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瀬波温泉に誕生したロケーション抜群のキャンプ場「S.S.B」。

日本一の美しさとも称される村上市・瀬波温泉の夕日を文字通り“砂かぶり”で堪能できるキャンプサイトがこの夏、オープンしました。「S.S.B(Sunset Side Base)」と名付けられた当サイトは瀬波温泉の北側、海岸沿いの高台に位置し、視界に遮るものが何ひとつない抜群のロケーションで日本海に沈む夕日を堪能できます。このサイトを立ち上げ、管理・運営している村上市出身の寶保さんは、自身も熱心な現役キャンパー。地元に念願のサイトをオープンさせた寶保さんに、立ち上げの経緯からサイトの魅力、運営方針など、いろいろお話を伺ってきました。

 

 

S.S.B

寶保 龍二 Ryuji Houbo

1994年村上市生まれ。瀬波温泉では初の管理キャンプサイト「S.S.B」を立ち上げ、運営・管理を担当。代表を務める兄とふたりでサイトを切り盛りする。熱心なキャンパーで、県内外の各所に出掛け通算80日近くテント泊した年も。父が創業した航空機部品加工会社「Aki Factory」の跡継ぎでもあり、キャンプサイト運営も今や同社の新規事業のひとつに位置付けられている。キャンプ以外に釣りも趣味。

 

温泉や買出しも至近距離の好立地で、海、夕日、星空を堪能。

――オープンおめでとうございます。しかし、抜群のロケーションですね!

寶保さん:ありがとうございます。それが当サイトのいちばんの売りです。海岸すぐの高台にあり、海や夕日はもちろん、満点の星空もとてもきれいですよ。観光地のため遠方からアクセスもしやすく、瀬波温泉の日帰り入浴施設や買い出しスポットなども近くにあり、初心者の方からエキスパートの方まで、ソロからグループまで、幅広く楽しんでいただけると思います。

 

――ところで8月6日にオープンされたとのことですが、直前にあった豪雨の影響はいかがでしたか?

寶保さん:このあたりは幸い無被害でした。交通規制や自粛意識などの影響で若干のキャンセルはありましたが、現在までおかげさまで順調に営業できています。当時、うちとしては市内の一部が一時断水で困っている方が多かったので、オープン前から施設内のシャワーを開放したりもしました。

 

 

――ちなみに、どちらから来るお客さんが多いんですか?

寶保さん:私も少しビックリしているのですが、オープンから2カ月、実に8‐9割のお客様が県外からなんですよ。仙台など、太平洋側からいらっしゃる方も多くて。中にはすでに複数回ご利用いただき、常連さんになってくれている方もいて、ありがたい限りです。

 

キャンパー目線で管理・運営。ドローン撮影サービスも。

――では改めて、こちらのサイトの設備について教えてください。

寶保さん:サイトは海側と中央部で合計11区画をご用意しています。トイレ、シャワー、炊事場のほか、管理棟ではコーヒーやアルコール類などの販売もしています。またオプションで、ドローンによる写真や動画の記念撮影も承っています。

 

――ドローン? そんなサービスもあるんですか。

寶保さん:そうなんですよ。父が本業でやっているのですが、専属のドローンパイロットがいるキャンプサイトは、全国でもなかなか珍しいと思いますよ(笑)。この場所も実は最初、ドローンの練習場として借りるところから始まったんです。

 

 

――そうなんですか? オープンまでの経緯を詳しく教えていただいても?

寶保さん:うちはもともと航空機関係の部品を加工している会社なんですけど、新型コロナの影響で受注が減ってしまったことから、父がドローン事業に乗り出したんです。その練習場を探している中でこの物件と出合ったのですが、キャンパーの自分としては、ぜひキャンプサイトとして活用したくて。実際に仲間を呼んでキャンプをやってみたんですけど、ロケーションはじめ、やっぱりサイトとして理想的でした。それで父と相談し、キャンプサイトとして開設することにしたんです。

 

――なるほど。確かに、もったいないくらいのロケーションですものね。

寶保さん:海沿いのサイトは全国にいくつもありますが、高台にあるっていうのがここの特長として大きいと個人的には思っています。粟島から佐渡、角田浜まで広く一望できますし、日本海に沈む美しい夕日も目線の高さでじっくりと堪能できます。賑わいのある瀬波温泉の海水浴場や中心街からもほどよく距離があるので、落ち着いてゆっくりと時間を過ごしてもらえます。

 

――それこそ夏のハイシーズンなんかは海水浴場にテントを張ってキャンプしている人も多いですが、差別化はどのように?

寶保さん:実際、「近くの海水浴場にテントを張るのと何が違うの?」と電話で言われたこともあります(苦笑)。いま言った高台にあるメリットのほか、管理サイトとして設備をはじめ少しでも快適に過ごしてもらえる環境を提供しているつもりですし、安心・安全面は特に力を入れています。例えば、女性用のトイレは基本的に施錠し、鍵を女性のお客様にだけ提供している、とか。サイトとしては「キャンパーが作るキャンプ場」を標榜し、私自身がキャンパー、利用者としてこれまでに様々なキャンプ場で経験した「こういうのがあると嬉しい」とか「もっとこうした方が良い」といったことを自サイトにフィードバックしているつもりです。平たく言えば、「自分がキャンパー仲間を呼びたい、お勧めしたいサイト」を作っているんです。

 

できるだけ間口を広く、キャンプの楽しさを多くの人に。

――なるほど。そもそも寶保さんがキャンプにハマったきっかけは?

寶保さん:以前からやりたいとはずっと考えていたんですが、友人に同行して初めて張ったのが2019年でしたかね。割と最近といえば最近なんです。一発でハマり、翌週末にはもうソロでやっていました(笑)。以来、県内外の様々なキャンプ場へ毎週末のように出掛け、キャンパー仲間も増えました。みなさんには様々なことを教えてもらい、サイトの開設にあたっても大変お世話になりました。ありがたい限りです。

 

――とはいえサイトを運営していると忙しくて、なかなか別のキャンプ場に足を延ばせなくなるのでは?

寶保さん:そこは共同で運営している代表の兄と調整しながら、これからもできるだけいろんな場所に足を運んでいきたいと思っています。繰り返しになりますが、利用者目線を磨いていくことは、このサイトをさらに良いものにしていく上で非常に重要なことなので。今後も現役のキャンパーとして経験を重ね、その経験をこのサイトに還元していきます。

 

――では最後に、今後の展望を教えてください。

寶保さん:できるだけ間口を広くしてひとりでも多くの方にキャンプを楽しさを知ってもらい、少し大げさに言えばこの地域でキャンプ文化を育み、さらに豊かにできる施設にしていきたいと思っています。今はキャンプブームの功罪か、ともすれば始めるのに心理的なハードルが上がってしまっているというか、玄人的な「これくらいできないと恥ずかしい」とか「こだわりのギアを揃えていないとカッコ悪い」みたいな風潮も出がちですが、まったくそんなことはありませんし、それぞれが思い思いに楽しめばいいんです。もちろん言ってもらえれば設営も手伝いますし、今後はギアのセレクト販売やレンタルにも力を入れようと思っています。キッチンカーの出張や管理棟などを活用した販売・体験ブースの出店もさらにやっていきたいですね。極端な話、カフェやショップに来るような感覚で気軽に訪れてもらえるようにしていきたいです。以前の自分がそうだったように、何も知らなくても一発でハマるような体験をこの施設で味わってもらえたらな、と。管理棟にコーヒー1杯飲みに来るだけでも大歓迎です。

 

――また今度ぜひおじゃまさせて下さい! 本日はありがとうございました。

 

 

 

1泊:1区画 大人1人2500yen /小学生1人1000yen/ 小学生未満Free

デイ(平日のみ):1000yen

※繁忙期は1組あたり+1000yen

貸切:1泊60000yen

 

薪 焚付け500yen ナラ800yen

ゴミ処分費 500yen

砂地用レンタルペグ(10本)100yen

 

コーヒー(hot/ice)400yen

自家製レモネード400yen

生ビール、レモンサワー 各500yen

 

ドローン撮影 写真3000yen、動画5000yen

 

(w/o tax)

 

S.S.B

〒958-0037 村上市瀬波温泉1丁目3-65

※掲載から期間が空いた店舗は移転、閉店している場合があります。ご了承ください。

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