新潟を拠点に活動するシンガーソングライター「SHION(シオン)」。7月に楽曲「TRAVELER」をデジタルリリースし、デビューを果たしました。都会的で軽快なメロディに乗せてパワフルに歌われるのは、自身の思いを込めた等身大の歌詞。デビュー曲への思いや、今後の活動の意気込みについて聞いてきました。
シンガーソングライター
SHION
上越市生まれ。中学生のときにライブ活動をスタート。音楽活動やSNS等での発信を続け、2024年7月にオリジナル楽曲「TRAVELER」をデジタルリリースしデビューを果たす。
――デビュー、おめでとうございます。音楽活動自体はいつから続けられているんですか?
SHIONさん:中学生のときからライブ活動はしていたんですけど、曲を出したのは今回が初めてです。
――ライブっていうのは、バンドとかで?
SHIONさん:いえ、ソロでギターの引き語りをやっていたんです。ライブに出るようになったのは中学生のときなんですけど、それまではカラオケ大会に出たりしていました。
――昔から歌うことが好きだったんですね。
SHIONさん:そうですね。幼稚園のときから歌うことが好きだったらしいです(笑)
――より熱中するようになったきっかけってあったんですか?
SHIONさん:小学生のとき「Little Glee Monster」にハマって、よくライブに行っていました。そこで見た姿に憧れたっていうのはすごく大きいですね。
――デビューは昔からの目標としてあったんでしょうか。
SHIONさん:そうですね。デビューして曲を出したいっていうのは、前からずっと思っていました。
――どんなきっかけでデビューが叶ったんでしょう?
SHIONさん:それまで私の活動のサポートをしてくれていた方がいて、その知り合いの方が映像や音楽を制作する会社を経営していたんです。そこへ私の話を持っていってくれて、音楽活動をサポートしてもらえることになりました。
――その会社さんのサポートもあって、オリジナル曲をリリースすることになったと。
SHIONさん:ずっと「曲を出したい」っていう話はしていたんです。2年くらい前にアーティスト写真を撮ることになって、そこからいつの間にかここまで来た、みたいな感じですね(笑)。満を持してのデビューです。
――今回リリースされた「TRAVELER」は自身で作詞されたと聞きました。
SHIONさん:リリックは自分で書きました。これまでも何度か作詞をしたことがあって、文字を書くことが好きなので、いろいろ書き溜めているんです。試行錯誤しながらやっていますね。
――都会的でおしゃれな曲ですよね。どういうテーマで詞を書いたんですか?
SHIONさん:「星の王子さま」っていう小説が昔から好きで、そこから発想を得て「TRAVELER」を書きました。
――どういうふうに小説の内容を歌詞に落とし込んだんでしょう?
SHIONさん:「星の王子さま」を読んで自分が感じたこととか、解釈とかを詞に書きました。日常生活とか、大きく言えば人生の中に、自分だけの特別なものとか、自分自身を見つけていけたらいいなっていう思いを伝えたくて。
――聴く人に伝えたい思いが込められているわけですね。
SHIONさん:自分がどう思っているかを伝えたいっていう思いもあります。この曲を聴いて、私と同じ気持ちの人が少しでも元気になれたり、共感できたりしたらいいなっていう思いを歌詞に込めました。
――楽曲をリリースされてみて、周りの反応はいかがでしたか?
SHIONさん:SNSとかでも「毎日聴いているよ」っておっしゃってくれる方もいて、すごく嬉しいですね。
――これから活動を続けていく中で、いちばんの目標はありますか?
SHIONさん:いちばん大きな目標は、大きな会場でワンマンライブをして、自分の歌を聴きに来てくれたお客さんに届けることですね。新潟に限らず、全国で活動していきたいと思っています。
――その目標が叶うといいですね。
SHIONさん:音楽活動をはじめたときからずっと思っていることなんですけど、自分だけの言葉とか、自分だけの音楽を表現できたらいいなっていつも思っていて。これからもそういうふうに歌を届けていきたいですね。
SHION
SHIONインストアライブ
日時:8月18日(日) 11:00〜/14:00〜(2ステージ)
会場:直江津ショッピングセンター エルマール