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香り高いコーヒーが味わえる「自家焙煎珈琲の店 シャモニー」。

  • 旅するコーヒー | 2022.05.27

自家焙煎珈琲の店 シャモニー

野沢 信行 Nobuyuki Nozawa

1953年新潟市生まれ。1973年に「シャモニー」1号店をオープン。家族で店舗展開を行い、現在は5店舗を運営。飽きがなくていつの間にか飲み終わっているコーヒーが好み。釣りとスキーが趣味。

 

新潟初、自家焙煎を取り入れた喫茶店。

——「シャモニー」は、創業何年なんですか?

野沢さん:1973年に礎町(新潟市中央区)で1号店をオープンしたから……今年で創業49年目ですね。もうちょっとで50年か……早いものですね。

 

——すっかり老舗の名店ですよね。自家焙煎は開業当初からされていたんですか?

野沢さん:はい、新鮮で美味しいコーヒーでありながら、シャモニーオリジナルの味わいを提供したいと思って、ヨーロッパやアメリカに行って独学で学んで焙煎をスタートしました。

 

——シャモニーオリジナルの味わいにするために、こだわっていることは何ですか?

野沢さん:コーヒーで大切なのは、「焼いたときの香り」「挽いたときの香り」「飲んだときの香り」です。この3つの香りがすべて揃うことで、美味しいコーヒーになると思っています。だから、それぞれの過程で香り高いコーヒーになるようにこだわっていますね

 

まだ見つからない焙煎の答え。でも、見つからないから面白い。

——「シャモニー」では、どんな種類のコーヒー豆を取り扱っていますか?

野沢さん:コロンビア、ブラジル、グアテマラ、ペルー、トラジャとか、全部で10種類ぐらいですね。あと、1年に1回だけ珍しいコーヒーも提供しています。

 

——それぞれのコーヒー豆によって、焙煎方法は異なるんですか?

野沢さん:そうですね、コーヒー豆によって焙煎方法は異なります。ただ、どんな焙煎方法がベストなのか、その答えはまだ出ていません。一人ひとりが「苦いコーヒーが好き」「あっさりとしたコーヒーが好き」とか、いろんな好みがあるじゃないですか……。

 

——そうなると、どうやって「シャモニー」の味を決めているんですか?

野沢さん:今まで、大学ノートにたくさん書きなぐってきた焙煎についてのデータを基に、「美味しかった」の一言を目指して、自分が美味しいと感じる範囲でコーヒー豆を焙煎することに努めています。答えの追求、それが焙煎の面白い部分でもあるし、「シャモニー」の味に通じているんでしょうね。

 

 

自家焙煎珈琲の店 シャモニー

950-8068新潟市中央区上大川前7-1235

025-222-0703

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