
新潟で和菓子を買うならここ!編集部のオススメ10選。
ふと食べたくなる、やさしい甘さ。新潟には、地元愛が詰まった和菓子の名店があちこちにあります。老舗の逸品から話題の新感覚スイーツまで、思わず誰かに教えたくなるお店をまとめました。
ふと食べたくなる、やさしい甘さ。新潟には、地元愛が詰まった和菓子の名店があちこちにあります。老舗の逸品から話題の新感覚スイーツまで、思わず誰かに教えたくなるお店をまとめました。
今回は10店舗をご紹介。お店のことをもっと知りたい方は、ぜひ記事を読んでみてくださいね。それでは早速、みていきましょう!
五泉市にある「菓子工房・いち華」は、製菓専門学校で22年間教鞭を執った佐藤舞友未さんが、自宅で営む完全予約制のスイーツ工房です。看板商品の「黒糖わらび餅」は、上白糖を使わず、黒糖や甜菜糖、地元の名水を使用し、理想の食感と味わいを追求した逸品。また、華やかなデコレーションが魅力のオーダーメイドケーキも人気で、特別な日のギフトとして好評です。佐藤さんは、息子の不登校を機に専門学校を退職し、家庭と仕事を両立させるためにこの工房を開業。現在は、新潟県産素材を活かした和菓子の練り切りアート講座もオンラインで展開しています。心温まる手作りスイーツを通じて、日常に小さな幸せを届けるお店です。
五泉市三本木1-5-34
10:00-19:00
不定休(完全予約制)
「網代焼」は、魚の形をした素朴なおせんべいで、えび粉を加えた風味豊かな味わいが特徴。また、創業時からの名物である「くろ羊かん」は、代々当主が製造を担当し、伝統の味を守り続けています。五代目の新野博人さんは、「まちのお菓子屋さん」として地元に愛される店づくりを大切にしながら、130年の歴史を紡いでいます。
柏崎市駅前1-5-14
0257-22-2337
日曜日定休(12月無休)
新潟県阿賀野市にある「最上屋」は、明治時代から続く老舗菓子店で、現在は7代目の島原渉平さんが伝統を受け継ぎつつ、新たな挑戦を続けています。看板商品である「三角だるま最中」は、地元の郷土玩具「三角だるま」をモチーフにした最中で、紫蘇あんや和三盆を使用したこしあんに笹神の「コトヨ醤油」の「笹神喜昜」で味付けしたゆべしが入ったバリエーションも展開。和菓子だけでなく洋菓子もラインナップに加え、ショーケースにはケーキや焼き菓子が並び、若い世代にも親しまれるお店へと進化しています。一口サイズの「一口プラリネ」や、新潟伊勢丹との共同開発による「花ティグレ」などがあり、地元産の蜂蜜やエディブルフラワー、愛情牛乳などを使用しています。
阿賀野市中央町2-11-11
tel/0250-62-2206
新潟県三条市の一ノ木戸商店街にある「かつぼ屋」は、明治初期創業の老舗和菓子店で、現在は7代目店主・山崎晃史さんが伝統を守りながら新たな挑戦を続けています。看板商品の「いちご大福」は、甘みと酸味のバランスが絶妙な「とちおとめ」を使用し、白あんとの組み合わせが特徴。また、福島産の若桃を使った「若桃大福」や、黒糖を利かせた「水無月」、滑らかな口当たりの「水羊羹」など、季節ごとの和菓子も人気です。さらに、洋菓子のシュークリームやプリンも提供し、若い世代にも親しまれています。四季の移ろいを感じられる和菓子を求めて、多くの人々が訪れるお店です。
三条市林町1-1-13
0256-33-1005
9:00-18:00
月曜休
新潟県柏崎市の複合施設「ハコニワ」内にある「米と餡あやこや」は、地元の伝統芸能「綾子舞」の名を冠した和洋菓子カフェです。店内は柏崎産の杉や高柳町の和紙を用いた和モダンな空間で、地域の素材と文化を大切にしています。看板商品は、柏崎の菓子組合が栽培するスイーツ専用米「菓心米」を使用したシフォンケーキやバウムクーヘン。また、自家製餡を使った和菓子や、県内でいち早く導入した生搾りモンブラン機による繊細なモンブランも人気です。今後は、キッチンスタジオを活用したお菓子教室や、地元料理店とのコラボイベント「あやこやダイニング」なども予定されています。
柏崎市横山440-1 ハコニワ内
0257-47-7747
10:00-17:00
火曜休
新潟市西区にある「生わらび餅専門店 新雪(しんせつ)」は、希少な本わらび粉を使用し、銅鍋で手練りすることで、雪のように柔らかくとろける口どけの生わらび餅を提供する専門店です。オーナーの小川正和さんは、北海道の和菓子店で修行を積み、2023年にこの店をオープン。プレーンの「新雪」のほか、抹茶、黒糖、笹川流れの塩きな粉、生チョコなど、多彩なフレーバーが揃います。また、推しカラーを選べるドリンク「もちっぺ」も人気で、SNS映えするビジュアルが話題です。今後は催事出店や新商品の開発にも力を入れ、新潟を代表する和菓子ブランドを目指しています
新潟市西区小針3-26-19
025-378-4473
10:30-18:00(土日祝日は17:00まで)
月曜休
新潟市中央区鐙にある「もち処 米希舎(まいきや)」は、2022年7月にリニューアルオープンした和菓子店。最大の特徴は、注文を受けてから店内で職人が一つ一つ手作りするフルーツ大福です。季節の果物を使用し、できたてならではのもちもち食感と果物の新鮮な味わいが楽しめます。特に、6粒の越後姫を使用した「プレミアムいちご大福」は、ソフトボール大のサイズで見た目のインパクトも抜群。白あんにはクエン酸を加えることで、果物の甘さを引き立てています。店内は白を基調とした明るい空間で、贈答用にも最適な和菓子が揃っています。
新潟市中央区鐙2-14-17
TEL 025-246-8700
<営業時間> 9:00〜17:00
<定休日> 火曜日、水曜日
新潟県弥彦村の「弥彦スイーツ」は、彌彦神社近くの「おもてなし広場」内にある和スイーツ店。看板商品の「カラフル団子」は、もちもちの団子に抹茶や黒ゴマ、桜、トマトなど多彩なあんを絞り、季節ごとのトッピングで彩られた映える一品です。オーナーの渡邉奈美子さんは、洋菓子店「RIM」を展開するパティシエで、義母から受け継いだカラフルなケーキ作りの技術を活かし、和と洋を融合させたスイーツを提供しています。店内では、弥彦村の公式キャラクター「ミコぴょん」をあしらったマカロンや、旬の食材を使ったおいなりさんも人気。観光の合間に立ち寄りたくなる、見た目も味も楽しめるお店です。
西蒲原郡弥彦村弥彦1121
0256-78-7902
10:00-16:00(1-3月 10:00-15:00)
不定休(1-3月 火曜休)
華やかなカラフル団子が並ぶ「弥彦スイーツ」。
新潟市中央区にある「百花園(ひゃっかえん)」は、1882年(明治15年)創業の老舗和菓子店。現在は五代目・太田新太郎さんが、伝統を守りながらも洋菓子の技術を取り入れた新しい和菓子作りに挑戦しています。看板商品の「月志露(つきしろ)」は、大粒の栗を白あんで包み焼き上げた逸品で、発売から40年以上愛され続けています。また、「生キャラメルの羊羹」や、白あんを使用した「和ショート」など、和と洋を融合させた商品も人気ですさらに、ひと口サイズの和菓子を提供するブランド「HIYORIKA(日和菓)」を立ち上げ、ケータリングや店舗販売を展開。伝統を大切にしながらも、新しい発想で和菓子の魅力を発信しています。
〒951-8114 新潟県新潟市中央区営所通1-321
025-222-4055
9:00-19:00
洋菓子と和菓子を融合した、新潟の老舗「百花園」のお菓子作り。
新潟県弥彦村にある「糸屋菓子店」は、江戸時代から続く老舗和菓子店で、弥彦神社の門前町として知られるこの地で、代々「玉兎(たまうさぎ)」を作り続けています。現在の7代目店主・五十嵐重幸さんは、新潟市の老舗菓子店で修業を積み、和菓子だけでなく洋菓子の技術も習得。その経験を活かし、従来の「玉兎」に加えて、スイス産クーベルチュールチョコレートを使用した「ちょこっ兎」や、越後姫をホワイトチョコレートで包んだ「弥彦おもかる石」など、新たな商品開発にも取り組んでいます。これらの商品は、弥彦神社の参拝客や観光客に人気のお土産として親しまれています。「糸屋菓子店」は、弥彦の歴史や文化を感じられる和菓子を提供し続けることで、地域の魅力を発信しています
〒959-0323 新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦1281
0256-94-2072
9:00-17:00
弥彦の人気土産品「玉兎」を作り続ける「糸屋菓子店」。