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新潟駅の中でゆったりできるカフェ&バー「Sea Point YORIMICHI」。

周辺整備事業が着々と進み、どんどん姿を変えていく新潟駅。訪れる度に驚きがありますよね。そんな新潟駅の南口にある「CoCoLo新潟」の南館1階に、昨年10月、カフェ&バー「Sea Point YORIMICHI」がオープンしました。こちらのお店は関屋浜にある海の家「Sea Point NIIGATA」の姉妹店。今回は店舗リーダーを任されている長谷部さんにいろいろなお話を聞いてきました。

 

Sea Point YORIMICHI

長谷部 恒平 Kohei Hasebe

1992年新潟市生まれ。専門学校を卒業後、健康麻雀店やガソリンスタンド、工場での勤務を経て「Sea Point NIIGATA」を運営する「株式会社ニイガタ移住計画」へ入社。「Sea Point YORIMICHI」のオープン時からリーダーを任される。趣味はギターで、バンドも組んでいる。

 

駅の中でもゆったり、のんびり、解放的に。

——まず、「Sea Point YORIMICHI」がどんなお店なのか教えてください。

長谷部さん:関屋浜の海の家「Sea Point NIIGATA」の姉妹店として、2022年10月にオープンしたカフェ&バーです。シェアスペース「MOYORe:」さんの隣で、元々レンタルキッチンだった場所を活用して運営しています。バーでもあるのでお酒にもこだわっていて、ちょっと珍しいクラフトビールも人気なんですよ。

 

——期間限定のお店だと伺いましたが。

長谷部さん:新潟駅の開発が完了する2024年春までの営業予定です。その頃の新潟駅周辺がどうなっているか、今から楽しみですよね。

 

 

——「Sea Point NIIGATA」さんの姉妹店とのことでしたが、他にも同系列の店舗はあるんですか?

長谷部さん:系列店としては「YORIMICHI」が初めての試みです。それが新潟駅の中のお店っていうのは誇らしいことですよね。自分がここのリーダーを任されるとなったときは「なんかすごいことになっちゃったな」って思いました(笑)

 

——駅の中のお店だから、いろいろな人の目に留まりますもんね。

長谷部さん:高齢の方がいらっしゃることもあれば、ビジネスパーソンが打ち合わせや作業をするのに使ってくれることもあるし、土日は女子会やデートで来られる方もいます。とにかくいろいろな方が来てくれるから接客する立場としても面白いですね。

 

——明るくて広いスペースがあることも魅力的ですよね。

長谷部さん:「Sea Point NIIGATA」みたいに、浜のゆったり、のんびりとした雰囲気を駅の中でも感じてもらいたいと思っているので、そう言ってもらえると嬉しいです。海にいるような解放的な場所にしたくて、インテリアに流木を置いたり、貝殻をお皿に乗せたりしています。

 

——どんなメニューがあるのか教えてください。

長谷部さん:イチ押しメニューはサラダとドリンクがセットになったスパイスカレーです。ライスが佐渡島の形になっている「佐渡イカカレー」は県外の方からの注文が多いですね。「ラムキーマカレー」はちょっとクセがあって、男性のお客さまからの人気が高い一品です。

 

 

——駅中のお店ということで、何か工夫されていることはあるんでしょうか?

長谷部さん:時間を気にされる方がいらっしゃるので、よりスピーディーに対応できるようにオーダーや会計の運用を新しくしました。以前はカウンターでオーダーを伺っていたんですけど、 今はQR コードから注文できるシステムに変えたんです。利用される方のスタイルに合わせて柔軟に対応していこうと試行錯誤しています。

 

——お仕事中に利用される方も当然いらっしゃいますもんね。

長谷部さん:忙しさに追われていてもホッとできるエッセンスを持ち込みたいと思っていて、あたたかい雰囲気と気持ちのよい接客をとても大事にしています。思いやりを持って仕事をしているスタッフが多いんですよね。お客さまのことを考えた意見がいろいろ出てきます。「駅の中にもゆったりできるスペースがある」って、もっと広くこのお店の存在を知ってもらえたらいいなと思っています。

 

キッチンからもホールからも、居心地のよい雰囲気づくりを。

——長谷部さんのことについても教えてください。これまではどんなお仕事をされてきたんでしょう?

長谷部さん:専門学校を卒業してからは健康麻雀店に勤めて、それからは接客の仕事をいくつか経験しました。工場の仕事もやってみたんですが、「やっぱり自分は接客が好きだ」と思ってこの仕事を選んだんです。飲食業は未経験だったので、今でも他のスタッフさんにいろいろ教えてもらっています。

 

——いくつか職場を経験された長谷部さんが思う、他のお店とは違う「YORIMICHI」さんらしさってどんなところですか?

長谷部さん:キッチンと接客スペースが一体になっているところが、これまで経験したどの職場とも、他の飲食店さんとも違いますね。ホールとキッチン、両方でいい雰囲気を作りながら営業するスタイルが「YORIMICHI」らしさだと思います。

 

 

——初めての飲食のお仕事はいかがですか?

長谷部さん:今までの仕事では効率を重視してきたところがあるんですけど、それだけじゃなくて「どんな盛り付けにしよう」とかいろいろ考えるポイントがあって面白いですね。食事ができる場所はたくさんありますけど、食を通じていかに特別な体験をしてもらえるかが大事なんだと思います。

 

——リーダーとしてお店を任されているそうですが。

長谷部さん:こういう立場になったのは初めてで。リーダーとしての経験も勉強させてもらっているところです。期間が限られているプロジェクトだからこそ「成功させなくちゃ」って人一倍強く思っています。

 

——最後にひとことお願いします。

長谷部さん:「YORIMICHI」がオープンしたのは、海の家「Sea Point NIIGATA」を広めることがひとつの目的でした。でも相乗効果というか、海の家を利用してくれる人が街に来たときに、名前の通りここに「寄り道」してくれたら嬉しいです。駅の中でのんびりできるお店って、あるようで意外とないんですよ。ここではゆったりした時間が流れているし、気軽に楽しめる軽食からガッツリした食事までいろいろ揃えています。カフェメニューだけじゃなくてお酒も種類豊富です。いろいろなご要望に合わせられるお店なので、まずは気軽に来ていただいて自分なりの過ごし方を見つけて欲しいです。

 

 

 

Sea Point YORIMICHI

新潟市中央区花園1-1-21 CoCoLo新潟南館1F

10:00〜21:00

※掲載から期間が空いた店舗は移転、閉店している場合があります。ご了承ください。
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