パスタランチの種類が豊富な柏崎のカフェレストラン「Angelo-」。
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2023.05.02
日本のヘヴィメタルシーンを大きく変えたバンドのひとつに「X JAPAN(旧名X)」があります。そのX JAPANに影響を受け、ヘヴィメタバンドでギターを弾いていた経験を持つ女性が、柏崎ではじめたイタリアンのお店が「Angelo-(アンジェロ)」です。オーナーの佐藤さんにお会いしてお話を聞いてきました。


Angelo-
佐藤 円香 Madoka Sato
1978年京都府生まれ。東京で様々なアルバイトをやりながらヘヴィメタのバンド活動を行う。解散後は柏崎に戻り、2016年に「Angelo-」をオープン。X JAPANのファンで好きな曲は「Silent Jealousy」。
バンギャがはじめた、イタリアンのお店。
——お店のいたる所にX JAPANのHIDEさんがいますね。
佐藤さん:中学生の頃にたまたま聴いた「Silent Jealousy」がきっかけでX JAPANのファンになって、メンバーのHIDEさんから影響を受けてギターをはじめたんです。一時期は東京で飲食店やライブハウスのアルバイトをしながら、ヘヴィメタのバンド活動をしていました。

——ヘヴィメタバンドをやっていたんですか! 当時の動画があったらぜひ見てみたいです(笑)。ところで、佐藤さんが自分のお店をはじめたいと思ったきっかけって何だったんでしょうか?
佐藤さん:東京でバンドをやっているときも、柏崎へはたまに帰ってきていたんです。そのときにイタリアンレストランで食べたうにのパスタの独創性に感動して、いつかは自分でもお客様を感動させられる料理を提供したいと思っていました。
——そうだったんですね。お料理はアルバイト時代に学んだんですか?
佐藤さん:アルバイトしていた飲食店でも学びましたけど、ほとんどは独学ですね。作ったものをいろんな人に試食してもらって、その感想をもとに改良を重ねていきました。ダシを取るときもいろいろなイタリアの食材を試して作り上げてきたので、イタリア料理本来のレシピとは違った作り方をしている可能性もあります(笑)
——それはつまり……オリジナリティということですね。
佐藤さん:他のお店ではあまり食べられないようなメニューをお出ししたかったんです。そして「次もまた来たい」と思っていただけるような、インパクトを与えられるように努力しています。
——なかでもオススメはどんな料理ですか?
佐藤さん:私がイタリアンのお店を志したきっかけになった「うにのパスタ」です。瓶詰めのペーストではなく、新鮮な生うにを使っているのが特徴です。ソースはクリームとトマトクリームの2種類からお選びいただけます。

——イタリアンレストランをはじめるきっかけになった味を、佐藤さん流に再現したわけですね。それにしてもメニューの種類がめちゃめちゃ多いですよね。
佐藤さん:ここに載っていない裏メニューも何種類かあるんですよ。ほとんどは常連のお客様からのリクエストにお応えしたものなんですけど、ひとつだけSNSで紹介した裏メニューがあるんです。それが「カツドリア」で、ご注文には対応しているんですけど予約が必要なんです。
——裏メニューもたくさんあるんですね(笑)
佐藤さん:あと私の敬愛するHIDEの「LEMONed I Scream」という曲名をつけたメニューもあります(笑)。その名の通りレモネードとアイスクリームのコラボスイーツで、夏期限定メニューなんです。

地産地消にこだわった、地元密着型のお店。
——店名の「Angelo-」って、どんな意味があるんですか?
佐藤さん:イタリア語で「天使」っていう意味なんです。女性の天使は「Angela(アンジェラ)」、男性の天使は「Angelo」なんですけど、「Angela」はよく使われている名前なので、あんまり使われていない「Angelo」の方を選びました(笑)
——オープンされたのはいつでしたっけ?
佐藤さん:2016年の4月です。初日から思っていた以上のお客様が来てくださったので、用意していた食材ではまったく追いつかなかったんです。しばらくは睡眠時間を削って仕込みをする日々が続きましたね。
——食材にはこだわりがあるんでしょうか?
佐藤さん:地元に根付いたお店でありたいと思っているので、できる限り地産地消を心掛けています。「柏崎市食の地産地消推進店」にも登録させていただいているんです。

——柏崎って、海も山も美味しいものがたくさんありそうですもんね。お店をはじめるときに、佐藤さんが思い描いていた理想のかたちってあったんですか?
佐藤さん:私が音楽をやっていたこともあって、ライブハウス兼レストランにしたかったんです。でも柏崎は夜よりも昼の方が人の多い町なので、ランチメインのお店にしました。その土地の人柄をつかんで、それに合わせた営業をすることが必要だと思うんです。そのおかげで7年間続けてこられたんじゃないかな。

——ちなみに、このお店にはどんなお客さんが多いんですか?
佐藤さん:幅広い年代の方が来てくださいますけど、いちばん多いのは70〜80代のお客様なんです。その年代のお客様は初めてのお店に入っても雰囲気に馴染めず「しまった」と思うことも多いそうなんですが、うちのお店については「入りやすいし落ち着いて過ごせる」とおっしゃってくださいます。
——まさしく地元に密着したお店ですね。最後に佐藤さんの夢を教えてください。
佐藤さん:いつか夢が叶うのなら、まったく違った場所でもお店に挑戦してみたいですね。夢の夢のそのまた夢ですけど、海外でもお店をやれたらいいですね。

Angelo-
柏崎市鏡町1-32
070-3125-6399
10:00-15:30
土日曜祝日休
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