Things

美容を通して、ひとりひとりに合った輝きを追求する「サロンルミナス」。

  • カルチャー | 2023.04.14

美容の力を通して全国規模で活躍する「サロンルミナス」。ひとりひとりにしかない「美」を発見・提供し、お客さんがより美しくなり、自信を持てるようになることを目指しています。そんな「サロンルミナス」のオーナーである齋藤さんに、オープンまでの経緯や美容への想いを伺ってきました。

 

サロンルミナス(SALON LUMINOUS)

齋藤 美里 Misato Saitou

1984年 村上市生まれ。Luminous代表。大学卒業後は社会福祉士として老人福祉施設で働き、独学で美容の世界に飛び込み、独立。約9年前から「美肌作りの神」と呼ばれるように。趣味は旅行。特技はモノマネ。

 

サロンルミナス(SALON LUMINOUS)

番場 竜太 Ryuuta Banba

1990年 五泉市生まれ。サロンルミナス店長/トップスタイリスト(歴12年)。専門学校を卒業後、万代のサロン2店舗で勤務。趣味は映画鑑賞。似合わせ小顔カットが得意。

 

お客様の声に後押しされ、本格的に美容の世界へ。

――まずは齋藤さんがサロンルミナスをオープンするまでの経緯を教えてください。

齋藤さん:私は大学卒業後、社会福祉士として老人福祉施設で働いていました。美容の勉強は23歳頃からはじめて、25歳で独立しました。元々は美容の仕事だけで食べていこうとは考えていなくて、介護の仕事をしながら、美容の仕事を細々とやっていこうと思っていたんですね。

 

――何か、美容の世界に本腰を入れるきっかけがあったんですか?

齋藤さん:だんだん、お客様から「本格的にやった方がいいよ」とか「絶対美容を本業にした方がいいよ」っていう言葉をいただくようになって、その気になっていきました。福祉の世界とは違う喜びややりがいがあったし、綺麗になったり健康になったりした人が心からの笑顔になるのが嬉しくて、やるんだったらもうとことんやろうと。

 

 

――お客さんの声に後押しされたんですね。

齋藤さん:そうですね。アトピー、ニキビ、加齢臭、口臭など、どこに相談しても治らなかったのが、私のところに来てみたら改善したと言って喜ぶお客様の顔を見たり、声を聞いたりすることが嬉しかったんですね。ひとりひとりに対して中途半端に関わりたくない気持ちもありました。

 

――老人福祉施設で働きながらのダブルワークは大変そうですね。

齋藤さん:朝から晩まで働いたあとに、お客様のご自宅に伺ってメイクをしたりエステの施術をしたりしていました。関東にもかなり勉強しに行きました。仕事が終わってから東京に行って、みたいなことを繰り返していたので、ほとんど寝られていなかったですね(笑)

 

独立の夢を、理解してくれた人。

――スタイリストの番場さんはどのようにして齋藤さんに出会ったんですか?

番場さん:齋藤との出会いは5年前で、僕が28歳のときでした。当時働いていた美容室のお客様に紹介してもらったんです。僕はスキンケアが好きだったから「肌の勉強をしたい」という話をお客様にしていたら、「勉強会があるから一緒に行かない?」って誘ってもらいました。

 

――その勉強会で出会ったわけですね。

番場さん:30歳までに独立したい気持ちがあったんですけど、経営のことはよく知らないし、何をどうしたらいいか分からなくて悩んでいたときでした。お金はないけど、独立はしたい。これまでもいろんな人に相談させてもらっていたけど「お金あるの?」「売り上げ大丈夫?」とかマイナスな質問が多かったんです。でも齋藤は「できるよ、それ」「どうやったらいいか一緒に考えていこう」って言ってくれて。齋藤に会ったときのこと今でも覚えているんですけど「その独立したい夢、一緒に叶えようよ」って言ってくれたんです。それでこの人についていこうって思いました。

 

――それが5年前で、「サロンルミナス」のオープンは?

齋藤さん:去年の2月オープンしました。出会ってから2~3年は準備の期間になりますね。

 

スタッフの個性を最大限に活かせるお店作り

――どんなコンセプトでお店を作っていったんですか?

齋藤さん:まず根底に、スタッフひとりひとりの得意なところとか特長、個性を最大限に活かしたお店作りがしたいという思いが強くあります。私も独立して何年も経っていた頃だったので、「どうやったら独立できるのか」など、いろいろ相談を受けていたんです。多くの方が悩んでいたのが、「運営者からの指示に従わなければいけない」っていう部分で、そのせいでせっかくのいいところが潰されてしまっている子が多いなと感じていました。なので個人のよさを引き出せる環境を作りたい、という思いでお店作りの準備をしていきました。最低限の礼儀やマナーはもちろんありますけど、それぞれが培ってきた得意分野を最大限に活かして表現できる場を提供したいというのが、このお店の根幹にあります。

 

――スタッフさんにとってはありがたい環境ですね。

齋藤さん:時間とお金に余裕のない美容師さんがすごく多いなと感じていて、ゆとりと余裕があれば自発的に向上心が芽生えて「もっとお客さんに喜んでもらうためにスキルを高めたい」と、自発的に動けるようになります。そうすると、お客様の要求に応えられるだけのキャパも大きくなると思います。

 

 

――番場さんはかなり働きやすくなったんじゃないですか?

番場さん:売り上げなど数字的な部分が上がったのは大前提としてあるんですけど、昔から僕を知る方に「明るくなったよね」「笑顔が増えたよね」「笑っている顔を初めて見た」「イキイキしているよね」と言われることが増えました。それは何が理由なのかと考えたときに、使用する商材もしっかりこだわれるようになりましたし、本当にお客様にとっていいと思えるものを自信を持って勧められる環境が整っているからだと思います。

 

――齋藤さんは他にも店舗を運営されているんですよね?

齋藤さん:「サロンルミナス」が美容室としては1店舗目です。他には「エフィンバイルミナス」(サロンルミナス同建物内2F)、「ルミナスビューティースタジオ」(中央区弁天橋通り)があります。ビューティースタジオのメンバーにはエステティシャンもいますし、ボディーメイクに特化したスタッフもいます。それぞれの店舗単体だけでなく、チームルミナスでのトータルビューティーをメインとして進めているんです。それぞれの店舗にいるエステ、メイク、身体づくりなどのプロフェッショナルが集結する美容イベントも、毎月2回開催しています。

 

――それはどういったイベントなんですか?

齋藤さん:美容の世界に一歩踏み込むのって結構勇気がいるっていう声を多く聞くんです。「そんなところに俺なんかが行っていいんですか?」みたいに謙遜される方が多いですし、「値段が高そう」っていうイメージもあると思います。そういった方に向けて最先端の技術を使った美容体験を気軽に体験してもらえるようなイベントを開催しています。例えば「サロンルミナス」でいうと、お店を貸し切り状態にして「美髪トリートメント」っていうサービスを体験できます。

 

――他にも力を入れていることはありますか?

齋藤さん:プロフェッショナル向けのこともやっています。「ミセスオブザイヤー」というアジア最大級の美容コンテストがあるんですけど、ついこの前も世界大会に行ってきました。新潟県代表として出場された方の専属のヘアーとメイクで私たちも参加して、その方がなんと準グランプリに選ばれました。

 

――今後の目標などは?

番場さん:僕はチームルミナスを世に広げていきたいです。店舗数を増やして、全国展開できればいいなって思っています。

 

齋藤さん:もちろん多店舗展開は視野に入れています。私たちと出会った方が自己成長をして学んで、プロフェッショナルなチームであり続けたいと思っています。

 

 

 

サロンルミナス(SALON LUMINOUS)

営業時間 : 9:00-21:00

定休日 : 不定休

TEL : 025-378-8368

※掲載から期間が空いた店舗は移転、閉店している場合があります。ご了承ください。
  • 部屋と人
  • She
  • 僕らの工場
  • 僕らのソウルフード
  • Things×セキスイハイム 住宅のプロが教える、ゼロからはじめる家づくり。


TOP