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企業や店舗に寄り添いPRをサポートする「株式会社クーネルワーク」。

せっかく自信のある商品やサービスを扱っているのに、世の中に知られていない会社やお店も多いのではないでしょうか。ホームページやパッケージ制作を通して、そんな悩みに寄り添いながら一緒に解決してくれるのが、「産直セレクトショップ KITAMAE」の立ち上げに携わり「新潟直送計画」を運営している、新潟市西区の「株式会社クーネルワーク」です。プランニングチームの水澤さんにお会いして、いろいろとお話を聞いてきました。

 

 

株式会社クーネルワーク

水澤 純 Jun Mizusawa

1984年新潟市西蒲区(旧西川町)生まれ。大学卒業後は新潟に戻って銀行に勤め、2020年に「株式会社クーネルワーク」へ就職する。長い間野球をやってきて、キャプテンを経験したこともある。

新しいことにチャレンジしたくて、転職。

——水澤さんって、以前はどんなお仕事をされていたんですか?

水澤さん:僕は銀行に勤めて営業をやっていたんです。

 

——銀行マンだったんですか。今のお仕事とは、イメージの違う仕事をされていたんですね。

水澤さん:ところが、そうでもないんですよ。銀行マンのときも企業のサポートをやっていたので、「株式会社クーネルワーク」でやっている仕事とあまり変わらないんです。相手の長所を見つけて引き出すことが大切なのはどちらの仕事でも同じなので、銀行マン時代の経験を生かせているように思います。

 

——なるほど。では、どうして銀行から「株式会社クーネルワーク」に転職したんでしょうか?

水澤さん:言ってみれば「オヤジの思春期」でしょうか……(笑)。結婚して家庭を持ったこともあって、これから先の人生のことを考えるようになったんです。あと『営業はいらない』というビジネス書を読んで営業のあり方を考え直し、もっと新しいことにチャレンジしてみたいという気持ちが強くなりました。

 

 

——その「新しいこと」が「株式会社クーネルワーク」のお仕事だったんですね。

水澤さん:銀行の仕事は良くも悪くも、長い歴史のなかでかたちづくられてきたものだったんですよ。ですから設立してまだ間もない「株式会社クーネルワーク」の新しい環境で働いてみたいという気持ちがありました。

 

——「株式会社クーネルワーク」で働いてみて、どのように感じました?

水澤さん:自分のやりたいことをやらせてもらえる「自由」な部分を強く感じましたね。新しいことにもいろいろチャレンジさせてもらえました。

 

 

——例えばどんなことでしょう?

水澤さん:クラウドファンディングを使って新商品のPRをしました。協力金を募るだけではなく、商品の魅力を伝えて関心を集めることもできますし、どれくらいの興味が集まるのかをリサーチできるんです。結果的に多くの方々から目標を上回る協力金を集めることができ、反響も大きかったので大成功だったと思っています。

 

野球の練習でいう「壁当て」の壁になりたい。

——水澤さんがお客さんの相談に乗る際に、心掛けていることを教えてください。

水澤さん:いろいろな会社の営業マンがいるなかで、自分を選んでいただけるように頑張っています。今でも銀行マン時代のお客様からお仕事をいただけるのは、取引先の営業マンとしてではなく、私自身を認めてもらえていたのかなと思えて嬉しいですね。

 

——それは嬉しいでしょうね。どうしたら、そんなふうに信用してもらえるんでしょう?

水澤さん:お客様の求めていることを理解して、抱えている様々な問題に寄り添いながら、一緒に解決することを大切にしています。例えばホームページの作成やパッケージデザインを依頼されたら、お客様の期待を超える提案をするよう心掛けているんです。

 

——「期待を超える提案」というと?

水澤さん:会社や商品に新しい付加価値をつけ、可能性を広げられるような提案です。せっかくいいものを持っているのに、世の中に知られていない会社や店舗っていっぱいあるんですよ。そういったものに光を当てられるような仕事をして、お客様に「頼んでよかった」と思ってもらえたら嬉しいですね。

 

——それが信頼につながるんですね。

水澤さん:僕が長い間やってきた野球の練習に例えるなら「壁当て」の壁でありたいと思っています。お客様から「こいつに話せば何とかなるかも」と思ってもらえる人間を目指しているんです。だから「仕事にはならないかもしれないんだけどさぁ……」って話しかけてもらえるのが嬉しいんですよね。

 

——大変参考になります。ところで、Dekky401の中にある「産直セレクトショップ KITAMAE(キタマエ)」は「株式会社クーネルワーク」が立ち上げたお店なんですよね。

水澤さん:会社としてはECサイトだけではなく実店舗を持ちたいという思いがあったので、2021年にオープンすることになりました。ECサイトでは難しいバラ売りができて試し買いも可能ですし、商品を手に取って見ることができてサイズ感や手触りを確認することもできるんです。

 

——とても品数が豊富ですよね。

水澤さん:「ディスカバー新潟」をコンセプトに掲げて、今まで知らなかった新潟を新たに発見してもらえるような場所にしたかったんです。だから「北前船」みたいに「土地と土地」、「土地と人」を結ぶという意味で「KITAMAE」という店名にしました。現在は共同出資経営がおこなわれています。

 

——「KITAMAE」がきっかけで誕生した商品もあるんでしょうか?

水澤さん:もちろんありますよ。陳列することを意識した上で、自立するパッケージや映えるデザインを重視して商品を考えました。

 

 

——今後はどのように企業や店舗のPRをサポートしていきたいですか?

水澤さん:これからはやったことが決算書の数字に表れるよう、結果にコミットするサポートを心掛けていきたいですね。

 

——そのために、やっていきたいことがあったら教えてください。

水澤さん:ECサイトとライブ配信を組み合わせたライブコマースや、野球をやってきた経験を生かしてスポーツビジネスへの参画も実現できたらと思っています。あとお客様と一緒にコラボ商品の開発もしてみたいと思っています。

 

 

 

株式会社クーネルワーク

新潟市西区小針3-37-30 樋口ビル15号

025-378-0159

9:00-18:00

土日曜休

※掲載から期間が空いた店舗は移転、閉店している場合があります。ご了承ください。
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