気になるあの家。新潟で唯一の「無印良品の家」に行ってみた。

自分らしい暮らしをみつけに。木の家、窓の家、縦の家。

1980年に誕生した「無印良品」。衣服、生活雑貨、さらには食品と、品揃えの幅は広く、愛用されている方も多いのではありませんか(私もボールペンは必ず「無印良品」です)。そんな「無印良品」は、家も建てているってご存じでしたか? シンプルなデザインはそのままに、暮らしやすさを追求した「無印良品の家」。新潟にもモデルハウスがあります。ということで、どんな特徴があるのかが気になり、新潟で唯一のモデルハウス「無印良品の家 新潟店」へ、Things編集部が調査しに行ってきました。

 

無印良品の家 新潟店

清水優 Yu Shimizu

1986年新潟生まれ。敬和学園大学卒業。「株式会社ナレッジライフ」「TOWN WORK」などで営業経験を積み、現在「株式会社丸山組」にて「無印良品の家」の事業部長を務める。整理整頓が大好きで、夫婦揃ってムジラー。

「無印良品の家」って、どんな家?

――本日は、「無印良品の家」についていろいろとお話を聞かせてください。よろしくお願いします。

清水さん:こちらこそ、よろしくお願いします。まずは、家の考え方を説明しますね。「無印良品の家」は、決まった間取りがあるわけではありません。どこに窓を開けようか、どうしたら家族の会話がはずむだろうかと、子どもがブロック遊びをするみたいに空っぽの容器に入る暮らしを考えるのが「無印良品の家」の家づくりです。

 

――ワクワクする家づくりですね。でも何もないところからのスタートは逆に難しくないですか?

清水さん:もちろん、私たちがサポートしながら家づくりを進めていくのでご安心ください。それに、「無印良品の家」には3種類の家のカタチがあって、それぞれコンセプトや特徴があるので、これらをベースに暮らし方を考えていけるので、難しいというよりは、楽しいと思います。

 

 

――3種類、それぞれのコトを教えてもらえますか。

清水さん:「木の家」「窓の家」「縦の家」の3種類です。まずは「無印良品の家 新潟店」と同じ「窓の家」についてお話ししたいと思います。「窓の家」の最大のポイントは、まるで絵画のように風景を切り取り、暮らしに取り入れられることです。窓のフレームは目立たなくして、風景だけが見られるようにピクチャーウインドウを採用しています。そして、この窓を好きなサイズで、自由な場所に設置することができます(※構造上、一部例外を除く)。

 

――大きな窓のある家ってことですね。絵画のようにって、おしゃれじゃないですか。

清水さん:白を基調としたキャンバスのような家なので、壁と一体化した窓は、とてもキレイなんですよ。外側に面した窓は風景を、内側に開けた窓は家族を映し、窓の数だけ美しい対話が生まれます。

 

――次は「木の家」について教えてください。

清水さん:「木の家」は吹き抜けを中心とした間仕切りのない1室空間で、南側が大きく開かれた箱型の住まいです。核家族が多くなっている現代はプライバシーが重視されていますけど、あえてnLDKの視点を排して家族を包み込む、新しい暮らしのカタチを提案しています。そして、木の使い方にも注目してください。仕切り部分や梁など、見える部分に温かみを感じてもらえるようになっています。

 

――いつもお互いの存在を感じられる家ですね。それでは、最後の「縦の家」について、お願いします。

清水さん:「縦の家」は、新潟ではあまり需要がないかもしれません(笑)。都市内を考えて作られた家のカタチなので、スキップフロアを用いて空間を縦に広く使い、狭小地でも開放的に住める家です。新潟のように広い土地を探しやすい地域では、「窓の家」「木の家」が人気となっています。

 

住んでいる人に聞いてみた。こんな感じ、あんな感じ。

――清水さんは「木の家」に住んでいると小耳に挟みました。ユーザー目線で、率直な感想を教えてもらえますか?

清水さん:「住まい手にとって、本当にちょうどいい暮らしとは何か」を考えて、家の常識を脱ぎ捨てた家なので、一番の感想は、住みやすい点ですね。構造の話になってしまいますが、何枚もの壁で家の強度を高めている一般の木造住宅と違って、骨格自体に強度を持たせ、広々とした空間になっています。なので、同じ敷地面積でも室内は広く、仕切りがないので自在に住みたい間取りに変化させることができるんです。

 

――自由度が高く、住みやすい家。憧れますね。清水邸は、どうして「木の家」にされたんですか?

清水さん:妻が生粋のムジラー(無印良品が大好きな人)なんです。どうしても「無印良品の家」を建てたいという夢があって、それを叶えることがまずのキッカケとなりました。

 

 

――奥さん、ムジラーなんですね(笑)

清水さん:そうなんですよ。収納グッズはもちろん、家具や衣類も。ただ、私たちが「無印良品の家」を建てようと思っていた頃は、新潟には建てられる会社がありませんでした。それで、現在お世話になっている「株式会社丸山組」と共同事業というカタチで、「無印良品の家」を新潟でスタートさせたんです。妻の夢を叶えるために。

 

――え?「無印良品の家」を建てたくて事業をはじめたんですか?素晴らしい旦那さんじゃないですか。

清水さん:もっと褒めてください(笑)。それで「無印良品の家」を販売するにあたって、いろいろと学んでいたら結果、自分たちのライフスタイルには空間を作り変えられて、自由に収納スペースを考えられる「木の家」がちょうどいいって、ふたりで決めました。

 

新潟の無印事情をインタビュー。どんな住み方?選び方?

――新潟でも「無印良品の家」を目にするようになってきました。「木の家」「窓の家」「縦の家」の3種類では、どの家が人気ですか?

清水さん:カジュアルな印象もあるからでしょうか、やはり「木の家」が多いですね。ただ、新潟店の「窓の家」をはじめにご覧いただくと、「窓の家」がいいなって、みなさんいわれています。でも、私の家で見学会を開催することもあって、実際に見ていただくと、「木の家」は玄関の土間がとても広くサーフィンや自転車などアウトドア用品が収納できる点から、心変わりする方も多いですね。

 

――土間が広いのは魅力です。観葉植物が置けるし、野菜も収納できるし、主婦にも喜ばれそうですね。ちなみに、どういった方たちが「無印良品の家」を選ばれているんですか?

清水さん:うちの妻のように、ムジラーが多いですね(笑)。「無印良品の家 新潟店」では家具なども丸ごと「無印良品」で設えています。そのせいもあってか、全体の80~90%を「無印良品」の家具で揃える方も多いです。まぁ、我が家もそうなんですけど(笑)

 

 

――実際に「無印良品の家」を見てみたい、という方はどうしたらいいですか?

清水さん:「窓の家」として建てられている「無印良品の家 新潟店」はいつでもご覧いただけますが、その他の家(新潟は「木の家」のみ)は完成見学会、入居者見学会などをご案内しています。ご要望があれば我が家も(笑)

 

――清水邸も見られるんですね(笑)。これからの予定はありますか?

清水さん:2019年10月19日(土)、20日(日)の2日間、新潟市東区で「木の家」の入居者見学会があります。まだ詳しい時間等は決まっていませんが、ホームページでお知らせしますので、ぜひお越しください。

 

30年先も、ちょうどいい。ライフスタイルの変化に合わせた家。

小学校の入学に合わせた子ども部屋は、きっと成長して大人になると空き部屋に。家族の変化に合わせて暮らし方を考え、そのときのライフスタイルにちょうどいい生活を30年先まで考えられる家こそが「無印良品の家」です。シンプルな見た目の裏側に、しっかりと考えられたコンセプトや構造は、さすが。住んではいないけれど、ちょっと過ごしただけで「こんな家に住みたいな」って思える家でした。

 

 

 

無印良品の家 新潟店

新潟県新潟市江南区東早通2-2444-3

025-250-0633


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