燕三条製キッチンアイテムを揃えた
「ハイグレードストア」

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2026.02.26

text by Kazuaki Yamazaki

新潟県内では、ステンレス製の丼でラーメンを提供しているお店をときどき見かけます。この丼は「メタル丼」という保温食器で、中空二重構造によって温かい料理は温かいままに、冷たい料理は冷たいままに保つことができるんです。そんなメタル丼を生み出したのが、燕市にある業務用厨房用品メーカーの「株式会社カンダ」。アンテナショップの「ハイグレードストア」には、オリジナル製品を含めた豊富なキッチンアイテムが取り揃えられています。店長の神田さんをお店に訪ね、こだわりやおすすめについてお話を聞いてきました。

Interview

神田 いづみ

Izumi Kanda(株式会社カンダ)

1965年燕市生まれ。短大卒業後は証券会社に勤め、1990年の結婚を機に「株式会社カンダ」へ入社。出産後は専業主婦として家事や育児に専念してきた。2019年に「ハイグレードストア」がオープンしたのを機に店長として就任する。旅行が趣味で、印象に残っている旅行先は台湾。

キッチン用品や調理器具にこだわった
メーカー直販のアンテナショップ。

――かなり広いスペースに、たくさんの商品が並んでいますね。これ、全部キッチン雑貨なんですか?

神田さん:そうなんですよ。燕三条地域は世界的にも有名な、洋食器をはじめとした金属加工品の産地なんですけど、それを気軽に買えるお店はほとんどなかったんです。そこで業務用の厨房用品を製造している「株式会社カンダ」が、自社製品を中心として燕三条製のキッチン用品や料理器具を揃えて、誰もが気軽に買える店を7年前にオープンしました。

 

――そうだったんですね。このお店って、会社にもメリットがあるんでしょうか?

神田さん:製品を使う方に直接販売することで、お客様のニーズをつかむことができますし、それを自社の製品にフィードバックすることもできるんです。

 

――なるほど〜。ちなみに「株式会社カンダ」というのは、どんな会社なんでしょう?

神田さん:昭和40年に「神田熊市(かんだくまいち)商店」として創業し、その4年後に法人化しました。当時は「かんくま」という愛称で呼ばれていたので、現在でも自社ブランド製品には「カンクマブランドマーク」が刻印されています。「株式会社カンダ」に商号が変わったのは平成2年のことです。様々な業務用厨房用品を製造していますが、中華料理用品には特に力を入れていますね。

 

――自社ブランド製品には、どんなものがあるんですか?

神田さん: ピーラーやおろし金といったキッチン小物の「Kan(カン)」、和食職人さんに向けた包丁や雪平鍋などの「ものやさし」、中華鍋を中心としたラインナップの「神田鉄鍋」、中空二重構造で温度変化の少ない保存食器の「メタル丼」といったシリーズを展開しています。

 

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最も相談の多いキッチン用品、
店長のおすすめアイテム。

――これだけ品揃えがあると、探しているものは必ず見つかりそうですね。

神田さん:店舗になくても会社に在庫がありますし、在庫がなければ取り寄せることもできますので、お気軽にご相談いただきたいですね。

 

――お客さんの相談には、どんなものがあるんですか?

神田さん:お客様から相談されるもののなかで、いちばん多いのは「くっつかないフライパン」です(笑)

 

――皆さん悩んでいることは同じなんですね(笑)。人気があるのはどんな製品なんでしょう?

神田さん:お客様の目的は様々ですので、偏りなく均等にお買い上げいただいている印象ですね。強いてあげるなら、鍋やフライパンでしょうか。

 

――では、神田さんが個人的におすすめしたい製品を教えてください。

神田さん:豊富な種類を用意している野菜抜き型は、おすすめしたいですね。ひと工夫することで食卓が楽しく華やかになりますし、野菜嫌いのお子様でも食べやすくなるんじゃないでしょうか。

 

――こんなに野菜抜き型を揃えているところは、なかなかないんじゃないでしょうか(笑)。他にもおすすめはありますか?

神田さん:最近ブームになっている蒸篭(せいろ)です。入れて蒸すだけで簡単に調理できますし、水分や栄養を逃さずにふっくら美味しく仕上げることができるんです。当店では容器だけや蓋だけというようにバラ売りもできますので、必要なものだけ揃えることができます。

 

――蒸篭蒸しって今流行っているんですよね。お店の奥にキッチンスペースみたいなものがありますね?

神田さん:飲食店を開業する方のサポートもやっているんです。そのため、奥には厨房を再現したスペースをご用意していて、調理器具の使い勝手を試していただくことができるんですよ。色々試したなかで自分に合ったものを、お買い上げいただくことができます。

 

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燕三条製品の素晴らしさを伝え、
料理や食事を盛り上げていきたい。

――神田さんは、どんなことを心掛けてお店に立っているんでしょう?

神田さん:お客様からのご相談にしっかりアドバイスができるよう、製品を試しながら勉強するようにしています。

 

――やはり、実際に使ってみないとわからないものでしょうか?

神田さん:そうですね。全部使うことは無理なので、少しずつ使ってみています(笑)。インターネットを使ってお買い物ができる便利な世の中ですけど、見た目や情報だけで決めるよりも、実物を手にとってサイズ感や重さを確かめていただきたいので、気になる製品があったらぜひご来店いただきたいです。

 

――これだけアイテムが充実していると、遠くからも足を運ぶ人がいそうですね。

神田さん:燕三条製品は全国でも人気がありますので、県外からお越しになるお客様も多いんですよ。ですので地元の製品に誇りを持ちながら、自信を持っておすすめしていきたいですね。お客様には自分のお探しになっている製品以外にも、燕三条製品の素晴らしさに触れていただけたら嬉しいです。

 

――本当に素晴らしい製品ばかりですよね。見ていると思わずほしくなってきます。

神田さん:キッチン用品や調理器具にこだわると、お料理を作るときのモチベーションが上がりますし、食卓も充実して美味しく食事が楽しめると思うんです。そんなきっかけをつくっていきたいですね。

 

ハイグレードストア

燕市杉柳912-1

0256-64-8125

10:00-17:00

日曜祝日休

※最新の情報や正確な位置情報等は公式のHPやSNS等からご確認ください。なお掲載から期間が空いた店舗等は移転・閉店の場合があります。また記事は諸事情により予告なく掲載を終了する場合もございます。予めご了承ください。

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