セレブリティなピンクの店内で楽しむ「生タピオカ専門店 Silk」。
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2019.08.22
大ブームのタピオカドリンクは、新潟駅南でも楽しめる。
東京から発信されたタピオカブームは全国に広がり、当然、ここ新潟でも。モチモチした触感のタピオカはインスタ映えするビジュアルも人気の秘密。JK(女子高校生)を中心に、連日、多くのタピオカ好きが列をなす、JR新潟駅南口の「生タピオカ専門店 Silk(シルク)」では、新潟離れしたインパクト抜群な店内でタピオカドリンクを提供しています。この人気はブームのお陰だけではないのでは?と考え、店長の田山さんに、Silkのタピオカドリンクのこだわりをうかがってきました。

生タピオカ専門店 Silk
田山直希 Naoki Tayama
新潟生まれ。関東の大学を卒業後、オープンして間もない「生タピオカ専門店 Silk」の店長に就任。野球少年の時代を経て今は筋トレが趣味。プライベートではタピオカドリンクよりもプロテインを好む。ニックネームは「ぷろたん」。
台湾で出会った、衝撃的なうまさのタピオカドリンク。コレなにーー??
――「Silk」がオープンしたキッカケを教えてください。
田山さん:数年前に、オーナーが台湾へ行ったんです。それで、その時に飲んだタピオカドリンクに感動したのがキッカケだそうです。「何?これがタピオカなの??」って、今まで飲んでいたタピオカドリンクが別物に感じるほどだったみたいで。
――別物…ですか?そんなにタピオカって違うんですか?
田山さん:実際、オーナーが台湾へ足繁く通って学んできたタピオカを食べさせてもらって、その言葉の意味がわかりました。モチモチとした食感なんだけどコシがあり、タピオカ自体にしっかりとした黒糖の味があるんです。こんにゃくみたいな食感じゃなくて。
――そういわれると気になってきますね…。
田山さん:ちょっと飲んでみますか(笑)
――なんか催促したみたいで、すみません(笑)

――うん!!めちゃくちゃうまいですね。独特の食感と、クセになる黒糖の味わい。インスタ映えだけでなく、純粋にドリンクとして飲みたくなりますね。
田山さん:そうなんですよ。オーナーは、台湾で衝撃を受けた当日に、7~8軒くらいタピオカ専門店を巡ったそうです(笑)

カレーは飲み物(ウソ)。タピオカは食べるもの。
――オーナーさんは、どのようにして台湾でタピオカを学んできたのですか?
田山さん:日本だと、「これって、どうやって作るんすか?」って聞いても、なかなか教えてもらえないじゃないですか。それが台湾だと、親切に「コレと、アレを合わせてね…」ってな具合に教えてくれるそうなんです。
――国民性の違いですね。台湾の人って、普段からタピオカドリンクを飲まれているんですか?
田山さん:ちょっと、考え方が違うらしく。日本の場合、タピオカドリンクのメインは「タピオカ」じゃないですか。台湾だと、タピオカドリンクはあくまで「ドリンク」なんです。タピオカはただのトッピングいうか…。
――確かに飲み物ではありますが、ちょっと重点を置く場所が異なるんですね。
田山さん:そもそも、看護師などの忙しい職業の人が、簡単に食事を取るために飲んでいたそうです。タピオカは炭水化物で、腹持ちがいいので。なので、日本人みたいに飲む習慣はあまりないらしいですよ。

本場を意識。でも、ここは日本。「Silk」のこだわり。
――それでは「Silk」のタピオカドリンクについて、いろいろお話を聞かせてください。やっぱり、ミルクティーベースがメジャーなんですか?
田山さん:そう思うじゃないですか。実は、本場も「Silk」もメジャーなベースはミルクなんですよ。
――ミルクですか?牛乳?
田山さん:はい、牛乳です(笑)。それが、めちゃくちゃ相性がいいんです。タピオカに染み込んだ黒糖の甘さがミルクに溶けて、黒糖ミルクみたいな味になります。

――へえ〜。ところでタピオカって、どうやってこの粒々になるんですか?
田山さん:まずは、乾燥したタピオカを煮込むんです。これが重要なポイントで。ただ煮たらいいのではなく、しっかりと寝かせて水分を浸透させないといけなくて。これらの作業は環境によって時間が変わってくるので、オーナーは作っては台湾へ行きを繰り返して、とにかく試行錯誤だったそうです。
――確かに台湾と日本では環境が違い、教えてもらった通りに作っても、その通りにはならないですよね。
田山さん:それに、日本人に合わせた固さの調整も必要なんです。結局、飲んでくれるのは日本人なので。オープンしてから反応を見て、最終調整をしました。

映画「ゴシップガール」を意識した非日常空間は、ゴージャスでオールピンク。
――それにしても、特徴のあるインテリアですね。
田山さん:この店内は、映画「ゴシップガール」をテーマにしています。作中の雰囲気を意識した絵を飾り、セレブの高校生が学校帰りに来るようイメージに。
――抜群にインスタ映えしますね。撮影スポットもあるんですね。
田山さん:ここで撮影していく高校生は多いですね。Instagramに投稿するんでしょうね(笑)。男子高校生がキャッキャしながら撮影していく姿も、最近ではよく目にするようになってきました。時代の流れですかね。
――「Silk」としての世界観が確立されているからでは?
田山さん:それはあるかもしれませんね。どこを見渡してもピンクの店内。インスタ映えするようにデザインされたカップ。かわいく見えるよう考えたタピオカドリンク。これらが揃って「Silk」です。若い子だけでなく年配の方も来てくれ、とても嬉しく思える現状を保ち、「Silk」らしい店づくりをこれからもしていきたいです。

「Silk」を代表する、人気のタピオカドリンク。


生タピオカ専門店 Silk
新潟県新潟市中央区笹口1-10-21 まるよし第18ビル 1F
090-1446-3395
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