Things

親子で切り盛りするパキスタンカレーの店「sano食堂」。

「Things」ですっかりおなじみになりつつある新潟市本町の「人情横丁」に、昨年オープンしたばかりの新しいカレー店があります。「パキスタンカレー」を看板にしたそのお店の名は「sano食堂」。母親と息子で切り盛りするカレー店です。パキスタンカレーってどんなカレー? 息子さんの青池公生さんにお話を聞いてきました。

 

 

sano食堂

青池 公生 Kousei Aoike

1991年新潟市中央区生まれ。林業、家具製作、庭師などさまざまな仕事を経験した後、2018年7月に新潟市にある人情横丁で母親と「sano食堂」を始める。趣味は友人たちと楽しむフットサル。仕事が忙しく、好きなサッカーの試合はもっぱらテレビで。

 

母親の念願がかなった人情横丁でのカレー店。

——こちらのお店はオープンして間もないですよね?

青池さん:そうですね、昨年7月の「千灯まつり」の日にオープンしました。母親がカレー好きで、ついでに人情横丁も大好きだったんです。そんなわけで「人情横丁にカレーの店を出したい」という思いがあって、このたび念願が叶って店を構えることになりました。それで、俺も母と一緒にやることになったんです。

 

——たしか「近日オープン」の張り紙が出てから、実際のオープンまでかなり時間がかかったような気がするんですが。

青池さん:内装工事を母親の知り合いにお願いしたんですけど、お仕事の都合で日曜しか作業できなかったんですよ。それで時間がかかってしまいました。自分たちも一緒にやって、なんとか本町のイベント「千灯まつり」の日にオープンを間に合わせましたけどね。オープン日はイベントのおかげで朝から晩までひっきりなしにお客さんが来てくれましたね。

 

——青池さんはカレー店を始める前は何をしてたんですか?

青池さん:結構いろいろな職を経験しました。山に木を植える植林の仕事もしてたし、家具を作る仕事もしてたし、庭師や内装の仕事もしてました。でも自分には会社勤めが向いてないと思うようになったんです。そんなときに母親がカレー店を開くということになったので。自分の考えで好きなように営業できるので、会社勤めよりも自営業の方が自分には向いてるように思いますね。

 

人気メニューはパキスタン人直伝の「パキスタンカレー」。

——「sano食堂」のメニューですが、どんなカレーがあるんですか?

青池さん:大きく分けて「パキスタンカレー」と「和風カレー」の2種類があります。人気のある「パキスタンカレー」は、母親の友人で20年来の付き合いがあるパキスタン人から教わったカレーなんです。マトンとチキンで2種類に分かれていて好きな方を選ぶことができます。肉と野菜がカレーの具になってますけど、野菜は季節ごとに変わります。だから旬の味を楽しんでいただけますよ。スパイスがガツンと効いていて、しょっぱくて辛めの味になってるのでご飯が進みますね。

 

——大きい肉がゴロゴロ入ってて満足感が大きいですね。「和風カレー」の方は?

青池さん:「和風カレー」は、そば屋さんにあるようなダシの効いたカレーで、豚肉、こんにゃく、油揚げ、たけのこ、玉ねぎといった具が入ってます。母親がよく家で作っていたカレーを店のメニューにしたんです。

 

——カレーを作るときにいちばん気をつけていることは何ですか?

青池さん:香りを大事にしてますね。食べたときにスパイスの香りが口の中いっぱいに広がるよう作っています。そのために、スパイスを使い過ぎないように気をつけて、引き算の料理をするように心掛けてるんです。スパイスを使い過ぎるとどうしても香りが丸くなっちゃうんですよね。

 

カレーを作るときに発見する、いろいろなこと。

——お店は一日中、お母さんとずっと二人でやっているんですか?

青池さん:俺はランチタイムもディナータイムも店に立ちますけど、母親は別な仕事もやっているので、朝の仕込みと、手が空いてればディナータイムに出るっていう感じです。

 

——お店をやっていて大変なことってありますか?

青池さん:会社員の頃と違って働く時間が長いので、慣れるまでちょっと大変でした。半年やって今ではもう慣れましたけどね。

 

——じゃあ逆に面白いことは?

青池さん:カレーを作っているときはいろんな発見があった面白いですね。たとえば玉ねぎの切り方ひとつで味が変わったり、スパイスの組み合わせはもちろん、使い方でも味が変わったり。お店の営業に関して言えば、お客様との世間話とか、いろんなコミュニケーションが楽しみです。人情横丁という場所柄、常連のお客様がたくさん来てくれるような気がしますね。

 

——人情横丁でお店をやってみて、どんな風に感じていますか?

青池さん:街中なのに車の通りが少なくて静かなので、落ち着いていられる場所ですよね。あと人通りはそんなに多くなくて心配してたんですけど、お客さんはちゃんと来てくれるんです。通りがかりに入るっていうんじゃなくて、このお店めがけて食べに来てくれるってことですよね。会社員から買い物ついでの年配の方まで、幅広い年代のお客様が寄ってくれてありがたいですね。

 

——今後やってみたいことってありますか?

青池さん:郊外店にどんどん人が流れてしまっている人情横丁を盛り上げていきたいですね。そのために組合に協力してイベントをおこなったり、新メニューを出してお店に人を呼んだりしていきたいと思ってます。

 

 

 

sano食堂

〒951-8067 新潟県新潟市中央区本町通6番町人情横丁内

080-6713-4041

11:30-14:30/17:00-20:30(日曜はランチ営業のみ)

月曜火曜休

 

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