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クラシックな装いを。「&MOTEL」のさらっと着れる古着たち。

古町エリアにまたまた新しい古着屋さんがオープンしたとの噂を聞きつけ、さっそく取材にお邪魔してきました。今回ご紹介するのは、クラシックな装いの店内に、90年代のスケータースタイルやアメリカらしい古着がラインナップされている「&MOTEL(アンドモーテル)」。店長の白幡さんが考える古着へのこだわり、お店で提供していきたい古着のこと、いろいろ聞いてきました。

 

&MOTEL

白幡 幸大 Kohdai Shirahata

1991年三条市生まれ。大学在学中にアパレル会社でアルバイトとして働きはじめたことをキッカケに、「自分で古着屋をやる」という夢を追いかけはじめる。音楽やひとりカラオケ、映画鑑賞が好き。自身はアメカジスタイル。

 

夢を諦めた先にあった、好きなこと。それが今を作ってくれた。

――ではでは、よろしくお願いします。古着屋さんだから、もちろん古着をはじめとしたファッションは好きだと思いますが、白幡さんはどんなキッカケで自分のお店を持ちたいと思うようになったんですか?

白幡さん:高校生のときから、R&Bやブラックミュージックをメインとしたシンガーをしていて、イベントやライブに出演したり、いろんなオーディションを受けたりしていました。でも、大学2年生のときに、当時付き合っていた彼女といろいろあって音楽を辞めてしまったんです……。それで、次に好きなこと、やりたいことを考えてみたらアパレルに興味がわいて、とりあえずアパレルショップでアルバイトをはじめたんですよ。軽い気持ちでスタートしたんですけど、今では職業になっているし、それが夢にもなったんですよね。

 

――高校生でシンガー……? 元カノといろいろあって……? 古着の話の前に聞きたいことばかりですけど、我慢します(笑)。学生時代はどんなファッションが好きだったんですか?

白幡さん:アパレルショップでアルバイトをするまでは、女子ウケを狙ってきれいめカジュアルなスタイルでまとめていました(笑)

 

 

――ありますよね、女子ウケばかりを狙う時期って。わかります。アルバイトをはじめてからは、何か変化はありました?

白幡さん:そうですね、当時アルバイトをしていたのが「HARE(ハレ)」というブランドのショップで、今はモードっぽいイメージだけど、昔はシンプルで細身なシルエットの洋服が多かったんです。でも、店長は髭が生えた男臭い人で。私服は白いTシャツにリーバイスをさらっと履いていて、シンプルなアメカジスタイルだったんですよ。それが「自分に合っているスタイルをすればいいんだ」って、めちゃくちゃ自分に響いて。それからはアメカジっぽく、男らしく、自分の「好き」を追求したファッションをするようになりましたね。

 

――ふむふむ。今の白幡さんのスタイルにつながったってことですね。

白幡さん:ですね。……とはいえ、女子ウケが頭に残っていて気持ちが揺らいだ時期もあったから、サーファーっぽかったり、モードっぽかったり、いろいろ寄り道をしました(笑)。でも軸はアメカジで、30歳を迎えて渋くいこうと心に決めたから、今が一番、アメカジスタイルを貫いています。

 

憧れたスタイルは、ショーシャンク刑務所の囚人たち。

――えーと、ここまでのインタビューではまだ、古着の存在が……。

白幡さん:実は、学生時代からちょこちょこと古着を取り入れていたんですよ。高校時代はレザーやオーバーオールをピンポイントで探していたし、大学時代はスラックスやシャツなどのきれいな古着を着ていたし。今みたいにどっぷりと古着に浸かっていたというよりは、昔から古着を取り入れていたんですよね。だから大丈夫です、ちゃんと存在しています(笑)

 

 

――それならよかったです。ちなみに、どうして古着にどっぷりと?

白幡さん:んーー、映画がキッカケかな。映画に出ている俳優のスタイルを眺めたり、真似したりするのが好きで。その影響が大きいと思います。

 

――じゃあ「これぞバイブル」って映画はありますか?

白幡さん:それなら、ティム・ロビンスとモーガン・フリーマンが主演を務めている「ショーシャンクの空に」ですね。何回も観ました。映画の舞台になっているショーシャンク刑務所の囚人たちが着ているカバーオールとかキャスケットがたまらなくカッコイイし、どん底から這い上がるストーリー、そして世界観……、ファッションも含めてすべてがドンピシャなんです。だからアメカジスタイルでもワーク系が一番好きだし、何年も着られてきた洋服の味というか、やれた雰囲気というか……、とにかく古着の魅力にやられましたね。

 

チープだけどクラシック。Welcome to our &MOTEL。

――それでは「&MOTEL」についても教えてください。「MOTEL」って、よくアメリカ映画に登場する宿のことですか?

白幡さん:そうそう。モーターホテルの略称で、逃亡している最中に逃げ込んだり、旅人が寄ったりしているあれです。チープだけどクラシックな雰囲気が好きだし、旅の途中で寄れるオアシスみたいな存在にもなりたいと思って「MOTEL」とつけました。ちなみに「&」には「つなぐ」という意味もあって、「人と古着をつなぐ」というコンセプトも練りこんであるんです。

 

――それで店内はクラシックな雰囲気になっているんですね。なるほど。主役の古着たちは、どんなラインナップですか?

白幡さん:僕の好みが90年代の古着ってこともあって、その年代のスケータースタイルや生地がしっかりとしているアメリカらしい味のあるアイテムが多いですね。ボーダーのビッグサイズのポロシャツにゆるいデニム、チャックのシャツにショーツみたいなスタイルから、ラルフローレン、カーハート、リーバイスとかの、古着が初めての人でも馴染みやすいラインまで、さらっと普段のスタイルに取り入れられるクラシックな古着をラインナップしています。

 

 

――普段のスタイルに取り入れられるアイテム……、それは古着ビギナーにとってはありがたいですね。

白幡さん:バッチバチに古着を着るよりも、1枚取り入れることで新しい「カッコイイ」を発見してもらいたいし、そのカッコイイを突き詰めたら古着であってほしいんですよね。だからこれからの季節に活躍するTシャツなんかは、派手なグラフィックがバーンとプリントされているものよりも、ワンポイントやクラシックなデザインのものをセレクトするようにもしています。

 

――では最後に質問です。オープンしたばかりの「&MOTEL」を、どんな存在にしていきたいですか?

白幡さん:店名のコンセプトの通り、人と古着がつながる場所、お客さん同士がつながる場所、そしてふらっと立ち寄れるオアシスのような場所、古町エリアのハブスポットとして地域を盛り上げられるような存在になれるように、これから頑張っていきたいと思います。

 

 

 

&MOTEL

新潟県新潟市中央区西堀前通5番町740

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