新鮮食材を使った洋風惣菜のデリ&パスタ「ピアット ジョルニ」のご夫婦。
食べる
2020.03.22
「ピアBandai」にある人気店のオーナー夫婦にこだわりを聞く。
連日多くの人で賑わう万代島の「ピアBandai」。新鮮な魚介類や精肉、野菜などが揃い、地元の人たちはもちろん、県外から来た観光客もたくさん訪れます。そんな「ピアBandai」の一角にデリとパスタのお店「デリ&レストラン ピアット ジョルニ」があります。デリはお店で食べるだけじゃなくテイクアウトすることができて、子連れのママさんにも人気。今回はオーナーの渡邉明彦さんと未穂さんご夫婦に、こだわりの料理についてお話を聞いてきました。


デリ&レストラン ピアット ジョルニ
渡邉 明彦 Akihiko Watanabe
1978年岡山県生まれ。香川県の大学を卒業後、岡山県倉敷市にあるイタリアンレストランで7年間修行。2010年新潟市中央区の「ピアBandai」オープンと共に「デリ&レストラン ピアット ジョルニ」を開店。実家が大工だったためDIYが趣味で、店の家具なども自作することがある。妻の未穂さんとは大学時代に知り合う。
デリ&レストラン ピアット ジョルニ
渡邉 未穂 Miho Watanabe
1978年三条市生まれ。香川県の大学を卒業後、介護老人保健施設で相談員やケアマネージャーとして勤務。2010年新潟に戻り明彦さんと共に「デリ&レストラン ピアット ジョルニ」を開店。趣味は読書やアート鑑賞。その反面じっとしていられない性質で、休日の家事がなによりの気分転換。
お店をオープンするために岡山から新潟へ?
——「デリ&レストラン ピアット ジョルニ」さんはいつ頃から営業しているんですか?
明彦さん:「ピアBandai」のオープンと同時なので、2010年からです。今年で10周年を迎えます。ちょうど独立を考えていた頃だったので、妻からピアBandaiの出店募集の情報を聞いて応募して、岡山から新潟にやって来ました。
未穂さん:私の実家が三条市にあるんです。当時はまだ岡山で暮らしていたんですけど、父がピアBandaiの情報を教えてくれて、それで夫に相談したんです。まだ審査結果も出てないのに新潟市に引っ越して来ちゃいました(笑)
——岡山ではどんな仕事をしていたんですか?
明彦さん:私は倉敷市の出身なんですが香川の大学に通っていて、そのときに妻と知り合ったんです。大学時代に焼鳥屋でアルバイトをして料理の楽しさを知ったので、卒業後は地元倉敷市のイタリアンレストランに勤めました。皿洗いから始まって7年間、料理の修行をしました。次第に「自分のお店をやってみたい」と思うようになったんです。
——それでピアBandaiの話に飛びついたんですね。お店はどんなイメージで内装とかを作ったんですか?
未穂さん:明るい白を基調として、子連れのお客様も気軽に寄れるカジュアルな雰囲気の店をイメージしました。

産直朝採り野菜をその日のランチで使えるという贅沢。
——「ピアット ジョルニ」はどんなお店なんでしょうか?
明彦さん:洋風惣菜のデリとパスタの店です。デリのテイクアウトもできますし、店内で料理を召し上がっていただくこともできます。「ピアット ジョルニ」の「ピアット」は、日々とか毎日っていう意味で、「ジョルニ」は皿を表す言葉ですが、同時に料理っていう意味もあるんです。「日々に寄り添う料理」っていう意味で、気軽な気持ちで日常的に利用してほしいっていう思いでつけた店名なんです。
——ピアBandaiに出店したいと思ったのはどうしてなんですか?
明彦さん:新潟市内の新鮮な食材が集まる場所っていうのが魅力でしたね。実際に営業してみて、産直の朝採り野菜がその日のランチタイムですぐ使えるっていうのは、とっても贅沢なことだって思いました。あと農家さんと直接話ができるのも大きなメリットですね。野菜を作っている農家さんの顔を知っていると安心感もあるし、野菜にも愛着が湧いて大切に使うようになります。
——ちなみにどんなお客さんが多いんでしょうか。
未穂さん:最初は「市民市場」っていう言葉からして、地元の方たちがたくさん買い物に来る場所だと思っていたんですが、地元の人たちよりも観光で新潟に来た方たちが多くて驚きました。観光で来た方たちはピアBandaiに魚介を求めてくることが多いので、ランチもパスタじゃなくてお寿司や海鮮のお店で食べるんです(笑)。そこで、夏に新潟産フルーツソースのかき氷を出してみたら、観光のお客様にも来ていただけるようになって、お店の間口が広がったように思います。

家で食べる時に美味しい状態になるよう作っているデリ。
——パスタはどんなことにこだわって作っていますか?
明彦さん:季節の旬な食材や新潟県産の食材を使っていますので、その美味しさをどうやってお客様に伝えられるかを考えて作ります。そのため、素材の良さを生かして野菜が美味しい状態でお出しできるように、仕込みはしないでオーダーが入ってから調理するようにしています。そうすることで素材の食感や香りがまるで違ってくるんです。

——デリも美味しそうですよね。このメニューを自宅に持ち帰って食べられるのは贅沢な感じがします。
明彦さん:デリの場合は、お客様が家に帰ってから美味しく食べていただけるように、時間を逆算して作るようにしています。特に焼き加減には気をつけていて、温め直しても美味しく食べられるように計算してるんです。家でもお店と変わらない味で食べていただきたいので、温め方や食べ方のメモを商品につけてお渡しするようにしています。
——それはとても親切ですね。けっこう種類もありますけど…。
未穂さん:デリは常時10種類以上ご用意しています。常連のお客様は目的のメニューを決めてくることが多いので、定番のデリは品切れしないように気をつけています。夫は凝り性なので、一品一品手間をかけて作ってますね。
——ちなみにデリのオススメってありますか?
未穂さん:「新潟地粉のラザニア」は人気メニューです。「ゆきちから」を使って手打ちした自家製パスタを使っていて、パスタやソースが16層にもなっているのでボリュームがあります。クリスマスやパーティー用にも対応することができますし、お皿持参で買いに来るお客様もいらっしゃいます。
明彦さん:「村上の塩引き鮭のリエット」も人気がありますよ。イタリアやフランスでは干しダラをジャガイモと一緒にピューレする料理があるんです。それを新潟らしく塩引き鮭で作ったものなんですよ。わざわざオーダーするお客様がいるほど人気のあるメニューです。

新潟の美味しいものや魅力を伝える店として。
——10周年を迎えて、今後はどのように続けていきたいですか?
未穂さん:「ピアBandai」ってオープン当初は10年間限定の営業ということになっていたんです。でも、さらにもう10年間営業することが決まったので「ピアット ジョルニ」も引き続き10年は頑張っていきたいと思っています。今までは、子連れで食事ができる店としてやってきましたが、新しく一人でゆっくり過ごせるカフェを隣で始める予定です。これからも新潟の美味しいものや魅力を伝える店として、続けていきたいと思います。

「ピアBandai」オープン以来、10年間続いてきたデリとパスタの店「ピアット ジョルニ」。当時はまだ少なかった「子連れで食事しやすいスタイルのお店」として、多くのパパママ世代に親しまれてきました。これからは、子育てがひと段落して自分の時間を楽しみたいお客さんのために、一人でゆっくり過ごせるカフェを始める予定だとか。子どもと一緒に食事を楽しみたい方も、一人でお茶を楽しみたい人も、ぜひ「ピアット ジョルニ」を訪れてみてください。
デリ&レストラン ピアット ジョルニ
〒950-0078 新潟県新潟市中央区万代島2-14 ピアBandai
025-384-4955
11:00-20:00
火曜休
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