月、開発に携わりました。まずはうちのたこ焼、今川焼、たい焼を作れるようになるために、先輩に教えてもらいながら毎日焼いていました(笑)

 

――入社前から憧れていた、開発のお仕事も経験されたんですね。

星野さん:その後は「カルテ業務」っていう、商品にどの材料がどれくらい入っているかとか、商品の企画書に書かれる情報をまとめる仕事を約1年やっていました。今は冷凍食品の部署で営業開発として働いています。

 

――営業開発というのは、どんな役割のお仕事なんですか?

星野さん:「営業開発」といっても、営業寄りの仕事ですね。PB商品を作る際は、お客さまの要望を聞くだけではなくて、開発の知識を持って、自社のできる・できないをしっかり理解した上で、お客さまの要望にどう応えるかを開発の方と話し合いながら商品を作っていっています。

 

――お客さんと開発担当をつなぐ役割をされているわけですね。

星野さん:そうですね。開発の方たちに「こんな要望がありました」と依頼をかけて、その結果やサンプルをお客さまのところへ持っていって「ここはもっとこうしたい」っていう、作る側としての意見もお伝えしながら提案しています。

 

 

――星野さんは営業に携わるようになって、どれくらい経つんでしょう?

星野さん:去年の12月から営業になったので、4ヶ月経ったぐらいです。まだまだ分からないことだらけで、上司の方に教えていただきながらやっています。

 

――営業を4ヶ月経験してみて、難しいことも多いでしょうけど、面白さを感じることはありますか?

星野さん:スーパーさんとか生協さんとか、いろいろなところで商品を販売しているんですけど、それぞれのニーズや求められている商品が違うんですよね。今までは食品のことしか考えていなかったので、消費者はどういうものが欲しいのか、何を考えて買うのかっていうところを楽しく勉強させていただいています。

 

――こういうお仕事をされていると、きっとスーパーに行ったときに見る視点も変わりますよね。

星野さん:変わりましたね。スーパーに行ったら最後は絶対に冷凍食品を見に行って、自社商品はもちろん、他社メーカーさんがどういうものを売っているかも知識のために見ます。開発担当との間でも「こういう商品が売っていたよ」と情報を共有していて、みんなで高め合おうという意識がある、いい環境だなと思います。

 

工場も本社も、互いに思いあって商品を生み出す。

――入社されて3年経ちますが、改めて「ピーコック」はどんな会社だと感じますか?

星野さん:今いる部署では、代表の方針を直接聞ける機会が多いんです。代表がどれだけ工場やお客さまのことを思って仕事をしているのかを知ることができますし、工場も本社も同じ意識を持って仕事ができている会社なのかなと感じますね。

 

――皆さんお互いの仕事を尊重し合って働かれているんですね。星野さんのこれからの目標はありますか?

星野さん:今は1日1日を乗り越えるのにせいいっぱいなので、まずはお客さまの要望を正確に受け取れる力を身に付けたいです。それから、この会社で世の中にどういう商品を提供できるのかを考えて、お客様、開発、工場で一緒に作り上げるような仕事ができたらいいなと思います。

 

 

 

株式会社ピーコック 本社

長岡市新産3-2-1

TEL: 0258-21-4001

※掲載から期間が空いた店舗は移転、閉店している場合があります。ご了承ください。
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