イケてる大人をつくる、通い続けたいヘアサロン「THIRTEEN」。
その他
2023.12.18
新潟駅から徒歩数分のところにあるヘアサロン「THIRTEEN(サーティーン)」。2011年に八千代にオープンし、2年前に今の場所へ移転しました。長年通い続けているお客さんも多く、生活の変化に合わせて、そのときに最適なスタイルを提案してくれるんだとか。今回はボスのTOMOさんに、お店のコンセプトや店名の由来など、いろいろとお話を聞いてきました。


THIRTEEN
Honma Tomoyuki
1979年新潟市生まれ。高校卒業後、新潟市内の美容室に就職。2011年に独立し中央区八千代で「THIRTEEN」をオープン。2021年に東大通へ移転。趣味はサーフィン、野球、車、キックボクシングと幅広い。愛称は「TOMO」さん。
独立したときの思いが込められた「THIRTEEN」という店名。
――まず、美容師さんを目指したきっかけを教えてください。
TOMOさん:美容師になろうと思ったのは中学生のときですね。将来、ネクタイをしたくなかったし、美容室って自由な雰囲気で仕事ができそうだったので、いいなって思いました。高校も行きたくなかったんですけど、俺の年からちょうど、高卒以上じゃないと美容師になれないってなって。
――じゃあ高校を卒業されてから、美容師の道に進みはじめたわけですね。
TOMOさん:高校を卒業してすぐに新潟市内の美容室に就職して、働きながら通信で資格を取りました。そのときから漠然と独立したい気持ちはありましたね。

――独立するときに「THIRTEEN」という店名にされたのはどうしてなんですか?
TOMOさん:ふたつ理由があって。まず、起業したのが美容師になってちょうど13年目のときだったんですよ。それは後から気がついたんですけどね。
――じゃあもうひとつの理由っていうのは?
TOMOさん:以前は八千代に店舗があったんですけど、独立する前はもともとその場所にあった別の美容室で働いていたんです。そこを閉めると聞いたので、買い取って「THIRTEEN」をはじめました。お店を閉めるって、ようは調子が悪いわけで。ボスの責任もあるかもしれないけど、閉めることになるのはほぼ現場の責任じゃないですか。そのときに「美容師として、今は底辺にいるな」って思ったんです。
――そこで独立を決意されたと。
TOMOさん:海外だと「13」って悪い数字じゃないですか。でもバイカーとかアウトローの人たちは「13」をタトゥーで入れたり、パッチをつけたりするんですよ。そういうふうに、最悪の状況からのスタートというか、そのときの気持ちを忘れないようにしたくって。それで「THIRTEEN」にしました。
――いろんな思いのこもった店名だったんですね。
TOMOさん:今月で移転してから丸2年経って、来年の2月でオープンして丸13年経つんですよ。ボスが残してくれたものからひとり立ちできたかなって思います。

歳をとっても、飽きずに通い続けてもらえるように。
――改めてお聞きしますが、「THIRTEEN」はどんなコンセプトのサロンなんでしょうか。
TOMOさん:お客さんと長く付き合っていけるサロンですね。うちはエクステとかもやっていて若い方も多いんですけど、長くお付き合いさせていただいているお客さんがたくさんいて。10代の頃から来てくれていた方が今は30代になって、ママになって。そうするとやっぱり考えも変わるじゃないですか。そういう方たちに飽きずに来てもらえるようなサロンにしたいっていうのが、いちばんのコンセプトですかね。
――実際に長年通われているお客さんが多いんですね。お客さんの変化に対して、どんなことを意識して接していますか?
TOMOさん:歳をとると、若い頃にはできていたことができなくなることも多くなってくると思うんです。結婚したり子供ができたりすると、絶対にライフスタイルが変わると思うので、そのときにできる最大限のお手伝いをさせてもらう気持ちでいます。

――ヴィーガンの方にとっても、嬉しいサロンだと聞きました。
TOMOさん:使っている薬剤やシャンプーに、全部ヴィーガンマークがついているんですよ。うちは「ナンバースリー」さんの商品をメインで扱っているんですけど、バイオマスプラスチックを使っていたり、森を守る取り組みに力を入れていたりしているんです。そういうコンセプトがいいなって。
――へ〜、環境に配慮しているブランドなんですね。
TOMOさん:パーマ液とかカラー剤もヴィーガン認証を取っているので、お客さんの肌にいいし、シャンプー台に流しても環境にいいし、毎日吸い込んでいる僕らにもいいんですよね。お客さんもそういうものが使われていると分かれば、安心してもらえると思うんです。

ひとりでも多く、イケてる大人をつくっていきたい。
――スタッフさんは今、何名いらっしゃるんですか?
TOMOさん:僕を入れて6人です。もう20年の付き合いになるスタッフもいて、明るくアットホームな雰囲気のサロンだと思います。
――長年美容師さんをされていて、どんなところにこのお仕事の魅力を感じますか?
TOMOさん:スタッフにもよく言うんですけど、カラーカットでだいたい2時間かかったとして、その間、我々はほぼストレスフリーなんですよね。だいたいが長いお付き合いの顧客さんですし、そうすると特にストレスを感じることもなくて、楽しくおしゃべりしながら一緒の時間を過ごさせていただけるなんて、仕事として最高だと思うんですよ。お金をいただいて「ありがとう」って言ってもらえるって、なかなかないですよね。

――お付き合いが長くなると、お客さんとお友だちみたいになっていくことも多そうですよね。
TOMOさん:そうですね。失礼のないようには気をつけています。でも髪のこと以外にも友だちみたいにいろいろ相談してくれたり、仲良くしていただけるのはすごく嬉しいですね。もともとの友だちもたくさん来てくれてありがたいです。
――お友だち相手でもお仕事ですもんね。
TOMOさん:「どこで髪切ってきたの?」「TOMOさんのとこ」ってなるわけじゃいないですか。「あいつ、たいしたことないな」って思われたくないし。逆に、「俺のところに来るんだったらちゃんとセットして」って思いますもん(笑)
――(笑)。今後はどんなふうにお店を続けていきたいですか?
TOMOさん:男女問わず、ひとりでも多くイケてる大人をつくっていきたいですね。それから今年は2回ほど海外の方向けにお仕事をする機会があったんですけど、すごく勉強熱心だったり「カッコいい」「イケてる」っていう思いの違いだったり、そういうのを見て、刺激を受けたんです。日本ももうちょっと変わっていった方がいいよなと思って。だからってまだ何を伝えられるわけでもないんですけど、またひと皮むけられたらといいなと思っています。

THIRTEEN
新潟市中央区東大通2丁目2-11
TEL:025-243-3678
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