何かを伝えて、教えてもらえる場所「KAIHOLO」。
カフェ
2020.02.08
人と人が繋がる場所は、出会いから。
新潟市西蒲区にあるワイナリー「CAVE D’OCCI(カーブドッチ)」内にあるカフェ「KAIHOLO(カイホロ)」。毎朝焼き上げるパンや自家焙煎コーヒー、アスリートフードマイスターが考案する健康メニューなどが楽しめて、さらにはアパレルブランドの取り扱いもしている、ちょっと新潟らしくない雰囲気のカフェ。今回は東京出身のオーナー・大久保さんに「KAIHOLO」がオープンするまでのお話を聞いて来ました。

KAIHOLO
大久保 彩 Aya Ohkubo
1964年東京都生まれ。中央大学文化部を卒業後、旅行会社やパソコンインストラクターの経験を経て、神奈川県横須賀市でパン工房「SHUNG HUA」を開業。2015年に新潟へ移住。2018年「KAIHOLO」をオープン。趣味はランニング。
カフェをはじめたキッカケは、ある人との出会いから。
――今日はよろしくお願いします。どんなキッカケでカフェをはじめたんですか?
大久保さん:私は東京で生まれて、何十年も湘南地域で暮らしていましたが、あるとき新潟へ移り住むことになりました。「さて、仕事はどうしようかな?」と考えた時に思い浮かんだのが、何回か行ったことのあるワイナリー「CAVE D’OCCI」。海が見えなくても近くに感じられて、ヨーロッパの田舎を彷彿とさせる雰囲気に惹かれたんです。それでいろいろ調べてみたら「CAVE D’OCCI」が開催しているワイナリー経営塾を発見。これがキッカケとなって「KAIHOLO」はスタートしました。
――ワイナリー経営塾からカフェ…それはどうして?
大久保さん:ワイナリー経営塾について詳しく知りたくて、「CAVE D’OCCI」の掛川社長に連絡しました。興味があるならと、親切にお話を聞かせてくれたんですが…ワイナリーをスタートするには、年齢やこれから先の継手などの問題が山積みだったんですね。それで残念ながら断念しました。でも、掛川社長の人柄に惹かれて「この人と一緒に働きたい」と気持ちが変化してきたんです。だから、以前にパン工房をしていた経験を生かして「パンの製造者として働かせて欲しい」とお願いしたんです。

――パン工房をされていたんですね。それで、お願いした結果はどうでしたか?
大久保さん:なんと、働かせてもらえることになりました。そして働きはじめてから3ヶ月が経った頃、掛川社長から「施設全体のコーヒー豆の焙煎を引き継がないか?」と話をいただきました。きっと、面倒を見なければと思ってくれたんだと思います。
――コーヒー豆の焙煎ですか。段々とカフェに近づいてきましたね。
大久保さん:はい。そして社長から「新潟のこと、この場所のことを教えるから、新潟で自分がやりたいことを働きながら考えなさい」とも言われました。それで1年くらい考え続けて「人と人が繋がって、何かを伝えて、教えてもらえる場所」が作りたいと決めたんです。新潟らしいことはできないけど、パンは焼ける、コーヒーもある…辿り着いた答えはカフェだったんです。

新潟らしくないカフェ。それが「KAIHOLO」。
――「KAIHOLO」をスタートするとき、どんなカフェにしようと思いましたか?
大久保さん:「新潟らしいカフェ」は自分にはできないから、あえて新潟らしくない、今までにないカフェにしようと決めていました。でも、この場所の雰囲気から外れないコンセプトで。それでカフェとアパレルが合わさった「KAIHOLO」が生まれたんです。
――その組み合わせは珍しいですね。どんなアパレルをセレクトしていますか?
大久保さん:新潟のファッションはお洒落だけど、落ち着いた配色が多くて、きちんとし過ぎている印象でした。だから、もっと遊び心や柄物も取り入れてもいいんじゃないかと思って、「SPORTIFF(スポーティフ)」と「JOLLIES(ジョリーズ)」の湘南ブランドをセレクトしました。
――新潟は曇りが多いから地味なファッションになるんですかね(笑)。カフェの方はどうですか?
大久保さん:自家焙煎コーヒーはもちろんですけど、毎朝焼き上げているパンを主体としたメニューから、カレーなどの食事メニューまでいろいろあって、アスリートフードマイスターが作る栄養バランスを考えたラインナップも揃っています。

――「アスリートフードマイスター」って、急にスポーティーなワードが飛び込んできましたね。
大久保さん:何十年も趣味でランニングを続けていて、お店もランニングに関わることで繋がれたら素敵だなって思ったんです。だから「KAIHOLO」のコンセプトは、コーヒーやカフェにランニングの要素も加えて「Coffee,Bread,Sportiff and Run to open your mind」としました。「KAKUDA HOLO HOLO PROJECT」というチームを組んで、新潟に来たら角田を走ってもらえるように、食とお酒をミックスしたマラニックというマラソンとピクニックを合わせた活動もしています。
――コンテンツが豊富に詰まったカフェですね。
大久保さん:そうですね。あとはウクレレのライブや体験教室、アートのワークショップなんかも。「KAIHOLO」のたくさんのコンテンツからいろんなことが伝えられて、何かの目的で来店された人達が繋がって、違った形でお店に戻ってきてくれたら素敵だなって思っています。このような活動できているのも、新潟での素敵な出会いがあったからこそです。

「KAIHOLO」で繋がるメニューたち。



KAIHOLO
新潟県新潟市西蒲区角田浜1657
0256-75-9058
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