長く使える良質な家具にこだわるインテリアショップ「TOLEDO」。
その他
2022.11.02
皆さんはどんなことを基準に家具を選びますか? 機能性やデザイン、価格など、人によってこだわるところは違うと思います。今回は「質のいい家具を使ってほしい」という思いで「TOLEDO(トレド)」というインテリアショップを経営している坂井さんに、家具についてのこだわりを聞いてきました。


TOLEDO
坂井 卓 Takashi Sakai
1968年新潟市中央区生まれ。インテリアメーカーでファブリックを担当した後、1999年に独立して自宅を事務所に「TOLEDO」を立ち上げる。2008年に万代で店舗をオープン。
インテリアメーカーから夫婦で独立して起業。
——坂井さんはどんな思いで「TOLEDO」をはじめたんでしょうか。
坂井さん:私は以前インテリアメーカーでファブリック製品のカーテンを担当していたんです。主に新築で家を建てるお客様に向けて提案をしていたんですけど、メーカーに勤めている以上はそのメーカーの製品しか扱うことができないんですよね。私はお客様のニーズに合わせてもっと幅広い提案をしたいと思っていたので、同じメーカーで働いていた奥さんと一緒に独立して「TOLEDO」を立ち上げたんです。

——はじめから万代でお店をオープンしようと思っていたんですか?
坂井さん:いきなり店舗営業をするのは不安もあったので、最初は自宅を事務所にしてインテリア問屋のショールームをお借りしながら、10年近く営業していました。
——じゃあ、その間に準備をして店舗営業に踏み切ったわけですね。この場所にはこだわりがあったんですか?
坂井さん:お店を構えるなら万代エリアでやりたいとは思っていましたね。ただ、万代には自分の条件に合う物件がなかなかなかったんですよ。店舗スペース以外に、倉庫スペースと駐車場が欲しかったんです。ここはもともと工場だった物件で、私の求める条件を満たしていたんですよね。
——店舗を作るにあたって、どんなところにこだわりましたか。
坂井さん:それまでは図面を見ながら打ち合わせをしていたんですが、実際に見ていただくことでサイズ感や収まり具合を理解していただけるように、生活する部屋を再現して家具を展示しました。実際に壁や窓も作って、カーテンやブラインドを掛けたんです。お客様にも分かりやすかったようで、打ち合わせがスムーズに進みましたね。

——確かに分かりやすそうですね。坂井さんが家具を選ぶときに、基準としていることがあったら教えてください。
坂井さん:実は昔と今では家具選びの基準が違うんです。というのも、はじめたばかりの頃は業界での信用もまだなかったので、高単価で質のいい家具を仕入れることができなかったんですよ。ブランドメーカーもイメージの為にお店を選びますからね。なので最初はリーズナブルでデザインのいいものを選ぶようにしていたんです。
——へ〜。そんなことがあったんですね。その基準が変わったのはいつからですか?
坂井さん:オープンしてから3年目くらいからでしょうね。実績を積んで信用もできたので、売りたい家具を売れるようになっていきました。

自分のこだわりを大切に、お店を営業していきたい。
——現在はどんな基準でお店に置く家具を選んでいるんでしょう?
坂井さん:質が高くて長く使えるものですね。そうすると、どうしても金額の高いものになってしまうんです。値段が安価な家具というのはそれなりの素材を使っていることが多いので、変形やクラックなどのトラブルが起こりやすいんです。

——では、品質の高い家具を使うのが安全なんでしょうか?
坂井さん:当社では国産と北欧の一流ブランドの家具をお勧めしています。いい家具というのは使い心地もいいし、壊れにくくて丈夫だし、デザインも飽きにくいんですよ。だから長く使い続けることができるんです。自分の好みじゃないデザインの家具でも、ロングセラー商品というのは使っているうちに馴染んできて、そのデザインが良く見えてくるものなんです。
——なるほど。どのようなブランド家具を扱っているんですか?
坂井さん:国内では飛騨高山(高山ウッドワークス)の製品を取り扱っています。海外ではデンマーク、フィンランド、ドイツ、スイスといった北欧ブランドの家具が多いですね。北欧家具はデザインが美しい上に丈夫で長持ちなんですよ。美しい曲線を作ったりすると耐久性は弱くなるものなんですけど、厳選した丈夫な材料を使っているから耐久性が強いままなんです。椅子やソファーは身体を支えるものですから、頑丈さが大切なんですよね。

——いい家具を買えば、長く使えるわけですね。
坂井さん:そうですね。耐久性が良くて長く使えちゃうから、うちの店はリピーターが少ないんです(笑)。あと金額が高いから誰もが買ってくれるわけじゃなくて、商品が売れにくいという悩みもあります。だったらリーズナブルな商品も置けばいいと思われるかもしれないんだけど、私はいい家具にこだわっていきたいんです。
——なるほど。
坂井さん:大型店だったらともかく、個人店なのにこだわりがなかったら、何がやりたいのかお客様に伝わらないと思うんです。あと自分が売りたくないものを売るのは、自分を裏切るのと同時にお客様のことも裏切ることになるんですよね。だから、自分の思いがお客様に伝わったときは嬉しいです。おすすめした家具を使ってくれたお客様から「買ってよかった」って言われたら最高ですね。これからもお客様との関係性を大切にして、いい家具をおすすめしていきたいです。

TOLEDO
新潟市中央区万代3-5-36
025-255-5502
10:30-18:00
火水曜休
Advertisement
関連記事
その他
「グローバルユース国連⼤使」の山本栞鳳さんが、カンボジアで得た学び。
2023.09.11
その他
理由あって激安。三条金物アウトレット「ストックバスターズ」。
2023.05.26
その他
得意の英語で新潟をPRする「第13代にいがた観光親善大使 矢部夏嬉」。
2023.05.09
その他
英会話を通してコミュニケーションの取り方を伝える「Coro English」。
2022.07.08
その他
クリエイターがより高め合える場へ、「新潟アートディレクターズクラブ」。
2023.07.17
その他
境界を飛び越えろ! 新潟の未来を考える自称はみだし公務員「桝潟晃広」。
2021.04.29
新しい記事
買う
日本ワインを毎日の食卓に。
内野駅前にオープンした、「VINORA」。
2025.12.08
買う
時代を越えて支持される
「タカナシカメラ」の哲学。
2025.12.07
遊ぶ
200種類のゲームがお出迎え
県央のボードゲームカフェ「ASOBO’s」
2025.12.06
食べる
米粉と平飼い卵で作る優しいおやつ。
「みんなのおやつ i ppu ku」
2025.12.05
Things写真館
[Things写真館]滝沢写真館 photographerタキザワフミオ #02
PR | 2025.12.05
カルチャー
地域をつなぐ、力強い音。
今年で45周年を迎えた「飛燕太鼓」
2025.12.04


