以前ご紹介した内野の雑貨店「petit caprice Daisy」がリニューアルし、「Rire(リル)」に生まれ変わりました。店主の長谷川さんとは20年来のお付き合いだという石川さん、藤田さんもオーナーに加わり、3人体制で営業しています。いったいどんな経緯でリニューアルすることになったのか、3人にお話を聞いてきました。
Rire
長谷川 美幸 Miyuki Hasegawa
1999年に内野で雑貨店「petit caprice Daisy」をオープン。松波町や寺尾前通り、再び内野に店舗を移転。2025年2月に「petit caprice Daisy」を「Rire」にリニューアル。
Rire
石川 小百合 Sayuri Ishikawa
編み物作家。麻ひもバッグや小物類が得意。イベントで長谷川さんと出会い、意気投合。
Rire
藤田 裕美子 Yimiko Fujita
「petit caprice Daisy」時代からの常連客。現在は、長谷川さん、石川さん3人で「Rire」のオーナー。
――リニューアルオープン、おめでとうございます。でも前身のお店「petit caprice Daisy」のファンが多くいる中、どうしてリニューアルすることにしたんでしょう?
長谷川さん:「petit caprice Daisy」は、昨年25周年を迎えました。実は節目となる年に、お店を畳もうと思っていて。少しずつ準備をしていたんですけど、藤田さんが「閉店するなんてもったいない。一緒にやらない?」って声をかけてくれたんです。
藤田さん:だって「petit caprice Daisy」がなくなるなんて、考えられなくて。私は20年以上前から「Daisy」と長谷川さんのファンなんです。移転する度に、追っかけのようにお店に出向きましたから(笑)。昨年、私が仕事を辞めようというタイミングで、長谷川さんも「お店の形態を変えたい」と考えていたんですよね。「じゃあ、一緒にお店をやってみましょう」という話になりました。
――そして、石川さんが加わったんですね。
長谷川さん:小百合ちゃんが「埼玉のとある雑貨屋さんは、10人以上で営業しているみたいだよ」って教えてくれたんです。藤田さんと「ふたりだけじゃなくて、もっと人数を増やしてみようよ」と相談して、でもやっぱり知らない人は困るということになり、小百合ちゃんを巻き込みました(笑)
――藤田さんと石川さんとって、長谷川さんはどんな存在ですか?
藤田さん:雑貨屋さんをはじめた当初から知っていますけど、そのときどきのトレンドをどこよりも早く取り入れいていたと思いますよ。最初はカントリー調、次はナチュラルテイスト、次の移転ではカフェも併設したお店。どこも時代の先駆けでした。
石川さん:私はものづくりをしているので、ハンドメイド系のイベントによく参加していて。そこで、長谷川さんと仲良くなって「petit caprice Daisy」にも作品を置いてもらうことになったんです。作るのに時間がかかるから、いつも数個しか納品できなかったんですけど、「Rire」にリニューアルしてからは常時作品を置くことになりました。今まで以上に、いろいろな編み物作品を楽しんでいただけると思います。
――どんなお店に生まれ変わったのか、教えてください。
藤田さん:キッチン用品ブランド「イマン」のアイテムを置くようになりました。今まで通り長谷川さんがセレクトした小物類や生のお花、ドライフラワー、アクセサリー、石川さんが手編みされた麻ひもバッグにも注目です。
――長谷川さんに聞きますね。これまでお店をひとりで営んでいらっしゃいましたが、今度はオーナーが3人になりました。何か変化はありますか?
長谷川さん:週2日だけ営業していたのが5日に増えたので、鉢植えや生花、食品類も並べられるようになりました。ひとりで営業していると、なんでも自分の好きにできるからいいんですよね。でも迷ったときに相談する相手がいないから、孤独でもあって。オーナーが3人になった今は、ふたりの意見を参考に意思決定ができるし、手が回らないときは助けてもらえて、とても心強いですよ。
――ちょっと聞きにくいのですが、意見が食い違うときはありませんでした?
長谷川さん:これまでは3人とも手探り状態でしたから、これからそういう局面に出くわすんでしょうね(笑)
――オープン後の反響はどうだったんでしょう?
長谷川さん:初日があいにくの大雪で。あまりの悪天候に、「私たちは試されているんじゃないか」と思ったくらいです。結局オープンを1日遅らせたんですけど、イレギュラーな日の営業はどうすればいいのか、いろいろ考えさせられました。
藤田さん:初日は大変な目に遭いましたけど、落ち着いてからはたくさんのお客さまに来ていただいたよね。
石川さん:ふたりのパワーのおかげで、たくさんの方が来てくださって。頑張って作品づくりをしているんですけど、お店に並んだものはだいぶ旅立ってしまいました。もっとたくさんの作品をご紹介したいところなんですが、なかなか納品が追いつかなくて。
――今後について、考えていることはありますか?
長谷川さん:「オリジナルグッズを作りたいよね」と3人でよく話しています。
藤田さん:どんなアイテムにするかは、まだ秘密(笑)
――新しいオーナーになられた藤田さんと石川さんに、改めて意気込みをお聞きしたいと思います。
藤田さん:私は「布花」を作ってみたいと思っています。生地を染色する工程から、いろいろと試作しているところです。今後「Rire」でも販売してみたいなと思っています。
石川さん:毎年ハンドメイドイベントに出店しているので、作家さんとの出会いも多いんですよね。そういったご縁があるので、作家さんとの企画展などができたらいいなと思っています。
――長谷川さんは、いかがですか?
長谷川さん:営業できる日が増えたので、生のお花の扱いを増やしていくつもりです。リニューアルに向けて3人で話し合って決めたキャッチフレーズ「美しいガラクタ 小さなシアワセ ほんの少しのワクワクを…」を皆さんにお届けしたいと思います。
Rire
新潟市西区内野山手2-17-1-102