ロッククライミングも意識した本格的なボルダリングジム「Cloud Nine」。
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2020.06.16
ボルダリングの魅力や上達のコツを聞いてきました。
いろんな形の石に手や足をかけながら壁を登っていくボルダリング。手頃に楽しめることもあり、今、人気のアクティビティのひとつです。長岡市にはロッククライミングを意識した「Cloud Nine(クラウドナイン)」という名の本格的なボルダリングジムがあります。今回は「Cloud Nine」の舘さんにボルダリングの魅力や上達のコツを聞いてきました。

Cloud Nine
舘 亜紀 Aki Tachi
1982年富山県生まれ。大学時代にボランティアを通して出会った旦那さんの影響で初めてボルダリングを体験。結婚後は5年間の転勤生活を経て2009年長岡市に移住。2015年にボルダリングジム「Cloud Nine」をオープンする。趣味はアウトドアで山歩き、Sup(サップ)、素潜りを楽しむ。
大学時代に旦那さんの付き合いで始めたボルダリング。
——今日はよろしくお願いします。舘さんはいつ頃からボルダリングにハマったんですか?
舘さん:当時まだ交際中だった旦那の趣味に付き合う形で、大学時代に初めてボルダリングをやったんです。できないことができるようになっていくのが面白くって、すっかりハマってしまいました。大人になると、子どもの頃と違ってもともとできることの方が多いから、そういう体験が逆に新鮮だったんですね。
——旦那さんと趣味が同じっていいですね。
舘さん:知り合ったのもアウトドアがきっかけだったんです。彼は新潟県、私は富山県に住んでいて、お互いに小中学生がやっているアウトドア活動の学生ボランティアスタッフをやっていました。その活動を通して出会って遠距離恋愛を始めたんです。でも、会うときはもっぱら山だったんですよ(笑)
——筋金入りのアウトドアカップルですね(笑)。新潟県にはいつから住み始めたんですか?
舘さん:私が学生のときに結婚して、それからは彼の転勤でいろんな土地を回る生活をしていたんです。でも5年くらい経った頃にこんな生活でいいのかなっていう疑問を持つようになって、住みたいところに住んで、やりたいことをやった方がいいんじゃないかって、彼に転職を勧めました。彼も納得してくれて、お互い雪の降るところに住みたいという思いもあったので新潟県に住むことになったんです。

アウトドアでのロッククライミングを意識したボルダリングジム。
——「Cloud Nine」はどんないきさつで始めたんですか?
舘さん:長岡市にあった行きつけのボルダリングジムがなくなっちゃったんです。そこに集まっていた仲間達でボルダリングできる場所を作ろうっていうことになって、倉庫を借りてジムを作ったりしてたんですけど、私はもっと大きな場所でのびのびボルダリングを楽しみたいという思いが強くなってきて、自分でボルダリングジムを作ることにしたんです。
——かなり広いスペースですね。ここは元々倉庫かなんかだったんですか?
舘さん:最初は倉庫を借りてジムを始めようと考えたんですけど、借りると高くつくので土地を買ってジムを新築しました。最初はジムの上に自宅を作って生活しようと思ったんです。でも相談すると設計士さんみんなに「普通はジムの上に家なんか作らない」って笑われてしまいました。でも一人だけ「面白い!」って言ってくれた設計士さんがいたので、その方にお願いして作ってもらったんです。
——こちらのジムは他と違った特徴ってあるんですか?
舘さん:最終的にアウトドアでロッククライミングができるように意識した作りになってます。壁を登って頂上まで行ったら降りてくるっていうジムが多いんですけど、うちは「マントル」があるんです。アウトドアのロッククライミングって最終的には岩の上に上がって終わるんですね。それができるよう上に乗れるスペースが作られているんですよ。その「マントル」があるジムってあんまりないんです。

ボルダリングの魅力。そして上達のコツや注意すること。
——ボルダリングがうまくなるコツってあるんですか?
舘さん:いきなり登り始めるんじゃなくて、まず壁を見てルートを考えてから登ると上達も早いと思います。
——じゃあ注意しなければならないことはありますか?
舘さん:無理しないことが大事ですね。「こわい」と思ったら体も反応しなくなってしまうので、「こわい」と思ったことはやらない方がいいと思います。「いける」と思ったときだけ行くようにしましょう。
——ありがとうございます。じゃあ最後に、舘さんが思うボルダリングの魅力ってどんなことですか?
舘さん:上級者も初心者もみんないっしょに楽しめることが、クライミングジム独自の魅力です。ひとと比べず、初心者も上級者もみんな同じ空間で、同じ登るということを楽しむ。超上級者が登るすぐ横で、今日初めての人がキャッキャいったり、常連がセッションを楽しむのが日常です。ほかのスポーツではなかなかない光景が、クライミングでは日常です。同じ空間で登ってると、難易度は関係なくそれぞれの頑張りどころで、「がんば!」って声かけるんですけど、お互い応援しあううちにすぐ仲良くなるのがクライミングならではのいいところです。だから自然とみんな打ち解けちゃうんですよね。

大学時代に旦那さんの影響でボルダリングにハマり、自分が登りたいと思う本格的なボルダリングジムを作ってしまった舘さん。「一人で楽しむことができるボルダリングは、人とのコミュニケーションをとることが苦手な人にはぴったり」と語る舘さん。自分もそういうタイプかも…と思う人は、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

Cloud Nine
〒940-0016 新潟県長岡市宝1-3-22
0258-89-7066
10:00-22:00(土曜日曜祝日は20:00まで)
月曜休
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