そろそろ家づくりをはじめたいと思っている方のために、Things編集部が家づくりのプロである「セキスイハイム」のスタッフさんにお話をうかがう連載企画「住宅のプロに教わる、ゼロからはじめる家づくり」。
「家を建てるときってどうしたらいいの?」「展示場ってどういうポイントをチェックしたらいいの?」「家ってどのくらいの期間で建つの?」などなど、夢のマイホームを建てるための、大事なポイントからちょっとした疑問まで、いろんなことを超初心者目線でお聞きしてきます。第12回は「いよいよ完成!新しい家との付き合い方」と題して、メンテナンス方法などについてご紹介します!
セキスイハイム信越株式会社 新潟支店
小黒 充 Mitsuru Oguro
2019年4月燕市にオープンした体験型ショールーム「ハイムギャラリーパーク新潟」の営業マン。宅地建物取引士、相続診断士の資格を有する。休日の趣味は家族でアウトドアに繰り出すこと。
――今日はよろしくお願いします。この連載では、これまで家づくりの流れをずっと教えていただいてきました。展示場見学や資料請求からはじまって、間取りやデザインなどを決め、着工、そしていよいよマイホームの完成と受け渡し。さてこの段階になってから、施主側に何かすることはありますか?
小黒さん:まずは夢のマイホームをとことん楽しんでいただきたいですね。そしてこの段階からは、実際に暮らしながら、必要な生活用品を備えたり、整理したりしていただければと思います。
――そうですよね、リアルな生活がはじまって、引っ越しの荷物とかも片づけなければですしね。
小黒さん: それが終わったら、今度は住宅を長持ちさせるためのメンテナンスが重要なポイントになってきます。
――メンテナンスというと?
小黒さん:例えば釣りやカメラなどの趣味をされている方はわかると思いますが、道具のメンテナンスは重要ですよね。これと同じで、住宅もメンテナンスを定期的に行うことでより良い状態を維持することができます。セキスイハイムの住宅は、タイル外壁や、ステンレス屋根等、高耐久の素材を多く使用しており、メンテナンスの回数を減らすことができますが、それでも、メンテナンスをゼロにすることはできないんです。家って、メンテナンスをするべき箇所はたくさんあるんですよ。
――例えばどんなところでしょうか?
小黒さん:屋根は常に雨や風にさらされて紫外線も浴びています。目に見える破損だけではなくて、防水性も維持しなくてはいけません。仮に水漏れが生じてしまうと住宅を痛めることになって、ほっておくと大掛かりな工事が必要になることもあります。そして外壁も同じようにメンテナンスが必要です。定期的(5~10年に1回)に目視で剥がれやサビがないかをチェックしましょう。
――雪の降る新潟ならではのチェックポイントってありますか?
小黒さん:雨どいですね。落ち葉の溜まってしまった雨どいは水が流れにくくなって、そのまま冬を迎えると氷柱(つらら)ができます。そうすると氷柱の重さで雨どいが破損する危険性があります。雪が降る前にチェックすることをオススメします。
――なるほど。ちなみに不具合などを発見した場合はどうしたらいいですか?
小黒さん:近くの展示場か、もしくは24時間365日受け付けている窓口があるのでご連絡ください。状況を確認して適切な対応を行います。セキスイハイムには住宅に必ず付いてくる「60年長期サポートシステム」というアフターサービスがあって、定期的に点検にお伺いしているので、そのときに気になる箇所をお伝えいただいても構いません。
――60年…長いですね。その「60年長期サポートシステム」について詳しく教えてください。このサービスは無料なんですか?
小黒さん:はい、セキスイハイムの住宅には必ず無料で付いてくる点検サービスです。将来もずっと安心して快適に住み続けていただくために、セキスイハイムではお引き渡し後、6ヵ月目、1年目、2年目、5年目…60年目と定期的に建物を点検させていただきます。
――60年目まで…すごいですね。どんな内容の点検なんですか?
小黒さん:まずは屋根や外壁などの屋外診断を1時間、そして扉の動きや水回りのチェックなどの屋内診断に30分、最後に診断後のご説明を30分。おおよそ2時間の点検作業です。もし不具合が発見された場合は、保証内であればもちろん無償で対応させていただいていますし、扉の動きなどちょっとした調整であれば私たち営業マンも対応しています。
――丸ごとチェックしてくれるんですね。驚きです。ちなみに、新築の状態をなるべく維持するために普段から気を付けるポイントはありますか?
小黒さん:扉は優しく閉めるなど、とにかく大切に扱うことですね。あとは床や壁クロス、浴室などのお手入れを定期的に行うことをオススメしています。日本の風習として「年末大掃除」がありますけど、普段からこまめにしておくことでまんべんなくメンテナンスできるんです。
――床や壁クロスのお手入れって…、つまり拭き掃除をすればいいんですか?
小黒さん:お手入れ方法って、案外わからないことが多いですよね。そこで役立つのが、セキスイハイムが配信している「お手入れ読本」というWebサイトです。ここでは玄関やキッチン、室内ドアなどの部位だけでなく、季節ごとのお手入れ方法を解説しています。例えば子どもが壁クロスに落書きをしてしまったときの拭き取り方法とか、そういう細かなポイントが充実している。住宅は、日々のお手入れとアフターサービスでいつまでもお気に入りの場所であり続けられます。大切に住み続けていただけると、私たちセキスイハイムも嬉しい限りです。
新型コロナウイルス感染拡大防止への対応について
この度の新型コロナウイルス感染拡大に伴い、展示場見学及びイベントに関しては予約制とさせていただきます。ご来場前にご連絡をいただくことで、より安全にご見学いただけます(ご予約が重なる場合は時間を調整させていただくことがございます。また、ご来場の際にはマスクの着用をお願いします。アルコール消毒液等をご用意してお待ちしております)。ご案内の際には運営スタッフがマスクを着用して対応する場合がございますので、予めご了承ください。ご理解とご協力の程、よろしくお願い申し上げます。
風格に満ちた存在感とモダンで個性あふれるシルエットの「パルフェN」。
商品カテゴリー/鉄骨系積雪地向け住宅
商品名/パルフェN
設備・仕様/太陽光発電、蓄電池、スマートハイムナビ、快適エアリー、タイル外壁
住所/〒950-0017 新潟県新潟市東区新松崎1-3-33(UXハウジングステーション)
時代に左右されないスタイルと、歳月を経ても変わらない住み心地「グランツーユーV」。
商品カテゴリー/積雪地向け住宅
商品名/グランツーユーV
設備・仕様/太陽光発電、スマートハイムナビ、空気工房、タイル外壁、ボウウィンドウ
住所/〒950-1101 新潟県新潟市西区山田89(TeNY住まいるプラザ)
2×6ユニット工法、セキスイハイムの木の家「グランツーユー」。
商品カテゴリー/木質系積雪地向け住宅
商品名/グランツーユー
設備・仕様/太陽光発電、空気工房、タイル外壁(1F)、ボウウィンドウ
住所/〒950-0923 新潟県新潟市中央区姥ヶ山字大日南田115(日報+BSN住まいの広場新潟南)
モダンで個性あふれるシルエット、最新のスマートハイム仕様の「パルフェN」。
商品カテゴリー/鉄骨系積雪地向け住宅
商品名/パルフェN
設備・仕様/太陽光発電、蓄電池、スマートハイムナビ、快適エアリー、タイル外壁
住所/〒940-2108 新潟県長岡市千秋1-103(日報+BSN住まいの広場長岡)
白を基調とした外観やインテリアが、明るくモダンな住空間を実現する「パルフェN」。
商品カテゴリー/鉄骨系積雪地向け住宅
商品名/パルフェN
設備・仕様/太陽光発電、スマートハイムナビ、快適エアリー、タイル外壁
住所/〒942-0052 新潟県上越市大字上源入大城153-20(日報+BSN住まいの広場上越)
共働き夫婦&子育て世帯のための快適住まい「スマートパワーステーションGR」。
商品カテゴリー/鉄骨系住宅
商品名/スマートパワーステーション
設備・仕様/太陽光発電、蓄電池、スマートハイムナビ、快適エアリー、タイル外壁
住所/〒959-1232 新潟県燕市井土巻5-17
家づくりをより「楽しく、わかりやすく」
従来のショールームや展示場と異なる、
五感に訴える体験型ミュージアム。
住所/〒959-1232 新潟県燕市井土巻5-17
セキスイハイム信越株式会社 新潟支店
新潟県新潟市中央区上所中2-2-10
025-281-8169