ダンスを通して「愛と共育」を子どもたちに伝える「RABBIT CLUB」。
カルチャー
2021.01.22
新潟市秋葉区にある県内最大級のダンススタジオ「DanceStudio RABBIT CLUB」。入口にはトロフィーや表彰状がずらりと並び、スタジオの中からは元気な子どもたちの大声が響いてきます。その中でもひときわ元気で溌溂とした声を出しているのが、オーナーで講師のDAI-CHANさん。今回はレッスンにお邪魔して、子どもたちのことやダンスについて、いろいろとお話を聞いてきました。


DanceStudio RABBIT CLUB
DAI-CHAN
1982年神奈川県生まれ。本名中澤大輔。「DanceStudio RABBIT CLUB」オーナー講師。スタジオを経営し、幼稚園や小学校でもダンスレッスンを行う。自らも「GOGOR」のリーダーとしてゲストショーケースやコンテストに参加。EXILEの新潟ツアーのバックダンサーを務めた他、「Your Friends」の専属バックダンサーも務める。最近はサウナにハマっていて資格まで取得した。
最初は保育士を目指そうとしていた、DAI-CHAN。
——子どもたちがとっても楽しそうで生き生きしてますね。どうしてダンススクールをやろうと思ったんですか?
DAI-CHAN: もともと子どもが好きで保育士になろうと考えていたんですよ。保育士になるための学校にも合格していたんですけど、クラスに男は僕ひとりだったから入るのをやめたんです。代わりに「アップルスポーツカレッジ」のキッズインストラクター科で、子どもに運動を教える勉強をしました。
——以前からダンスは得意だったんですか?
DAI-CHAN:実は授業で初めてダンスをやったんです(笑)
——えっ……。ダンスは専門学校以外でも勉強したんですか?
DAI-CHAN: テレビのダンス番組で見た先生のかっこよさに惚れ込んで、東京のダンススクールに押しかけて受講させてもらったんです(笑)。今まで15年かけて、毎年1ヶ月ずつレッスンを受け続けています。あとアメリカでも学びました。ロスアンゼルスやニューヨークにある有名なスクールでレッスンを受けたんですけど、どちらかというとダンスよりはアメリカの文化を学びに行ったっていう感じでしたね。
——専門学校を卒業してからは、すぐにダンスのお仕事を?
DAI-CHAN: 「RABBIT CLUB」の前身となる会社に就職したんですけど、当時そこでは本格的なダンスは教えていなくて、ヨガやアエロビクスをメインにした健康法を教えているスクールだったんです。でも自分が入ったからには、自分の得意なもので貢献したいと思ったので、「RABBIT CLUB」の中に「ダンス部門」を作ったんですよ。

みんなが同じ方向に矢印を向けることが大切。
——じゃあ、「RABBIT CLUB」はいつからダンススタジオになったんですか?
DAI-CHAN: 僕が30歳のときにダンススタジオを設立したんです。
——今の「RABBIT CLUB」について詳しく聞きたいと思います。どんなダンススタジオなんですか?
DAI-CHAN:ヒップホップとフリースタイルジャズのふたつをメインにしている、全世代対象のダンススクールです。現在講師は5名います。このスタジオ以外でも、新発田、安田、岩室などで毎週出張レッスンをやっています。

——今日は子どもたちのレッスンですけど、子どもたちにダンスを教えていて、難しいと思うことってありますか?
DAI-CHAN:発表会やダンスコンテストを目標にレッスンをする場合は、みんなの矢印が同じ方向に向くようにするのが難しいですね。ひとりひとり違った個性を持っていて、ダンスをする上でプラスになる個性もあれば、ときにはマイナスになる個性もあるわけです。そのバランスを考えてコントロールしながら「コンテストで優勝したい!」「いい発表会にしたいしたい!」っていう気持ちをみんなが共有できるように、いつも声がけをしています。
——モチベーションを保ち続けるのって難しいですもんね。
DAI-CHAN:でもそのおかげで、新潟で開催されている主要なダンスコンテストでは、ほとんどのタイトルをいただきました。子どもたちはダンスに本気で取り組んでくれるので、本当にうれしいですよね。「RABBIT CLUB」のコンセプトは「愛と共育」なんです。生徒を伸ばすために必要なのは「愛」だと思うんです。「教育」じゃなくて「共育」なのは、生徒だけじゃなくて先生も一緒に伸び続けなければならないっていう意味なんですよ。

人の心を動かすようなダンスを踊ってほしい。
——ダンスが上達するコツってあるんでしょうか?
DAI-CHAN: 自分からレベルが遠く離れている人と近い人を明確な目標にすると、上達が早くなりますね。あと人から指摘される前に、自分で自分の弱点を見つけられる子は、上達が早いんですよ。
——なるほど。なんかわかる気がします。じゃあ、子どもたちにはどんなふうにダンスを踊ってほしいと思っていますか?
DAI-CHAN: 人の心を動かすようなダンスを踊ってほしいですね。それにはテクニックだけじゃなくて、心が入っているかどうかが大切だと思うんです。たとえばランチに何を食べようか考えるとき「パスタが食べたい!」って強く思うのと、「パスタでも食べようかな……」って思うのでは全然違ってくるんですよ。同じダンスを踊っても、心が入っているかどうかで観客への伝わり方がまったく変わってくるんです。僕自身もそういうふうに踊り続けたいって思っていますね。

——ダンスを通して子どもたちも成長しそうですね。
DAI-CHAN:ダンスコンテストやバトルでタイトルを獲得することも大切だけど、それ以上に人間力が大切だと思います。しっかりと挨拶ができて、まわりの人から必要とされる大人になってほしいですね。

「大きな声で返事をしようね」「話を聞くときは相手の目をしっかり見ようよ」と、子どもたちに向けてDAI-CHANからたくさんの言葉がかけられます。ダンスはもちろん、しっかりした大人になってほしいという熱い思いが感じられるレッスンを見学させてもらいました。子どもたちも素直で生き生きしていて、DAI-CHANの思いをしっかり受け止めているようでした。
DanceStudio RABBIT CLUB
〒956-0025 新潟県新潟市秋葉区古田1-3 ポイントA 1F
090-4247-8624
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