リノベーションで目指した、小倉さん夫婦の「適当な暮らし」。ROMOを生かすリノベーション
プロモーション | モリタ装芸
2026.04.01
モリタ装芸で働く小倉直之さん・小倉(櫻田)佳子さん夫婦の家。7年前に自社が建てた定額制注文住宅ROMOを買い取り、リノベーションを施して暮らしはじめたという。土地探しから家づくりの選択、そして「適当な暮らし」にたどり着くまでの物語を聞いた。
小倉 直之
Naoyuki Ogura(モリタ装芸)
モリタ装芸 リノベーション部門。2010年中途入社。これまで多くのリノベーション案件に携わる。
小倉(櫻田) 佳子
keiko Ogura (モリタ装芸)
モリタ装芸 新築部門 営業。2015年新卒入社。自身が担当したROMOを、今回購入しリノベーションした。
土地探しの行き詰まりと、
ROMOとの再会。
――家づくりを考えはじめた頃のことを教えてください。
直之さん:何年か前から「そろそろ家を持とう」と話をしていました。私はリノベーションが好きでしたが、妻は新築を希望していて、まずは土地探しを続けていたんです。景観が良い場所に住みたいけど、職場がある中央区からは離れたくない。そこで鳥屋野潟のあたりで1年ほどかけて不動産会社さんに探していただいていました。
――希望に合う土地はなかなか見つからなかったんですね。
直之さん:人気エリアなので土地が出にくくて、価格も高い。紹介していただいても決められないことが続き、申し訳なさが募っていきました。1年ほど経った頃、手土産を持っていったんお断りを伝えに行ったんです。そうしたら「7年前に長潟エリアに建てたROMOを手放すお客さんがいる」という話が出てきて。偶然にも、その建物は妻が担当したROMOでした。縁を感じましたね。
――当時のことを櫻田さんはどんなふうに受け止めましたか。
佳子さん:私は、中古住宅がどうつくられたのか分からないことに少し不安がありました。でも、今回のROMOは自社施工で、しかも自分が担当した家。築浅で状態もよく、新たに土地を買って新築をするより、買い取り+リノベーションの方が現実的で魅力的に感じました。
――そこから家づくりが動きはじめたわけですね。
直之さん:はい。一度はお客さんのために建てたROMOを、自分たちが受け継ぐかたちで私たちの家づくりがはじまりました。


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余白を生むための
「便利さを追いすぎない」という選択。
――元の建物を見た時、どんな印象でしたか。
直之さん:間口3間×奥行5間のシンプルな形で、構造的に無理がない、良い形でした。整った長方形でスパンも最大2間。屋根の架け方も素直。リノベーションしやすい建物だと感じました。
――リノベーションの方針はどのように決めたのでしょう。
直之さん:まず「便利さを追求しすぎない」ことを意識しました。便利さを目指すほど使い方が限定されてしまう気がして。逆に少し不便な方が工夫する余白が生まれるんです。前に住んでいた34㎡のアパートではDIYをしながら暮らしてきました。その経験があったので、今回も「住んでから整えていける家」にしたかったんです。
――たしかに、余白があると暮らし方が変わりますよね。
直之さん:それと、肩に力が入らない空気を大切にしました。分かりやすく言うなら「適当な暮らし」です。頑張りすぎないでいられる感じが理想でした。
――タイルがかっこいいですね。
直之さん:昭和のマンションの共用部みたいなざらっとしたタイルに張り替えています。懐かしくて、ちょっと外に近い雰囲気をつくりたかったんです。
――1階はラウンジが印象的です。
直之さん:以前のLDKの一部を、お客さんを招いたり仕事をしたりできるラウンジにしました。と言っても、かっこいいものを目指しているわけではなく、イメージは昭和のマンションのロビーです。懐かしくてほっとできる場所にしたかったんです。朝ここで仕事をするとはかどりますよ(笑)


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余白を受け入れる2階リビングと、
暮らしの「こなれ感」。
――2階は大きくつくり変わっていますよね。
直之さん:はい。バルコニーとフリースペース、そして2つの個室をまとめて、14畳のリビングにしました。バルコニーは使わないので室内に取り込み、立ち上がり部分を残して造作ソファにしています。ここでよく寝落ちするんですよ(笑)



――キッチンは壁付けにされたんですね。
佳子さん:アパートで暮らしていたときに、後ろを振り返らずに作業ができる壁付けが楽だなと思うようになりました。ここのキッチンは部屋の2面を全部使える造作キッチンになっています。作業台を広くできるし、収納スペースも十分に取れるんです。ふたりでキッチンに立つことも多いので、ぶつからず作業できるところも良いですね。普段、料理をしていて、目の前の窓から景色が見えるのも、壁付ならではの良さだと思います。


――複数の照明にすると、その日の気分で明るさを調整できるのが良いですね。
直之さん:そうですね。それに、外周部にダクトレールを巡らせているので、「選んだ照明器具が空間に合わなかった」というときにも取り付ける位置を自由に変えることもできるんです。

――実際に暮らしてみて、どんな変化がありましたか。
佳子さん:朝が早くなりました。6:30頃に起きてコーヒーを飲んだり、ゆっくり掃除をしたり。私は朝が苦手だったんですが、今は朝がとても大切な時間になっています。丁寧な暮らしに近づいているかも(笑)。夕食づくりも楽しくて、外食が減りました。お酒を飲みながら、スパイスカレーを作ることが好きです。
直之さん:僕も朝起きるのが早くなって、朝6時くらいに近くの公園を散歩やランニングしています。この家は失敗や反省という考え方がなくて、棚が足りなければ足せばいい。少しのゆるさが、暮らしの余裕になっています。

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