旬の料理とシフォンケーキ、ママ友同士もいける「frank’s diner & dining」。
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2023.02.03
JR豊栄駅の近くに「frank’s diner & dining(フランクス・ディナー・アンド・ダイニング)」という、旬の食材を使った料理が楽しめる、個性的な建物のお店があります。オーナーの今井さんを訪ねて、お店のこだわりや自慢のシフォンケーキについてお話を聞いてきました。


frank’s diner & dining
今井 朱実 Akemi Imai
1972年群馬県生まれ。20代はじめに仕事の関係で新潟市へ移住。新発田市出身のご主人と結婚し、北区で生活をはじめる。2016年9月に夫婦で「frank’s diner & dining」をオープン。子どもが小さいときは凝りまくった「キャラ弁」を作っていた。
ママ友同士で、気軽に美味しい料理が食べられる店。
——今井さんは群馬のご出身なんですね。まずは新潟に来たいきさつを教えてください。
今井さん:20代のはじめに仕事の関係で新潟へ来て、新発田出身の主人と知り合ったんです。結婚を機に新潟に住むことになったんですけど、最初は新潟の気候に慣れませんでしたね(笑)
——と、いうと?
今井さん:1年のうち3分の1は太陽が出ないので、11月から3月の間はずっと体調不良に悩まされました。でも食べものは美味しいし人も優しいので、新潟に移り住んでよかったと思っています。
——天気のいい地域から来られた方は、たしかに慣れるまで厳しいかもしれないですね。そんな今井さんが「frank’s diner & dining」をはじめたのはどうしてなんですか?
今井さん:ママ友さんたちとランチに行こうとしても、子どもを連れて気軽に入れる、お料理の美味しいお店がなかなかなかったんですよ。「ないんだったら自分で作っちゃえ」と思って、主人と一緒にこのお店をはじめたんです。

——ご自身の悩みが原点だったんですね。
今井さん:だから「子育て中のママさんたちが美味しいものを食べながら楽しくおしゃべりをすることで元気になって、また家庭に戻っていってくれたらいいな」っていう思いで営業しています。だからキッズルームを作ることを真っ先に考えました(笑)

——他店と比べてもキッズルームが広くて充実していますよね。
今井さん:広いからパーティールームとしてもお使いいただけるんです。以前もキッズルームを使っておばあちゃんのお誕生日会をやってくれた家族がいて、その幸せそうな姿にこちらも嬉しくなっちゃいましたね。おじいちゃん、おばあちゃんからお孫さんまで、どんな世代の方にも来てもらえるお店でありたいです。
——キッズルーム以外にもテラス席とか、めちゃめちゃ高い吹き抜けとか、建物の造りに特徴が多いお店ですよね。
今井さん:テラス席ではワンちゃんと一緒に過ごしていただけます。吹き抜けを高くしたのは、開放感のある空間で過ごしていただきたいという思いがあったからです。

素材にこだわった、料理やシフォンケーキ。
——こちらのお店ではどんなお料理が楽しめるんでしょうか。
今井さん:パスタやピザをはじめとしたイタリアンから、フレンチ、エスニックと、ジャンルにとらわれないお料理をお楽しみいただけます。特に旬の食材を生かすようにしていますね。あとは小さなお子さんからお年寄りまで安心安全に召し上がっていただけるよう、使う素材にはこだわっています。地元農家をはじめとして、作っている人の顔がわかる相手から直接仕入れるようにしているんです。

——なかなか徹底していますね。
今井さん:お料理やシフォンケーキに使う卵もずっと同じ養鶏場から仕入れていたんですが、その養鶏場が閉業することになってしまって……。ずっと使い続けてきた卵が手に入らない「卵迷子」になってしまったんですけど、いろいろ探し回ってようやく納得のいく養鶏場を見つけることができたんですよ。
——その卵を使ったシフォンケーキも人気があるんですよね。
今井さん:ランチセットにシフォンケーキをお付けしているんですけど、「買って帰りたい」というお客様が多かったんです。そこで月に1度だけ、第2土曜日にシフォンケーキの販売をおこなうようになりました。私ひとりで30種類近いシフォンケーキの製菓から包装までをやっているので、ほとんど寝ることができません(笑)

——シフォンケーキは今井さんが作っているんですね。
今井さん:家庭用オーブンを購入したときに、おまけでオーブン料理のレシピ本がついていたんです。そこに載っていたシフォンケーキに挑戦してみたんですけど、全然うまく作ることができなくて悔しい思いをしたんですよね。そこでいろいろなシフォンケーキの本を読みあさって自分で試してみたところ、いちばん美味しくできたのがシフォンケーキ界の第一人者・中山真由美先生のレシピだったんです。
——それがきっかけで。
今井さん:どうしても中山先生の教室でシフォンケーキの勉強をしたくなったので、主人に相談して1回だけの約束で東京にある教室に行ってみたんです。ところがすっかりシフォンケーキ作りにのめり込んでしまって、1回どころか4年間も通い続けることになりました(笑)
——(笑)。シフォンケーキのどこにハマっちゃったんですか?
今井さん:シフォンケーキって材料や工程のすべてがうまくいかないと成功しないんです。その上シンプルなお菓子だからごまかしが効かないんですよね。その分、上手に作れたときは例えようがないくらい嬉しいんですよ。

——じゃあ素人が趣味で作るのは難しそうですね。
今井さん:お客様からシフォンケーキの作り方を教えてほしいという声も多かったので、近々「シフォンケーキ教室」をはじめる予定なんです。1回きりじゃなくて、上達のレベルに合わせて受けることができる教室にしたいと思っています。2階に小さなキッチンのある教室スペースを作ったんですけど、教室として使わないときは客席として使えるようになっているんです。
——でも、お店で販売するシフォンケーキが売れなくなってしまうんじゃ……。
今井さん:私は世の中にシフォンケーキ作りが趣味の「シフォニスト」を増やしていきたいので、作り方でもコツでもどんどん教えちゃいます。会計時にお客様からシフォンケーキ作りの相談を受けると、夢中になって話し込んでしまってスタッフに叱られちゃうんですよ(笑)

frank’s diner & dining
新潟市北区石動1-17-6
025-250-6722
11:00-15:00/17:30-21:30(日曜は21:00まで)
月曜休
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