Things

東京の夫婦が加茂ではじめた念願のカフェ「cafe sugar」。

加茂市にオープンした「café sugar」を営んでいるのは、東京からIターンで移住してきたご夫婦です。加茂市には縁もゆかりもなく、今までカフェ経営をやってきたわけでもありません。いったいどうしてこのご夫婦は加茂市でカフェを始めることになったのでしょうか。オーナーの横尾さん夫妻にいろいろとお話を聞いてきました。

 

 

cafe sugar

横尾 友 Yuu Yokoo

1989年東京都生まれ。都内の美容師専門学校を卒業後、美容師として働く。その後自動車のデータベースを扱う会社に勤め、2019年9月に加茂市へ移り住み、妻の真美さんと共に「café sugar」をオープン。趣味はフットサル。

 

横尾 真美 Masami Yokoo

1989年神奈川県生まれ。相模原女子大学の栄養学科を卒業。食材宅配の会社で栄養士として献立作りに関わる。その後、カフェや事務職を経て、夫の友さんと加茂市で「café sugar」をオープン。趣味はバスケットボールとスノーボード。

 

奥さんの夢を実現するため、一緒にカフェを始めた夫。

——おふたりは東京で暮らしていたんですよね? そのときからカフェをやっていたんですか?

真美さん:いいえ、ふたりとも会社勤めをしていました。親戚がフレンチレストランをやっていたので、いつかは私も自分のお店をやりたいという夢があったんです。特にコーヒーが好きでカフェ巡りをよくしていたので、カフェをやってみたいと思っていました。その夢に向けて社会人向けの専門学校でカフェやバリスタの勉強をしたり、いろんなカフェで働いたりしていたんです。夫にもその話をしたんですけど、「会社勤めを辞めてカフェを起業するのはリスクが大きい」と反対されたので、その夢はあきらめていたんです。

 

——なるほど。カフェをやることは真美さんの夢だったわけですね。でも反対していた友さんが一緒にカフェをやることになったのはどうしてなんですか?

友さん:30歳になる頃に、妻から改めて「カフェをやりたい」という相談があったんです。そのときも反対したんですけど、翌朝の通勤電車の中で考え直したんですよ。自分は夫として妻の夢をサポートしなければならない立場なのに、その自分が夢にブレーキをかけさせていいのかって。それで自分も妻の夢をサポートするために、一緒にカフェをやろうと決心しました。

 

真美さん:私も一人でカフェを始めるのは自信がなかったんですが、夫が一緒にやってくれることになったのでカフェをやる決心がついたんです。

 

 

——おお、夫婦愛を感じますね。でも東京じゃなくて、新潟の加茂でオープンしたのはどうしてなんですか?

友さん:私は東京で生まれ育ったんですけど、東京のせわしなさがずっと自分に合わないと思っていたんですよ。妻も同じ考えだったらしく、ふたりが抱いていた共通の思いは、「スローな環境でカフェをやりたい」っていうことでした。街と自然がいい感じで融合した場所が理想だったんですよ。カフェをやることを決めてからは、ネットの物件サイトで関東周辺の物件探しをしました。そこで見つけた物件の内覧で加茂へ来てみて、あまりに自分たちの理想とするイメージに近かったので、その日のうちに契約書にサインして帰りましたね(笑)

 

ストレスフリーで快適な、加茂ライフ。

——実際に加茂で生活してみていかがですか?

友さん:僕のマイペースな性格に合うので、加茂での生活はとても快適ですね(笑)。近所の人たちもとてもフレンドリーに接してくれます。最初は知り合いが全くいない土地で生活する不安があったんですけど、近所の人たちがいろいろと親切に教えてくれるので、心配なく生活することができました。

 

真美さん:私も加茂へ来て人と人とのつながりの強さを感じています。穏やかな人が多いので、ストレスフリーな生活を送れていますね。あと今年の冬は雪が多かったから、加茂市にきて初めて雪国を実感することができました(笑)

 

——確かに今年の雪はひどかったですよね。カフェを始めてみて大変だったことはありますか?

友さん:新型ウイルスの影響はもちろんあるんですが、カフェを始めてすぐに子どもができたんですよ。

 

——それはおめでとうございます! でも今は通常営業していて大丈夫なんですか?

友さん:妻のお母さんに面倒見てもらえることになったので(笑)。それで昨年は半分以上カフェをお休みして、年が明けてから本格的に営業を再開したんです。お客様が戻ってくれるか心配ですね。

 

 

——フードやスイーツはおふたりのどちらが作っているんですか?

友さん:うちは完全に分業しているんです。僕がフードを担当して、妻がドリンクとスイーツを担当しています。

 

——そうなんですね。じゃあ、それぞれどんなことにこだわって作っているか教えてください。

友さん:年齢や性別に関係なくお店に来てほしいと思っているので、フードは幅広い客層に対応できるよう、種類を豊富に揃えたいと思っています。

 

真美さん:私の場合、基本的には自分が食べたいものを作っています(笑)。スイーツはコーヒーに合うように、甘さを控えめにしていますね。お腹いっぱい食べてほしいので、どうしてもケーキのカットが大きくなってしまうんです(笑)

 

恩返しの意味も込めて、町おこしに協力していきたい。

——今後はどんなことをやってみたいですか?

真美さん:地元のお祭りやイベント、大学の学園祭なんかには積極的に参加していきたいと思っています。

 

友さん:加茂の人たちはよそから来た自分たちを温かく迎え入れてくれたので、本当に感謝しているんです。恩返しという意味でも、カフェを通じて町おこしのお手伝いをしていけたらと思っています。

 

 

奥さんの夢を叶えるために会社を辞めて、一緒にカフェをやることを選んだ夫の友さん。その夫婦を温かく受け入れてくれた加茂の人たち。お話を聞いているこちらも温かい気持ちになりました。これからも美味しい料理やスイーツで、加茂の皆さんに憩いの場を提供してくださいね。

 

 

cafe sugar

新潟県加茂市穀町9-37

0256-47-0840

10:00-18:00

日曜祝日休

  • She
  • Things×セキスイハイム 住宅のプロが教える、ゼロからはじめる家づくり。
  • 僕らの工場
  • 僕らのソウルフード


TOP