新潟名物がお風呂で楽しめちゃう
ご当地入浴剤シリーズ「沼垂大黒湯」

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2026.01.31

text by Kazuaki Yamazaki

暦の上では立春を迎えたものの、まだまだ寒い日は続いていますね。家に帰ったら、あったかいお風呂でゆっくりと温まりたいもの。そんなバスタイムを彩ってくれるアイテムのひとつが入浴剤です。今回は、ル・レクチェやもも太郎、笹だんごといった新潟名物が入浴剤になった「沼垂大黒湯(ぬったりだいこくゆ)」シリーズをご紹介します。仕掛け人である「株式会社YU-SAY PLAN(ユウセイプラン)」の代表・宮川さんからお話を聞いてきました。

Interview

宮川 雄一郎

Yuichiro Miyakawa(株式会社YU-SAY PLAN)

1977年新潟市北区生まれ。東京の専門学校で映像を学び、映像制作プロダクションにてカメラマンおよびディレクターとして多数のプロジェクトに従事。その後広告会社勤務を経て2010年に独立して「YU-SAY PLAN」を立ち上げ、5年後に株式会社として法人化。2024年より「沼垂大黒湯」ブランドの入浴剤シリーズを展開する。ジムやゴルフ、プロレス観戦が趣味。

農家からの相談を受けて
規格外品のルレクチェが入浴剤に変身。

――「株式会社YU-SAY PLAN」というのは、どんなお仕事をされている会社なんですか?

宮川さん:飲食店やメーカーのプロモーションをお手伝いする、広告代理業や販促企画業をおこなっている会社です。具体的にはホームページやパンフレットをつくったり、展示会への出展やラジオ、テレビでの広告をお手伝いしたりしています。

 

――会社を立ち上げる前は、どんなことをしてきたんでしょう?

宮川さん東京にある専門学校で映像を学んだ後、制作プロダクションでCM制作からVTR制作、中継、スタジオなど、制作と技術を多く学ばせていただきました。その後、広告会社でWEBやその他の媒体、マーケティングを学びました。

 

――どうして入浴剤の販売をはじめのか、いきさつを教えてください。

宮川さん:「ハネ物のルレクチェを何とかしたい」という、農家さんからの相談がきっかけでした。「ハネ物」というのは、大きさや形、色が市場の流通基準に合わないため、青果店やスーパーで販売できない農産物の規格外品のことです。

 

――売りたくても売ることができないわけですね。

宮川さん:メルカリで「規格外品」として販売しても、クレームばかりくるので疲れきっていたそうです。そんなときに山形でラ・フランスやさくらんぼの入浴剤を見かけて、新潟のル・レクチェでも入浴剤をつくってみようと思いました。

 

――「沼垂大黒湯」というブランド名は?

宮川さん:祖父母が沼垂で営んでいて、1985年に廃業した銭湯が「沼垂大黒湯」だったんです。多くの人々に癒しを与えてきた銭湯の名を受け継ぐことで、これからは私が人に癒しを与える入浴剤をつくっていこうと思いました。

 

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ル・レクチェ、もも太郎、笹だんご
新潟名物が入浴剤として登場。

――「ル・レクチェの湯」開発には苦労したんでしょうか?

宮川さん:新潟市の入浴剤メーカーと試行錯誤を重ねましたね(笑)。とくにル・クチェの香りを、どの程度再現するのかで苦労しました。しっかりと香りを感じさせたいけれど、香りに弱い人が使うかもしれないし、残り湯を洗濯に使うかもしれないと考えると、あまり強過ぎてもよくないわけですよ。

 

――香りの感じ方は人それぞれですもんね。第二弾は「もも太郎の湯」ですか?

宮川さん:これは夏向けに開発した入浴剤なんです。夏になると入浴せずにシャワーだけで済ます人も多いと思うんですけど、しっかり入浴して冷房で冷えた身体を温めてほしかったので開発しました。新潟を代表するアイスキャンデー「もも太郎」の香りと共に、メントールの効果でスカッとしたクールさも楽しめます。

 

――へぇ〜、どんな感じなのか気になります。「笹だんごの湯」というのは、最近登場したんでしょうか?

宮川さん:昨年末に販売をはじめました。この頃には「沼垂大黒湯」のシリーズ化を考えていたので、新潟名物でつくろうと考えて笹だんごを思いつき、よもぎをはじめ、笹、あずきの香りの入浴剤を開発したんです。里帰りした人がお土産に買ってくれるのか。年末年始に良く売れましたね。

 

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入浴剤以外も展開していきたい
入浴アイテムやコラボ商品。

――「沼垂大黒堂」の入浴剤は、どんなところで購入できるんですか?

宮川さん:新潟県内にある高速道路のサービスエリアやパーキングエリア、新潟駅、新潟空港、佐渡汽船ターミナル、道の駅などに卸しています。アイドルのライブ会場でも販売して、ファンの皆様からたくさん買っていただけました(笑)

 

――人の集まるライブ会場は、PRにもってこいかもしれませんね。

宮川さん東急プラザ原宿「ハラカド」で販促イベントを開催したこともあります。イベントに出演していただいたモデルさんは1日2回お風呂に入る方で、世界中移動するので、ルレクチェの湯を持って出かけてくれているそうです。それから、ご縁のあった女優さん、芸人さん、メジャー団体のプロレスラーにもお試しいただいていて、新潟出身大物演歌歌手さんからはお礼状をいただきました。

 

――お礼状は嬉しいですね。

宮川さん:お客様からの感想がメールで送られてくることも多いんです。お風呂嫌いのお子さんが、喜んでお風呂に入るようになったというメールをいただいたこともあります。最近は若い女性のなかでもお風呂に入らない「風呂キャン界隈」が多いようですが、そうした界隈にも「沼垂大黒湯」を楽しんでいただけたらいいですね。風呂キャンをキャンセルしたいです(笑)

 

――(笑)。お土産としても、コンパクトで配りやすいですよね。

宮川さん:かさばらなくてコスパもいいし、食品と違って消費期限もないから使いやすいんです。温泉をイメージした入浴剤は今までたくさんあったけど、名物をイメージした入浴剤は新潟になかったので、お土産に喜ばれるんじゃないでしょうか。

 

――今後も「沼垂大黒湯」では、新しい入浴剤を展開していくんでしょうか。

宮川さん:もちろん展開していく予定ですけど、内容はまだ秘密です(笑)。店舗や企業とのコラボ商品も開発していきたいですね。燕市の金属メーカーとコラボした、お湯の冷めにくいステンレス製洗面器もつくったので、今後は入浴剤以外の入浴アイテムも販売していきたいと思っています。「ル・レクチェの湯」は台湾でも人気商品なので、今後は海外でも販売していきたいです。

 

株式会社YU-SAY PLAN

新潟市中央区上大川前通8番町1253 パレスマンション多聞1F

025-211-8328

10:00-17:00

不定休

※最新の情報や正確な位置情報等は公式のHPやSNS等からご確認ください。なお掲載から期間が空いた店舗等は移転・閉店の場合があります。また記事は諸事情により予告なく掲載を終了する場合もございます。予めご了承ください。

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