新潟交通のベテランバスガイドさんならではの、新潟観光スポット。

秋の行楽シーズンスタート!バスガイドさんにいろいろ聞きました。

紅葉狩りに山登り、キャンプにバーベキュー。秋はまさに行楽シーズンです。今はもう少なくなったかもしれませんが、社員旅行や団体旅行などに出かける方もいますよね。団体旅行のときに活躍するのが、観光バス。そんな観光バスでの旅行を盛り上げてくれるのがバスガイドさんです。今回は新潟交通観光バスのベテランバスガイドさんに、一人前になるための苦労や、仕事に対する心がまえ、そして、新潟のオススメ観光スポットを教えてもらいました。

 

目の上にサロンパスを貼って徹夜した新人バスガイド研修。

——今日はよろしくお願いします。早速ですが、バスガイドになったきっかけは何だったんでしょうか?

バスガイドさん:とっても不純な動機なんです。高校3年のころ、卒業後の進路を考えているときに新潟交通バスガイドの求人を見つけたんです。当時、新潟交通の採用試験は適性試験と面接だけで、学科試験がなかったんですよ。これはラッキーと思って受けることにしたんです(笑)。あと私は兄弟が多かったので、一人暮らしができる寮生活に憧れもありました。バスガイドの仕事に対しては「旅行に行けていいな」という感覚でいましたね。まあ、入ってからが大変だったわけですけど。

 

——入ってから大変だったというと?

バスガイドさん:3月に入社してから5月のゴールデンウィーク明けまで2ヶ月間、新人バスガイドの研修があるんです。とにかく覚えることが多くて大変でした。研修の間、先生の話を聞きながらコースガイドの地図をノートにササッとメモするんです。終わって部屋に帰ってからその地図をきちんと清書しなければならず、目の上にサロンパスを貼って徹夜をしました。でも、翌日の研修で、バスに揺られながら先生の話を聞いていると強烈な睡魔に襲われるんですよ(笑)

 

——一人前になるには厳しい試練があるんですね。そのほかにも試練はあるんでしょうか?

バスガイドさん:研修の後半になると、先輩と同じバスに見習いとして乗務したりします。あと、バスの清掃をして先生にチェックしてもらい、拭き残しやゴミが落ちてたりするとやり直しさせられるんです。1週間OKが続くと先生のチェックはなくなるんですが、やり直しがある場合は、いつまでもチェックを受け続けることになります。それから、ガイドの案内文を暗記して先生の前で一人ずつ順番にガイドしていくテストがあります。忘れてつっかえたりすると、まわりにいる同期の仲間たちが、口パクで教えてくれたりして(笑)。きびしい研修でしたが、仲間がいたからみんなで支え合ってがんばれたんです。

 

——その研修の末に一人前のバスガイドになれるんですね。

バスガイドさん:研修が終わると一人で乗務することになりますが、本当に一人前になるにはそれから3年かかります。研修が終わったばかりの頃は新潟県周辺のツアーでガイドをして、2年目になると関東方面、3年目になると関西方面のツアーでガイドをするんですね。でも3年目になると入社時は40人いた同期も10数人になっていました。

 

ベテランバスガイドのオススメ観光スポット

——ベテランのバスガイドさんならではの、隠れオススメ新潟観光スポットみたいなものがあれば教えてください。

バスガイドさん:そうですね、まずは、柏崎市高柳町にある「荻ノ島集落(おぎのしましゅうらく)」をオススメしたいですね。田園風景の中に茅葺屋根の古民家が建ち並ぶ集落で、まるで昔ばなしの舞台を思わせます。写真撮影やスケッチに訪れる人もいます。宿泊できる古民家もあって、田舎暮らしを体験することもできるんです。のんびり散策したい人にはぜひオススメしたい場所です。

 

——のんびり泊まってみたい場所ですね。つづいてお願いします。

バスガイドさん:次は阿賀野市にある「旦飯野神社(あさいいのじんじゃ)」。最近パワースポットとして人気が出てきた神社です。おみくじが無料だったり、福飴をいただけたりするんです。「御神霊石」というパワーストーンもあって、願いを込めて触るとご利益があるそうです。私は神社仏閣めぐりが好きで、この神社にはよく参拝にいきまです。気分がスッとしてリフレッシュすることができるような気がするんですよね。

 

 

——隠れパワースポットですね。他にはありますか?

バスガイドさん:これはちょっと有名な場所ですが、十日町市にある「星峠の棚田(ほしとうげのたなだ)」はいかがでしょうか。広大な土地に大小さまざまな棚田が200枚も広がっている風景は圧巻ですね。季節や気候条件によってさまざまな景色を眺めることができるし、ときには神秘的な光景に出会うこともあります。写真愛好家にはとくに人気のあるスポットですね。

 

——どの写真を見ても素晴らしいですよね。ぜひ生で見てみたいです。最後にもう一つ教えてください。

バスガイドさん:最後にオススメしたいのは新潟市西蒲区にある「上堰潟公園(うわせきがたこうえん)」。角田山の麓に広がる広い公園です。1周2kmの遊歩道があるので、よく散策しにでかけます。バーベキュー広場やローラーすべり台、ターザンロープなどもあって家族連れでいってもいいですよね。春には桜や菜の花、秋にはコスモスやわらアートも楽しめ、四季を通してオススメできるスポットです。

 

旅行は感動を与える、目に見えない商品。

——どのような思いでバスガイドの仕事をやっていますか?

バスガイドさん:旅行というのは楽しくなくてはいけないと思ってます。お客さんに感動を与える、目に見えない商品なんです。いろいろ大変なことや辛いこともある日常生活を離れ、いつもとはちがう風景を見たり体験をするのが旅行。そのお手伝いをする上で、お客さんに楽しんでもらえることが一番大事なことだと思っています。ですから、私も日常の嫌なことは忘れ、気持ちを切り替えて乗務に臨むようにしています。これからもお客さんによろこんでもらえるよう、バスガイドを続けていきたいと思っています。

 

 

新潟交通に入社して以来、ずっとお客さんの旅行を支えてきたベテランのバスガイドさん。今回はベテランならではのオススメ観光スポットを教えていただきました。どこも行ってみたくなる、気になるスポットなかりですね。ぜひ秋の行楽の参考にしていただきたいと思います。

 

 

新潟交通観光バス株式会社

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