我が子のように愛情こめて作られる、加茂市「Petit Canard」のパン。
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2022.04.05
今回は、加茂の住宅街で営業しているパン屋さん「Petit Canard(プティ カナール)」にお邪魔しました。お店に一歩足を踏み入れると、パンのバリエーションの豊富さにびっくり。これだけ種類があると、どれを買ったらいいのか迷ってしまいそう。今回はお忙しいご主人に代わって、奥さんの晴香さんからパンのこだわりやお店の思いを聞いてきました。


Petit Canard
高野 晴香 Haruka Takano
新潟市秋葉区生まれ。現在は田上町在住。東京の短大を卒業し、新潟市に戻ってからはホテルの宴会部門で働く。その後、県内外の書店勤めを経てご主人の洋平さんと結婚し、2013年に加茂市で「Petit Canard」をオープン。
「Petit Canard」という店名に込められた意味。
——すごい種類のパンが並んでいますね〜。いったい何種類あるんですか?
高野さん:80〜100種類あります。
——100種類! それだけの種類があると、作るのが大変ですね……。
高野さん:そうですね。そのために主人は、深夜から仕込みをしています。

——どうしてそんなにたくさんの種類を作るんですか? もうちょっと少なくてもよさそうなのに……(笑)
高野さん:お客様に、自分好みのパンを選ぶことを楽しんでいただきたいんですよ。だから、できるだけ多くの種類をご用意するようにしているんです。パンだけでなく、カヌレやシフォンケーキといったお菓子もご用意しています。
——お客さんにとっては嬉しいですね。ご主人はパン職人として長い経験をお持ちなんですか?
高野さん:全国的に有名なベーカリーで、20年近く働いてきたんですよ。東京へ単身赴任していたときは商品開発にも携わっていましたし、今までパンやスイーツのコンクールでいろいろと受賞歴があるんです。これはぜひ記事に載せてもらおうかな(笑)

——ほんとだ! 表彰状がたくさんありますね。奥さんは、パン屋さんで働いていた経験ってあるんですか?
高野さん:パン屋さんで働いた経験はなくって、ホテルや書店で接客をやってきたんですよ。でも主人と一緒に「Petit Canard」をはじめることになってから、2年くらいパン屋さんで修業をしてきました。人が口に入れるものを扱う仕事だから、毎日のように緊張していましたね。それは今でも変わらないです。
——奥さんもお店でパンを作ったりしているんですか?
高野さん:私はサンドイッチを担当しているんですよ。今よりもっと美味しくなるように開発していきたいと思っています。「また来たい」と思ってもらえるように、笑顔を欠かさず接客するよう心掛けていますけど、マスクしているから表情はわからないですよね(笑)
——確かにそうですね(笑)。ところで、店名の「Petit Canard」ってフランス語ですか?
高野さん:はい。「小さい鴨」っていう意味の言葉なんですけど、母親が自分の子どもを愛情こめて呼ぶときに使われるんです。かわいい我が子のように、ひとつひとつ愛情をこめてパンを作りたいという気持ちを店名にしました。
——なるほど〜。もしかして「鴨」と「加茂」も掛かっているんでしょうか?
高野さん:はい(笑)

「かわいい我が子」で幸せを感じてほしい。
——パンを作るときのこだわりを教えてください。
高野さん:一番大きいのは「お客様に安全なものを、美味しく召し上がっていただきたい」という願いですね。だからできる限り国産や地元産で、安心して食べられる食材を使うようにしていますね。あと作れるものはできるだけ、自分たちで手作りするようにしています。
——それにしても、これだけパンの種類があると迷ってしまいそうですよね。おすすめのパンはあるんですか?
高野さん:歯切れの良さにこだわりながら作っている食パンは人気がありますね。あとパンじゃないけど、シフォンケーキも人気です。主人はバゲットやカンパーニュといったハード系のパンが得意なんだけど、あんまりニーズがなかったので、かなり種類を減らしたんですよ。

——お客さんのニーズを知ることって難しそうですね。
高野さん:本当にそれはありますね(笑)。自分たちが自信を持っておすすめしたいパンでも、お客様には受け入れていただけないときもあるんですよ。こればっかりはやってみないとわからないので、本当に難しいと思います。
——予想していた反応と違うこともあるんですね。
高野さん:でもダイレクトにお客様の声を聞くことができるのは、本当にありがたいんですよ。品名を挙げて具体的に感想を聞かせてくれるお客様も多いので、参考になるし励みにもなるんです。そういうときは、パン屋をやってきてよかったなと心から思いますね。

——そういう声には応援の気持ちが感じられますよね。他に嬉しいと思うことってありますか?
高野さん:地域の人たちが「Petit Canard」のパンを、おうちで食べて笑顔になってくれていたら嬉しいですね。うちの「かわいい我が子」で幸せを感じていただけたら、私たちも幸せなんです。

Petit Canard
新潟市西区内野町57−3 ※移転しました
7:00-18:00
水曜休
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