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本格シーシャを隠れ家で。「くらげ」のシーシャで一服タイム。

JR長岡駅の東口を出てすぐ。コツコツコツとビルの階段を上がっていくと、なにやら漂ういい香り。そう、ここは本格シーシャが楽しめる隠れ家スポット「シーシャ Café&Bar くらげ」。今回はオーナーの土田さんに、シーシャに出会ったキッカケやお店の楽しみ方を聞いてきました。

 

シーシャ Café&Bar くらげ

土田 周也 Shuya Tsuchida

1995年長岡市生まれ。中越高校卒業後、長岡市内で働いて資金を貯め、沖縄やタイ、バリ、フィリピンなどを拠点にダイビング、サップ、カヤックなどのプロインストラクターとして活動。2021年「くらげ」をオープン。コーヒーと読書が好き。

 

プロインストラクタ―を目指して訪れた沖縄。そこで出会ったシーシャ。

――まずは、シーシャとの出会いからお聞きしたいと思います。初めてシーシャを吸ったのは、いつ頃だったんですか?

土田さん:高校を卒業してちょっとしてから、ダイビングやサップ、カヤックのプロインストラクターとして活動するために沖縄に拠点を移しました。沖縄って、晴れている日に遊ぶといったら、海辺で音楽を流してBBQをする、ビーチパーティーが主流なんですよね。そこにたまたまシーシャがあって、出会いました。

 

――ビーチパーティー?? 沖縄っぽい遊びですね! 沖縄でシーシャは一般的なんですか?

土田さん:んー……、場所にもよると思うけど、僕が暮らしていたエリアは沖縄に駐在している軍人さんやその家族がたくさん住んでいたから、もしかしたらそのせいでシーシャカルチャーがあったのかもしれないですね。

 

 

――なるほど。つまり、ビーチパーティーには、外国の人たちもフラットに参加を?

土田さん:そうですね。軍人さんもそうだけど、その子どもたちが同年代だったから、フランクにパーティーしていましたね。それこそシーシャに出会ってからは、シーシャ好きだけが集まってシーシャパーティーなんかも開催していました。

 

――シーシャパーティー??

土田さん:シーシャを吸いたい人たちの集いというか(笑)。それぞれ好みのシーシャを吸いながらダラダラと話していたり、「このフレーバーどう?」みたいに情報交換していたり、シーシャをひとつのコミュニケーションツールとして集まるんです。

 

隠れ家的休憩所。それが「シーシャ Café&Bar くらげ」。

――沖縄の後はどうされていたんですか?

土田さん: Iターンで長岡に戻ったら、シーシャのお店をやりたいと思っていました。だから帰ってきてからは飲食店で働いて、お店をやっていくためのノウハウを学ばせてもらったんですけど……そこの社長がとにかくスパルタで(笑)

 

――スパルタだからこそ、学べることも多いですよね(笑)。でも、プロインストラクターとして活動されていたのに、どうしてシーシャのお店をやってみようと?

土田さん:普通、仕事をしていたら職場のコミュニティ、学校では友達同士のコミュニティ……、あとは趣味のコミュニティがあったらラッキーなもので、これら以外のコミュニティってあまりないじゃないですか。でも、沖縄だとビーチパーティーとかシーシャを通して、いろんな人たちと接することができていたんですよ。それがすごく楽しくてね。そんな場を長岡でも作りたいと思って、お店をやる上でのコミュニケーションツールとして、シーシャを選んだんです。

 

――ふむふむ。それでシーシャのお店「くらげ」をはじめたってことなんですね。

土田さん:はい。だからひとりでも、友達同士でも、気軽に立ち寄れる空間にしたくて。「隠れ家的な休憩所」をコンセプトに、本格的なシーシャを吸えるお店を作りました。

 

組み合わせ、温度、配置、蒸し加減。これぞオタクの領域。

――本格的なシーシャというと?

土田さん:シーシャは水タバコとも呼ばれていて、中東から広まったカルチャーです。専用の香りがつけられたタバコの葉っぱを熱して、水を通した煙を吸います。紙タバコが普及している地域では存在が薄いんですけど、インドをはじめとした中東ではメジャーなんです。このシーシャを最大限に楽しむためには、蒸し加減、葉っぱの詰め方、いろんなスキルが必要で。気にしなければ誰でも簡単に吸えるけど、「くらげ」ではより良いシーシャを楽しんでもらうために、それぞれのフレーバーに合った提供の仕方をしているんです。

 

――へー、 紙タバコみたいに火をつけて吸うだけってわけにはいかないんですね。なかなか奥が深いですな。

土田さん:そうなんですよ。タバコの葉っぱにグリセリンを混ぜただけのものもあれば、ダークリーフといって、ニコチン成分が濃いものとか、いろんな種類が存在します。それぞれの特徴を把握することも大切だし、フレーバーを組み合わせることもあるから、配置や詰め方も重要になってくるんです。

 

 

――配置? 詰め方??

土田さん:例えば、アップルとキャラメルのフレーバーを組み合わせたとします。吸い始めはアップルをメインに感じて、後味でキャラメルの風味を楽しんでもらいたいとしたら、それに合わせた配置や詰め方を考えないといけません。じゃないと、ただただフレーバー同士が混ざり合って、ぶつかり合ってしまうので。……。まぁ、ここまで考えるようになると、シーシャのプロというより、ただのシーシャオタクですよね(笑)

 

 

――いやいや、お客さん側の意見としては、そこまでオタクだと安心ですけどね(笑)。ちなみに、「くらげ」には何種類のフレーバーがあるんですか?

土田さん:120種類ぐらいかな。

 

――120種類?? 予想より多くて驚きました。うん、オタクですね(笑)

 

 

土田さん:これだけそろえているのにも理由があって。いろんな種類のフレーバーがあることで、ビギナーからベテランまでが楽しめるのもそうだけど、吸って、試して、買ってもらえるようにしているんです。というのも、僕自身が自宅でシーシャを吸うのに通販サイトで購入していたんですよね。でも、味も香りも分からなければ、「サマーシャーベット」とか、想像しにくいネーミングが付けられているもんだから、もうお手上げでね。ただでさえ100gで3,000円ぐらいするから、失敗したくないじゃないですか。それでお店でも販売するなら、とにかく種類を増やそうって思ったんです。

 

――「くらげ」で吸って、好みを探せるってことなんですね。「隠れ家的な休憩所」をコンセプトにしているうえに、こんなにオタクレベルの知識やフレーバーの数がそろっていると……、大人数でワイワイするより、こっそりと遊びに来たくなっちゃいますね。

土田さん:読書をしながら、コーヒーを飲みながら、ゆっくり自分の時間を過ごしにシーシャを吸いに来ている人ばかりですね。お酒も提供しているけど、雰囲気的には喫茶店なんでしょうね。まぁ何であれ、休息のひとときをシーシャと共に楽しんでもらえて、シーシャを通して、ここならではのコミュニティが生まれてくれれば、「くらげ」をはじめた意味があるかなって思います。

 

 

シーシャ Café&Bar くらげ

新潟県長岡市台町1-8-20 林ビル201号

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