ギュッと詰まって重くない、荒川「CHOUCHOU」のごちそうサンド。
食べる
2022.07.16
村上市の玄関口・荒川地区の国道7号沿いに、真新しいお洒落なお店を発見。遠目からは美容系のサロン、あるいはヨーロッパ系の雑貨店のようにも見えるこのお店、どうやら「CHOUCHOU」(シュシュ)というサンドイッチ屋さんのようです。さっそく店内に突撃すると、レトロモダンで“プチ非日常”な空間に、主食系の惣菜サンドから人気のフルーツサンドまで幅広くラインナップされていました。快く迎えてくれた遠山店主にいろいろとお話を伺ってきました。



cafe CHOUCHOU
遠山 友 Yu Toyama
1985年旧荒川町(現村上市)生まれ。自動車関係等のサラリーマンを経て2022年2月、妻・優さんとともに地元の坂町(藤沢)でサンドイッチのテイクアウトカフェ「CHOUCHOU」をオープンした。趣味はスポーツ観戦で、サッカーではJリーグ創設時以来の鹿島ファン。イケメンにもかかわらず写真が苦手。
店舗は家族の実家をリノベ。地元の食材をたっぷりはさんで。
――ごめんください。いきなりですが、オープンしたばかりのようにお見受けします。
遠山さん:いらっしゃいませ。そうです、今年の2月5日、大雪のさ中にオープンしました(笑)。
――そうなんですね。つまり雪にサンドされてオープンした、と(笑)。……おシャレな雰囲気のお店ですね。
遠山さん:ここ、実はもともと私の母の実家だった平屋の住宅をリノベして活用しているんですよ。上の梁なんかはカッコよかったんで色だけ替えてそのまま活かしています。業者さんと相談しながら、レトロモダンな雰囲気に仕上げました。
――なるほど。メニューについても教えてください。
遠山さん:はい、サンドイッチは食事系からフルーツサンドまでさまざま取り揃えています。ドリンクのコーヒーは豆から挽いてハンドドリップしていますし、オリジナルのアイスクリームもありますよ。

――サンドイッチで特にこだわっているところは?
遠山さん:素材は地元のものを使うようにしています。パンやあんこは地元の名店のものを使わせてもらっていますし、村上牛、鶏肉、卵なんかもそうですね。野菜やフルーツは、旬の美味しいものを。それら具材の味が引き立つよう、パンは少し塩味のあるものにしています。また手作りの生クリームは甘さスッキリで軽めに仕上げたものをたっぷり使っています。
――確かに生クリームを使ったものに限らず主食系も含め、どれも割とボリュームがありますよね。
遠山さん:やっぱりお客さんをガッカリさせたくないんでね。前面だけ映えさせても後ろがショボければ一度食べたらすぐ分かっちゃうので、具材は後ろまでギュウギュウに詰めています。裏テーマは「わんぱくサンド」で、食べ応えはあるけど重くなり過ぎないようなバランスのサンドを提供しているつもりです。生クリームの味をスッキリ目にしているのもその一環で、お客様の中には「生クリームは苦手だけどこれは美味しい」と言ってくれる方もいたりしました。

何をはさんでもいいのがサンドの魅力。それぞれの「CHOUCHOU」を。
――オープンの経緯を教えていただいても?
遠山さん:自分は学校を出てからずっと会社勤めをしていたんですけど、かねてから自分で何かやりたいな、とは考えていて。調理師の父の影響で自分も小さい時から料理が好きだったので、はじめから飲食のお店をするつもりではいました。
――いわゆる脱サラですが、奥様から反対されたりは?
遠山さん:よく言われるんですけど(笑)、なかったですよ。妻は開業にあたって他のお店に修業にも行ってきましたし。今ではむしろ妻の方がノリノリで(笑)。頼もしいです。
――飲食とひとくちに言っても様々ある中で、サンドイッチを選んだのは?
遠山さん:そもそも自分も妻も好きだから、でしょうか。サンドイッチって、極端に言えば何をはさんでもいいわけじゃないですか。肉から野菜、生クリーム、フルーツまで、主食としても、デザートとしてもいけるわけで。大げさに言えばその無限ともいえる可能性に魅力を感じているからですね。あとはまぁ、近辺にこういうサンド専門店があまりなかったのも決して小さくない理由のひとつとしてはありますが。

――つまり自分たちの食べたいものを周囲の方々にも提供する、と。
遠山さん:そうですね。それは、店名に込めた思いのひとつでもあります。CHOUCHOUってフランス語で「お気に入り」って意味なんですけど、自分たちにとってのお気に入りが、お客様にとってのお気に入りにもなってくれたらなぁ、と。サンドのラインナップは常時さまざま取り揃えていますので、みなさんそれぞれのお気に入りを見つけてもらえれば。
――ちなみに、おススメとかってあります?
遠山さん:どれもおススメですが、最近でいえば村上牛サンドは特に好評をいただいています。村上牛をふんだんにはさんでいますので、独特の旨味をたっぷりの野菜とともに味わってもらえれば。また先ほども述べた通り、フルーツサンドにたっぷり入れている生クリームにも良い反応をいただいています。

地元食材のフル活用をはじめ、お店を通じた地域貢献にも力。
――ところで、コロナ禍でオープンすることに不安はなかったですか?
遠山さん:まったくなかったわけではありませんが、テイクアウトがメインなこともあり、それほど心配はしませんでした。むしろこれからは上がるだけとポジティブに捉えています。
――オープンから5カ月近く経ちますが、調子は?
遠山さん:緩くスタートして少しずつ慣れていければと思っていたのでオープン前の宣伝はインスタでちょこっとやった位だったのですが、最初から想像以上にお客様が来てくれて、ありがたいやらビックリするやらでしたね。素朴に「インスタってすごいな」と思いました(笑)。しばらくはどれだけリピーターになってもらえるかの勝負だと思ってがんばっています。だた最近は、原材料費の高騰が悩ましいですね。ホントあらゆるものが値上がりしていますから……。
――そうですよね……。最後に、今後の展望をお伺いしても?
遠山さん:お店の運営を通じてもっと地元の活性化に貢献できればと考えています。地域の方々に愛されるお店になることはもちろん、地元の食材をできるだけたくさん使っていくこともその一環ですし、うちをきっかけにこちらまで足を運んでくれる方ももっと増やしたいですし。
――具体的には?
遠山さん:地域のお店とのコラボも進めていきたいですね。ひょっとしたらサンドイッチ以外のメニューも増えていくかもしれません。また、お店にいるばかりでなく最近再開しつつある地域の催事にも積極的に出店していきたいと考えています。あまり大それたことは言えませんが、もっと地元が元気になればいいなと思っています。
――そうなるといいですね。本日はありがとうございました!


村上牛SAND 800yen
デビルSAND(卵) 300yen
ズッキーニSAND 350yen
てりたまチキンSAND 500yen
あん生SAND 550yen
フルーツSAND各種 500yen~
ほか
オリジナルブレンドコーヒー R 300yen L 400yen
アイスコーヒー 400yen
雪室アイスコーヒー 550yen
ほか
イートインスペースあり
予約、取り置き等はinstagramのメッセージで対応
Advertisement
関連記事
食べる
地元野菜の魅力を発信するイタリアンレストラン「ORA HARACUCE」。
2022.05.06
食べる
「とりあえず」ベーグルから。栃尾の魅力を発信する「toriaezu bagel」。
2025.03.15
食べる
自分と向き合える静かな間借りカフェ「Coffee Stand Me time」。
2023.07.26
食べる
日本酒とイタリアンワインに詳しいふたりがはじめた「おこめとぶどう こふ」。
2023.11.23
食べる
洋菓子スタイルの生どら焼き専門店、松美台の「creamsand Nagi」。
2022.01.04
食べる
海を見下ろす丘の上のパン屋さん「パンといす」。
2020.07.02
新しい記事
買う
個性的だけど、普段にも馴染む古着。
上古町商店街の「FALL vintage」。
2026.01.23
カルチャー
ローカルヒーローの小京都戦士
「カモライオウ」に変身する渡辺飛鳥
2026.01.22
カフェ
阿賀野市の「ikkoku」で出会う、
コーヒーとチョコレートのペアリング。
2026.01.21
買う
明るく開放的なスペースで
季節の花が楽しめる生花店「Siki」。
2026.01.20
その他
県民のための番組をつくり続ける。
TVディレクター「さとうまこと」さん
2026.01.19
その他
横浜から下田に移り住んだカヌー選手
三条市スポーツ協会「岩瀬晶伍」さん
2026.01.18



