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タイのローカルが味わえる、キッチンカー「旅茶屋」。

パクチー、唐辛子、レモングラスなどの香辛料やハーブをたっぷり使ったエスニックな味わいが特徴のタイ料理。魚醤の一種でもあるナンプラーを多く使うことから、日本人の口に合う料理が多く、近年ではタイフェスなんかも盛んに開催されるほどです。そんなタイ料理を楽しめるキッチンカーが新発田市役所に出店しているとの噂を聞きつけ、ここぞとばかりに突撃してきました。今回はタイ料理のキッチンカー「旅茶屋」の曽我さんにインタビューです。

 

旅茶屋

曽我 祐介 Yusuke Soga

1977年新発田市生まれ。高校卒業後、メーカー営業を経て独立。フェス専門の雑貨屋を運営していたが、新型コロナウイルスの影響で2020年8月よりキッチンカー「旅茶屋」をスタート。スノーボードのパトロールやインストラクター、新発田市の除雪業者なども務める「ワイワイバザール」の代表。

 

新型コロナウイルスの影響で、雑貨屋さんからキッチンカーへ転身。

――2020年8月からキッチンカー「旅茶屋」をスタートされたんですよね。それまではどんな仕事をされていたんですか?

曽我さん:高校を卒業してからはメーカーで営業をしていました。その後は2008年に独立して、「一期一会の旅する商店」というフェス専門の雑貨屋をスタートしたんです。「ARABAKI ROCK FEST(宮城県)」や「りんご音楽祭(長野県)」、「FUJI ROCK FESTIVAL(新潟県)」、「The Labyrinth(新潟県)」などのフェスでアパレルや雑貨などの販売をしていましたね。

 

――フェス専門って珍しいですね。どうして雑貨屋さんからキッチンカーへ転身されたんですか? 何かキッカケが?

曽我さん:簡単に説明するなら、新型コロナウイルスがキッカケですね。緊急事態宣言が発令されたぐらいから、2020年に予定されていたフェスのほとんどは中止になって。フェス専門でやっていたから、フェスが開催されないとね。

 

 

――そうだったんですね……。でも、どうしてキッチンカーだったんですか?

曽我さん:バリやタイなどにサーフィン目的でバックパッカーをしていたことがあります。そのときに出会ったのがアジア諸国のローカルフードです。これを日本でも食べられたらなと思ったのもあるし、5年くらい前からちょこちょことクラフトフェアなどのイベントでタイラーメンを提供していた経験があったんです。

 

――それでキッチンカーに転身したんですね。

曽我さん:雑貨屋からキッチンカーに転身したというよりも、雑貨屋をちょっとお休みして、ひとつの手段としてキッチンカーをはじめた、という方が正解かな。冬になるとスノーボードのパトロールやインストラクターなどもしているから、やっている事業がひとつ増えたって感じです。

 

タイラーメンは、真っ赤で辛いラーメンじゃないんだ。

――それでは「旅茶屋」について詳しく教えてください。どんなキッチンカーですか?

曽我さん:「旅茶屋」のメインはタイラーメンです。あとは鶏出汁で炊いたご飯にジューシーな鶏肉を乗せたカオマンガイや、最近ハマっているハンドドリップコーヒーなども提供しています。

 

――タイラーメンって、唐辛子がたっぷりの辛いラーメンですよね?

曽我さん:あ~、そのイメージが強いですよね(笑)。辛くて、パクチーが乗っていてね。でも、本場のタイラーメンは違うんですよ。今から作るから食べてみませんか?

 

 

――あ! 思っていたタイラーメンじゃない(笑)。フォーみたいにシンプルなんですね。

曽我さん:そうなんですよ。鶏ベースで塩味のスープに米粉麺、そして肉団子などのトッピングを少々。このシンプルなラーメンこそが、本場のタイラーメンなんです。辛くないでしょ?

 

――はい。全然辛くないです! さっぱりしていて美味しいです!

曽我さん:ちなみに、タイの屋台みたいに砂糖やナンプラー、フライドオニオンなどのテーブル調味料も用意してあるから、お好みで味変を楽しんでみてくださいね。

 

酢、豆板醤、フライドオニオン、砂糖、ナンプラー……。

――調味料を使って味変も楽しめるんですね。でも、いろんな種類があって迷うな……。曽我さんのおすすめは?

曽我さん:それなら酢をぐるっと回して、豆板醤をポンと加えてみてください。ちょっとした辛味に豆の発酵した香り、そして酢の効果でマイルドになって何とも言えないタイラーメンに変身します。「こんな味!」って説明はできないけど、好きなんですよね~。

 

――ふむふむ。では教えてもらった通りに……。あ、最初のタイラーメンの良さを残しながら、違った美味しさになりますね。

曽我さん:でしょ(笑)。欲張って全種類混ぜる人もいるけど、2~3種類ぐらいに抑えた方がごちゃごちゃしないで美味しくなるんです。そして、これがローカルなタイのテーブルルール。やり過ぎ注意ってことですね。

 

 

――そんなテーブルルールがあるんですね。タイに行くまで覚えておかないと。

曽我さん:「旅茶屋」は「Eat like a local(ローカルのように食え)」というテーマでやっています。だからローカルで提供されている味をそのまま再現して、ローカルの食べ方を伝えています。ぜひタイに行ったら思い出してみてくださいね。

 

――日本で暮らしていてもタイのローカルが体感できるなんて、海外へ行くのが難しい今は、とっても貴重なキッチンカーですね。

曽我さん:そうかもしれないですね。タイのローカルを感じてもらって、ワクワクしてもらって、みんなで喋って、とにかく楽しい時間を「旅茶屋」で過ごしてもらえたら嬉しいです。

 

 

 

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