温かみのあるカウンターで、こだわりの米粉スイーツを「Cafe&Bar Rem」。
食べる
2024.12.23
先月、万代の大通り沿いに「Cafe&Bar Rem」というお店がオープンしました。お昼はカフェ、夜はバーというふたつの顔を持つこのお店。米粉を使った自家製のスイーツを、上品な雰囲気の店内で楽しむことができます。このお店のオーナーである佐藤さんに、お店をはじめたきっかけや、メニューのこだわりについて、いろいろお話を聞いてきました。


Cafe&Bar Rem
佐藤 亮 Ryo Sato
1975年新潟市生まれ。2024年11月に新潟市中央区に「Cafe&Bar Rem」をオープンする。最近、ゴルフをまたはじめた。

人が繋がれる居心地のいい空間を提供したい、からはじまった。
――今日はよろしくお願いします。とっても素敵な店内ですね!
佐藤さん:新潟にはあまりないような内装にしたんです。モダンな雰囲気もありつつ、棚やカウンターに木材を使って、温かみを感じてもらえるようにしました。
――お店をはじめたきっかけを教えてください。
佐藤さん:訪れるすべての人に心地よい時間と繋がりを提供する空間を作りたいと思ったことがきっかけです。お昼はカフェ、夜はバーとして営業しています。
――どんな経緯で「Cafe&Bar Rem」という名前になったのでしょうか。
佐藤さん:「Restart(再出発)」と「move on to(次に進む)」 という意味が込められています。

――響きがかわいらしいです。ここは時間によって楽しみ方が変わるんですよね。
佐藤さん:カフェでは米粉を使ったスイーツ、バーでは燻製のナッツやチーズなどのおつまみをご用意しています。アフォガードは、バーの時間ではエスプレッソの代わりにウイスキーをかけてお召し上がりいただいています。タイミングによっては、バーの時間にカフェのメニューを楽しめるときもありますよ。
――お酒もたくさんの種類がありますね。
佐藤さん:落ち着いた年齢層のお客様に向けた、ワインやカクテル、ジャパニーズウイスキーをご用意しています。 ボトルキープのお客様も多く、ゆったりとお酒を楽しんでいただけています。

――もともと、無店舗でスイーツの販売をされていたと聞きました。
佐藤さん:「Atelier BFS」という名前で、2年前からイベントに出店していました。そのときから出しているスイーツをここでもお召し上がりいただけます。

また食べたくなる甘さ。こだわりの米粉スイーツ。
――スイーツは米粉を使用しているんですね。
佐藤さん:新潟県産の米粉を使っています。お米の産地によって米粉の味や香りが変わってくるんですよ。
――産地までこだわりがあるんですね。
佐藤さん:お店で食べるものは美味しいだけじゃなくて、身体に気遣えるようなものを提供したいという思っているんです。ここのスイーツは、保存料を使わずに作っているんです。日持ちは短いですけど、添加物をなるべく使わないように意識しています。
――スイーツのメニューは?
佐藤さん:シフォンケーキやプリン、カヌレをご用意しています。他にも、シフォンケーキをパンのようにしたハムサンドやパフェなど、食べ応えのあるメニューもありますよ。

――シフォンケーキのサンド! はじめて聞きました。
佐藤さん:シフォンケーキ自体の甘さを抑えているんです。東区にある有名店から取り寄せているハムを使用していて、 シフォンケーキとの相性抜群なんです。シフォンケーキとプリンが一緒に楽しめるパフェもおすすめです。プリンは乳製品を使っていなくて、他にはない固めの、むちっとした食感が楽しめますよ。よかったらお召し上がりください。

――甘すぎないから、あっという間に食べられちゃいました。
佐藤さん:ここで提供しているスイーツの甘さは、特にこだわっているんです。食べた後、またすぐに食べたくなる甘さを目指して、細かい調整をしているんですよ。お酒と一緒に楽しめる甘さにもなっていると思います。
――ところでお店をはじめてから、佐藤さんはどんなところにやりがいを感じていますか?
佐藤さん:カフェとバーのそれぞれに共通しているんですけど、お客様に笑顔で帰っていただいて、その後何回もお店に足を運んでくださることがいちばんのやりがいですね。前回食べたものとは違うものを食べに来たくださる方がいらっしゃったときは、とても嬉しかったですね。
――今後の目標を教えてください。
佐藤さん:カフェでお出ししている、スイーツやコーヒーのメニューを徐々に増やしていきたいですね。自家製にこだわって、ここでしか食べれらないメニューを提供できたらいいなって思います。

cafe&bar Rem
新潟市中央区万代1丁目1-32プリオール万代
070-8481-4445
Advertisement
関連記事
食べる
南魚沼のお米農家がはじめたお菓子屋さん「おこめのケーキqute」。
2024.06.08
食べる
季節感を盛り込んだパンを作り続ける、寄居町の「パンヤ オルタ」。
2021.12.29
食べる
障がいのある方の雇用創出に向けて動き出した、六日町駅前「なにわ茶屋」。
2023.04.16
食べる
女性ひとりでも入りやすい店を目指す「越後もちぶた とんかつ天翔」。
2023.06.29
食べる
温かみのあるカウンターで、こだわりの米粉スイーツを「Cafe&Bar Rem」。
2024.12.23
食べる
気軽に立ち寄って自由に料理やお酒が楽しめる、古町の「La Cadenza」。
2024.07.17
新しい記事
買う
できることを、できる範囲で。「下田の森の美術館 リースとタルトのお店」
2025.12.19
食べる
台北出身のオーナーがつくる
本場の台湾料理「Lu Rou」
2025.12.18
カルチャー
芸術に関わりたい人を支える、
加茂市の「アトリエ現場」
2025.12.17
食べる
季節感を大切にしたお菓子づくり。
上古町の老舗「美豆伎庵 金巻屋」
2025.12.16
その他
「整体コラボスペース リソラボ」で
やりたいことを、思いっきり。
2025.12.15
Things写真館
[Things写真館]Photo Studio またね photographer 吉田尚人 #03
PR | 2025.12.15


