生活を楽しく豊かにしてくれる雑貨が集まる、新津の「Lincle」。
その他
2022.12.28
皆さん、今年のクリスマスはどんなふうに過ごしましたか? 毎年プレゼントに悩んでしまうという人も多いんじゃないでしょうか。そんな悩みの相談に乗ってくれる雑貨ショップが、新潟市秋葉区のJR新津駅近くにある「Lincle(リンクル)」です。雪の降りしきるクリスマス前のある日にお店を訪ね、オーナーの黒崎さんから雑貨の魅力について聞いてきました。


Lincle
黒崎 牧子 Makiko Kurosaki
新潟市秋葉区生まれ。父親の転勤により全国各地で過ごす。短大を卒業後、病院の栄養士やアパレルショップの販売員を経て、20代前半で友人と共に新潟市内の雑貨店立ち上げに関わり15年間働く。2016年に独立し秋葉区で「Lincle」をオープンする。最近の趣味は花屋めぐり。
プロに聞く雑貨選びのポイントとは
——とうとう雪が積もりました。お店の中はクリスマスっぽさもあって暖かいムードですね。
黒崎さん:ありがとうございます。季節感は大切にしていますので、シーズンに合わせて商品の陳列はこまめに変えていますね。今のおすすめは暖かくて締め付けの少ない靴下や、石油ストーブの上でお料理を温めることができる陶器です。もう少しするとクリスマスリースもお正月飾りに変わります。

——クリスマスプレゼントにぴったりなものが多いですね。黒崎さんはどんなことを基準にして商品をセレクトしているんですか?
黒崎さん:お客様がどんな目的やシーンでお買い上げになるのかを想像しながら商品を選ぶようにしています。贈り物用なのかご自宅用なのか。贈り物用だったら、どんな目的で誰に贈る物なのか。ご自宅用だったら、どんな環境でどんなふうにお使いになるのか。そういうところを細かく想定していますね。
——いろいろ考えてセレクトしているんですね。
黒崎さん:デザインや機能性が優れているっていうだけじゃなくて、価格帯も重視しています。どんなにいい商品でも、お客様が手に取りにくい価格だったら意味がないですからね。

——なるほど。逆にお客さんが雑貨を選ぶときに、考えてほしいポイントってあるんですか?
黒崎さん:う〜ん……。素材やデザインが、価格と見合ったものかどうかというところですかね。あと使いやすさもチェックした方がいいと思います。デザインが気に入っていても使いにくいとだんだん使わなくなってしまうので、ひとつでも引っかかるところがあったら買わない方がいいかもしれませんね。
——生活雑貨となると、デザインだけじゃなくて機能性も大切なんですね。
黒崎さん:そうですね。食器だけをとっても、オーブンや食器洗浄機で使えるのか、重過ぎず子どもやお年寄りも使えるのか、口当たりはいいのか……いろいろなシーンや用途で使うことを考えて、より自分に合ったものを選んでいただきたいと思います。

本当にお勧めしたい雑貨を揃えた「Lincle」。
——黒崎さんはいつから雑貨の仕事に携わってきたんでしょうか?
黒崎さん:20代前半からですね。最初はスポーツ栄養士になりたかったので、短大で資格を取得したんです。ところが当時は企業の実業団も規模を縮小していた頃だったので、あきらめて栄養士として病院に就職したんです。でも私は朝が弱くて早起きが苦手なんですよ(笑)。だから、患者さんの朝食準備がある病院の仕事には向かないことがわかったんです。
——それで雑貨の仕事に?
黒崎さん:学生時代にアパレルショップでアルバイトをしていて、接客のお仕事が楽しかった思い出があったので、ビルボードプレイスにあるお店で販売スタッフとして働きはじめたんです。改めて私は接客業に向いていると感じましたね。それでその頃、お友達といつか雑貨販売のお店をはじめたいと話し合っていたら、すぐにそのチャンスがめぐってきたんです。

——どんなチャンスだったんですか?
黒崎さん:雑貨関係のお仕事をされている人から、新しくはじめる雑貨店の立ち上げに協力してほしいと頼まれて。それでお友達と3人で携わることになったんです。
——おっ、願ったり叶ったりじゃないですか。
黒崎さん:そうなんですよ。商品の買い付けから陳列方法の選定、店舗の運営指導など、ひと通りのお仕事をやらせていただきました。店長も務めさせていただきましたけど、後半はほとんど買い付けの仕事をしていたので、商品を選ぶ目は鍛えられたと思います。
——その経験が「Lincle」にもつながっているんですね。
黒崎さん:とても勉強になりましたね。ただ、大きなお店だとそれだけ多くの商品を仕入れなければならなくて、仕入れた商品は売らなければならないので、売れる商品を仕入れなければならないんですよね。そうしているうちに、自分が本当にお勧めしたい商品と売れる商品とのギャップを感じるようになってきて疲れちゃったんです。
——それで「Lincle」をオープンしたんですね。秋葉区を選んだのはどうしてなんですか?
黒崎さん:前に働いていた雑貨店はいくつか店舗があったんですけど、お店によって売れ行きの差があったんです。それってお店があったエリアで暮らしている人たちに違いがあったんじゃないかって思うんですよね。秋葉区の人たちって、クオリティにこだわって良いものを理解してくれる感性を持っているように感じたんです。

——「類は友を呼ぶ」っていう言葉を思い出しました。
黒崎さん:ありがとうございます(笑)。あと秋葉区って地元愛の強い人が多いんですよ。私は引っ越しが多くて「地元」と呼べる場所がないので、地元を大切にする秋葉区の人たちに魅力を感じたんですよね。
——最後に、雑貨の魅力を教えてください。
黒崎さん:いい器を使って食べればご飯も美味しく感じるし、面倒な手の消毒もいい香りがついていれば楽しくなると思うんです。今日みたいに雪が降って気分が滅入るときでも、いい香りが気分を癒してくれたりしますよね。そんなふうに、雑貨っていうのは生活をちょっと楽しく、ちょっと豊かにしてくれるものだと思うんです。ひとつだけでもお気に入りの雑貨を使ってみるだけで、生活が変わってくるんじゃないでしょうか。

Lincle
新潟市秋葉区新津本町2-13-20
0250-47-8752
11:00-18:00
月曜休(日曜は不定休)
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