店はもちろん、地元も盛り上げる
「麺処大昇」のインスタグラマー。
食べる
2026.06.09
見附市にある人気ラーメン店「麺処大昇(めんどころだいしょう)」は、今年の4月で15周年を迎えました。そこで働くスタッフのはるちゃんは、インスタグラマーとしてお店の情報を明るく楽しく発信しています。いったいどんな方なのか、はるちゃんに会うためお店にお邪魔してきました。
はるちゃん
Haruchan(麺処大昇 見附本店)
見附市生まれ。工場、保険会社、観光会社、ラーメン店などの仕事を経験し、2023年から「麺処大昇」で働く。現在は店の顔としてSNSで情報発信もおこなっている。趣味は食べ歩きついでの御朱印集め。
開店15周年を記念して登場した
「濃厚魚介豚骨ラーメン」。
――オープン15周年おめでとうございます。
はるちゃん:ありがとうございます。15年間支えてきてくださったお客様への感謝とともに、これからもよろしくお願いしますという気持ちを込めて、この度新メニュー「濃厚魚介豚骨ラーメン」を提供することになりました。
――どんな特徴があるんですか?
はるちゃん:げんこつを強火で炊いたスープに魚介のうま味を合わせた、見附では珍しいタイプの濃厚なラーメンになっています。「こんなラーメンを待っていた!」と喜んでくださるお客様も多いですね。
――期間限定なんでしょうか?
はるちゃん:レギュラーメニューとして、「元祖おろしつけ麺」「背脂醤油らーめん」「どっさり味噌野菜」などのラーメンと一緒に提供を続けていきます。
――「元祖おろしつけ麺」って、他のお店では見かけないメニューですよね。
はるちゃん:福井の郷土料理「おろしそば」にヒントを得たもので、背脂たっぷりの豚骨ベースのつけ麺に、トッピングされた大根おろしや削り節を加えることで、さっぱりした味変を楽しめて飽きずに食べることができるんです。
――なるほど。メニューを見るとおつまみも豊富ですね。
はるちゃん:15周年を記念して90分968円(税込)の飲み放題もスタートしたので、あわせてお楽しみいただきたいですね。併設している炭火焼きホルモンの店でおつまみを買って、持ち込んでいただいてもOKなんです。
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接客業から離れたことで、
あらためて接客業が好きだと気づく。
――はるちゃんは明るく元気なキャラクターで、飲食業にはぴったりですね。
はるちゃん:学生時代に陸上部で走り高跳びをやっていて、チームの応援をしてきたので声が大きいんですよ(笑)。人と接する仕事も自分に向いてると思っています。
――じゃあ、ずっと飲食業を?
はるちゃん:いえ、工場や保険会社などいろいろな仕事を経験してラーメン店に巡り合って、多くの人と接することができる飲食業の楽しさを知りました。
――じゃあ、ようやく向いている仕事に出会えたんですね。
はるちゃん:そのはずだったんですけど、以前働いていた店では、責任のある仕事を任されたせいもあって、休みはなくなるし責任の重圧に押しつぶされそうになるしで、人と話すことが嫌になって笑えなくなった時期もあったんです。
――それは辛かったでしょうね。
はるちゃん:それでお店を辞めて、ハンドメイド家具のメーカーに勤めて、家具の製造の仕事をはじめたんです。でも、いざ接客の仕事からしばらく離れてみると、「人と関わる仕事に戻りたい」という気持ちがよみがえってきちゃって……。
――離れてみて、接客業の楽しさにあらためて気づいたんでしょうね。
はるちゃん:その頃「全国うまいものグランプリ」という飲食イベントのお手伝いもしていて、そこで「ダイショープロジェクト」の社長から声をかけていただいたんです。それから「麺処大昇」と「ダイショープロジェクト」のイベントで働くことになりました。

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店への恩返しとしてはじめた、
インスタグラマー「はるちゃん」。
――「麺処大昇」で働いてみて、いかがでした?
はるちゃん:申し訳ないことに、入社して1ヶ月で入院してしまったんです。それどころか1年のうちに3回も入退院を繰り返して、「長岡まつり大花火大会」「音楽と髭達」という大きなイベントに参加することができなくなってしまって……、もうこの会社で働くことはできないなと思いました。
――働きはじめたばかりなのに大変でしたね……。
はるちゃん:でも、社長が病院までお見舞いに来てくれて「はるちゃんのペースで働いていいから、治って戻ってくるのを待ってるよ」と言ってくれたんです。そこで正社員ではなくパートとして、勤務時間をしぼって働かせてもらうことにしました。本当にありがたいと思っています。
――それは嬉しかったでしょうね。
はるちゃん:だから店に恩返しできることはないかと考えて、インスタグラムで情報発信をすることにしました。
――インスタグラムで心がけていることを教えてください。
はるちゃん:「大昇のはるちゃん」を覚えてもらうことを大事にしています。ですから「大昇」と「はるちゃん」というワードは必ず使うようにしているんです。私がアイコンになるために、赤をイメージカラーにしたり、親しみやすいスタイルをつくったりしました。
――難しいと思うことはありますか?
はるちゃん:インスタグラムでメニューの紹介をしているんですけど、ボキャブラリーが多い方ではないので食レポが苦手なんですよ。ですから言葉の代わりにリアクションで伝えるように頑張っています(笑)
――もしかすると、言葉より伝わるんじゃないでしょうか(笑)
はるちゃん:そうだといいですね(笑)。あと、こちらが伝えたいことと、見ている方が受け取りたい情報にズレがあるように感じたので、こちらの伝えたいことに興味を持ってもらえるよう、試行錯誤しながらやっています。
――続けてきた反響はいかがでしょう?
はるちゃん:スーパーなんかで声をかけていただけるようになりました。イベントの出店情報を投稿すると、それを見て足を運んでくださる方もいますね。

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地元を盛り上げるために、
全国のグルメが集まるイベント開催。
――「ダイショープロジェクト」では、ラーメン店の営業だけではなく、イベントの主催や出店までおこなっているんですよね。
はるちゃん:社長は全国各地でおこなわれる百貨店の催事やイベントに出店していて、そこで仲良くなった出店者を自分が主催するイベントに誘っているんです。北から南までいろいろなお店に出店していただいています。
――どんなイベントを主催しているんでしょうか?
はるちゃん:「全国うまいものグランプリ」といって、ご当地グルメをはじめ全国の美味しいものが集まるイベントです。
――どうして、そんなにイベントを開催しているんでしょう?
はるちゃん:お世話になっている地元を盛り上げ、少しでも恩返しがしたいという思いがあるんだと思います。
――なるほど。「大昇」さんはイベントで、どんなメニューを提供しているんですか?
はるちゃん:唐揚げやステーキ、炭火串焼きなどを提供しています。イベント出店の際はお客様の興味を引かなければならないので、店で接客する以上に声を出していますし、鉄板用のヘラを鳴らすパフォーマンスをしたりしているんです。そのせいでイベント明けの月曜は声が枯れています(笑)
――パフォーマンスも大切なんですね。
はるちゃん:ただ練乳をかけるだけなのに、めちゃめちゃ上からかけたりしています(笑)。でもお客様は喜んでくださるんですよ。でも、パフォーマンスよりも大切にしているのは、心を込めた接客ですね。
――「全国うまいもんグランプリ」は今後どこで開催されるんでしょう?
はるちゃん:次回は6月12日(金)から14日(日)に長岡市の「越後長岡ゆらいや」、6月19日(金)から21日(日)に上越市の「パティオ上越」で開催します。7月には新潟市の「ルフル古町」で開催する予定もありますよ。
――それは楽しみですね。最後に、はるちゃんの夢を教えてください。
はるちゃん:いつか見附市の観光大使になるのが夢です。まあ、言うのはタダですからね(笑)。これからも「麺処大昇」はもちろん、見附市を盛り上げるお手伝いをしていきたいですね。

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