海外からも支持されるキャンプギアブランドの実店舗「One4」。
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2022.01.31
ここ数年のブームですっかりキャンプにハマってしまったという方、多いんじゃないんでしょうか。そんな方たちはもちろん、キャンプに詳しくなくてもワクワクするようなアイテムが見つかるお店が、亀田の商店街にあるって知っていましたか? その名も「One4」です。海外からも支持されるキャンプギアブランド「PINOWORKS」の実店舗で、ほとんどの製品は店内の工房スペースで製作しているんだとか。今回は「PINOWORKS」の代表であり「One4」の店長でもある佐藤さんにいろいろとお話を聞いてきました。

One4
佐藤 洋俊 Hirotoshi Sato
1977年新潟市東区生まれ。長年内装の仕事をしていたが、2014年に趣味で作っていたシェラカップのハンドルカバーがSNSで話題になったことをきっかけに、キャンプギアブランド「PINOWORKS」を立ち上げる。2020年10月、亀田の商店街で工房を兼ねたアウトドアショップ「One4」をオープン。最近はフライフィッシングによく行く。

はじまりは、「自分の道具をかっこよくしたい」という思い。
――佐藤さんはもちろんキャンプがお好きだと思うんですけど、昔からよく行かれていたんですか?
佐藤さん:中学生の頃までは親に連れられてよく行っていたんですけど、大きくなってからは行かなくなりました。だけど14年くらい前、大人になってから犬を飼ったのがきっかけでまたはじめたんです。旅行が好きだったんですけど、ペットがいると泊まれる場所って少ないじゃないですか。それでキャンプをしようかなって。
――なるほど。道具は何を見て揃えていったんですか?
佐藤さん:その頃はあまり情報がなかったもので、「WEST」とかアウトドアショップを見たり、あとは人のブログを見て、使っている道具を参考にしたりしていました。
――そこからご自身で道具を作られるようになったきっかけはなんだったんでしょうか。
佐藤さん:キャンプをやっていて、「自分が使っている道具をもっとかっこよくしたい」っていう思いがあって。当時は今ほどキャンプブームではなかったし、気の利いた道具がいっぱいあるわけではなかったので、自分で作りはじめました。それが7年前ですね。
――最初はどんなものを?
佐藤さん:シェラカップっていう金属製のカップがあって、焚火とかで火にかけるんですけど、持ち手が熱くなっちゃうんです。だから革でカバーを作れないかなと思って、ネットとかで調べながら独学ではじめました。

――じゃあ趣味で作られていたところから「PINOWORKS」というブランドを立ち上げることになったんですか。
佐藤さん:作ったものをインスタにあげていたら、いろんな方から「作って欲しい」って言っていただいたのがきっかけです。当時は内装の仕事をしていたので、その空き時間に作っていたんですけど、「WEST」とか、お店でも取り扱っていただけるようになってからは製品づくりをメインでやるようになりました。内装の仕事は今も依頼があればやっています。
――そうだったんですね。どういった経緯で、作ったものをお店でも置いてもらえるようになったんですか?
佐藤さん:「WEST」で働かれている方で、今も仲良くさせてもらっている方がいるんですけど、当時キャンプグッズの担当をされていたので「こんなのを作ってみたんだけど」って見せてみたら「いいね、おもしろいね」って言って、置かせてもらえることになったんです。そこからだんだん取扱店が増えていきました。

愛着がわくほど、長く使えるものを作りたい。
――今ではいろんなアイテムを作られていますよね。やっぱりメインは革製品なんでしょうか?
佐藤さん:そうですね。金属製のものもあるんですけど、それはここの工房ではなくて他のところで作っています。
――金属製のものというと、こういうものでしょうか? このカップ、すごくかわいいですね。
佐藤さん:これは女性向けに作ったシェラカップです。デザインは他の方に頼んだんですけど。自分用っていうよりは「キャンプ好きな方へのプレゼントに」っていうイメージです。贈り物にできるように箱にもこだわりました。

――キャンプ以外でも使いたくなりそうですね。「PINOWORKS」ではどういうアイテムを作るように意識されているんでしょうか?
佐藤さん:革もそうなんですけど、使っていって変化していくと、愛着がわいてくるじゃないですか。そういう長く使えるものを作っていきたいです。

――実店舗をはじめたのにはどんな理由が?
佐藤さん:オンラインショップの写真だけだと実物がどんなものかわからないじゃないですか。椅子だったら座ってみないとわからないし。そういうのを気にしてもらいたかったし、自分の作っているものをお店に置きたかったので、実店舗をはじめました。
――以前は古町でお店を出されていたそうですね。
佐藤さん:はい。2019年まで上古町商店街でお店をやっていました。お店と一緒に工房も構えようと思っていたんですけど、ちょっと狭すぎたのと契約のタイミングもあったので、2020年の10月末にここへ移りました。
――セレクトアイテムも置かれているんですよね。どういうポイントで選ばれているんですか?
佐藤さん:ブランドをやられている方って、僕みたいにキャンプが好きで自分でブランドを立ち上げた人が多いので、友達なこともあって。そういうつながりでお店に置かせていただいたり、あとは量販店にはない、ここじゃないと買えないものを選んだりしています。

――ここ数年のキャンプブームで、キャンプ初心者の方が相談に来られることもあるんでしょうか。
佐藤さん:そうですね。ブームについても、いいことだなと思います。ひと昔前だとキャンプって、外で寝るとか、あまりきれいなものじゃないイメージがあったじゃないですか。だけどブームになってからは、CMとかでもキャンプのシーンが出るようになって、敷居が下がったというか、はじめやすくなった方も多いみたいで。ブームがいいきっかけになっているんだと思います。

海外の方にも「PINOWORKS」の製品を手に取ってもらいたい。
――佐藤さんはキャンプのどういうところが好きですか?
佐藤さん:普段は感じられないことを感じられますし、自然のなかで過ごせるっていうのはやっぱりいいですよね。キャンプだけではなくてアウトドア全般が好きなので、釣りやカヤックをしてキャンプで泊まって、また釣りをするとか、そういうのが楽しいです。
――アウトドアが好きな方から見て、新潟の環境ってどうなんでしょうか?
佐藤さん:アウトドアを楽しむのにすごくいいところだと思います。海があるし、ちょっと行けば山もあるし、冬になれば雪も降るし、僕自身も新潟が好きです。
――では最後に、佐藤さんの今後の目標を教えてください。
佐藤さん:今、海外でも何店舗かで「PINOWORKS」の製品をお取り扱いいただいているんですけど、もっと海外の方に見ていただきたいっていうのがあります。あとは、キャンプの道具だけではなくて、ものづくりの楽しさも伝えられたらいいなと思っています。

One4
新潟県新潟市南区東萱場2016-1 ※移転しました
025-211-8265
11:00-18:00
水曜定休
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