Things

秋も旬の果物を贅沢に!三条の「田沢農園 果樹園のジェラート」。

完全無肥料の農園が営む、可愛らしい外観をした三条のジェラート屋さん。その名も「田沢農園 果樹園のジェラート」。こちらのお店では、農園で育てた果物を贅沢に使用した、果汁80%以上(!)の濃厚なジェラートを味わうことができます。今回、店長の田沢さんに、妥協しないジェラート作りや美味しさの秘訣を聞いてきました。

 

田沢農園 果樹園のジェラート

田沢 弘和 Hirokazu Tazawa

1960年三条市生まれ。高校卒業後に就農。2015年、自身の農園に「田沢農園 果樹園のジェラート」をオープン。趣味は油絵と身体を動かすこと。

 

よりたくさんの人に、農園の果物の美味しさを知ってもらいたい。

――田沢さんは、どうしてジェラート屋さんをはじめようと思ったのですか?

田沢さん:昔から果物とお米の直売所をやっているんですけど、あるときから「直売所だけでなくて、季節関係なく1年中営業できるものはないかな……」と考えるようになりました。果物やお米を買ってくださる方って年齢層が高いイメージがあるんですけど、お子さまからお年寄りまで、もっと幅広く多くの方に楽しんでもらえるものはないかって考えたときに、「ジェラート屋さんはどうだろう!」って思いついたんです。

 

――果物を使って、誰でも楽しめる方法を探していたんですね。

田沢さん:そうなんです。なかでも若い方って、外見に興味をひかれる方が多いじゃないですか。ジェラートって見た目も可愛らしいし、気軽に食べることができるし。

 

――確かに。ジェラートの気軽さというと、どんなところですか?

田沢さん:果物とかお米って、家を出る前に「買いに行く」って決めてから出かける人が多いと思うんですよ。でも、ジェラートっていうのは「食べに行こう」と思って家を出る方だけじゃなくて、お出かけのついでにふと食べたくなって立ち寄る、という方もいるって思うんです。

 

――ジェラートには農園で育てた果物も使用しているんですよね。

田沢さん:農園で梨とル・レクチェを育てているということもあって、その果物をジェラートに使用しています。農園の果物をより多くの人に食べてほしくて。今まで通り果物だけの販売をしていたら、お客さんもだんだん固定化してしまうような気がしたんです。でもジェラートだと、新しいお客さんもどんどんお店に足を運んでくれるんですよ。

 

 

――それはいい発想ですね。

田沢さん:果物って、食べ頃がいつなのか分からない人もけっこう多いと思うんですよ。気づいたら傷んでいたとか、シーズンが終わってしまっていたとか……。だから私たちがジェラートにして提供すれば、いちばん美味しい状態で旬の果物を味わってもらえるんじゃないかと気づいたんです。

 

妥協しないジェラート作りが、美味しさの秘訣。

――ジェラート作りで、こだわっていることはありますか?

田沢さん:自分自身、納得がいかない味で完成させてしまうのは嫌で、美味しいと思うまで妥協せず、調整し続けます。味が物足りないと作っていて直感で分かるんですよ。

 

――へ~、そうなんですね。ちなみに何種類のフレーバーがあるんですか?

田沢さん:季節によって味を変えたりしているんですけど、今までのものも合わせると全部で60種類はあります。さつまいもとか、桃とか……。常に新しい味を研究しています。店には通常10種類のフレーバーがあるので、ここに来ればいろんな味の組み合わせを楽しみながら食べることができます。

 

――なかでも田沢さんオススメのフレーバーは?

田沢さん:全部好きです!好きなものがありすぎて絞れません(笑)

 

 

――田沢農園さんのジェラートは、トッピングが豊富ですよね。

田沢さん:そうなんです。農園で育てた果物や旬の果物をトッピングに使用したり、ワンスプーンサービスという、お客さんのお好きなフレーバーを1種類、スプーンにすくってサービスしたりしているんですけど、そういったものを提供すると、お客さんの反応がとてもいいんですよ。

 

 

――サービス精神が旺盛ですね。

田沢さん:せっかくお金を払ってくれているのに、食べて感動しなかったらお客さんも嫌だし、自分自身も嫌だなと思ってしまうし。ジェラートはだいたい500円なんですけど、この金額だからこの程度でいいだろうということは決してなくて、この金額でとにかく多くの人に感動してほしいっていう思いがありますね。

 

――500円のジェラートには、田沢さんの思いがいっぱい込められているんですね。

田沢さん:500円っていう金額は、人によっては頑張って出す方もいると思うんです。そういった方がジェラートを食べたときに、「こんなにたくさんサービスしてくれるんだ!」って。喜びの声がいっぱい聞けたら嬉しいんです。

 

――それは嬉しいでしょうね。

田沢さん:とにかく人を喜ばせたい、感動させたいという気持ちが大きくて、たくさん儲けようとかそういう気持ちではなく、お客さんが喜んでくれるのがいちばんですね。自分自身のやる気にもつながっていきます。

 

ジェラートを食べるほんの5分、10分……至福の時間を提供したい。

――ジェラート以外にも力を入れていることはありますか?

田沢さん:ただ食べに来てもらうだけでなく、いい空間で過ごしてもらいたいという思って、テラス席や、店内の空間作りにも力を入れています。ジェラートを食べているほんの5分、10分を至福の時間と感じていただけたら嬉しいですよ。来店してから帰るまで、ひとつの商品、サービスとして満足していただければと思っています。

 

――きっと、これからもそれは変わらないですね。

田沢さん:人って、常に新しいものを探し続けるじゃないですか。私たちもそれと同じように、ジェラートのフレーバーだったり、お店の空間作りだったり、常に新しいものを取り入れながら、変化し続けていきたいです。

 

 

「田沢農園 果樹園のジェラート」で食べることのできるジェラートには、田沢さんのサービス精神や、お客さんへの思いやりがたくさん込められているということが分かりました。皆さんも三条市へお出かけの際、旬の果物を味わいたくなったらぜひ立ち寄ってみてください!

 

 

田沢農園 果樹園のジェラート

新潟県三条市代官島1252

0256-34-3750

10:00~18:00

10月~4月 水曜休

5月~9月 無休

  • She
  • Things×セキスイハイム 住宅のプロが教える、ゼロからはじめる家づくり。
  • 僕らの工場
  • 僕らのソウルフード


TOP