お洒落に盛りつけられた美しいデザートが楽しめる「dessert salon ete」。
食べる
2022.10.07
「アシェットデセール」をご存知でしょうか。「アシェット」はお皿、「デセール」はデザートを意味していて、お皿に盛りつけられたデザートのことをいいます。新潟ではおそらくはじめてのアシェットデセール専門店が、今年8月、新潟市中央区にオープンしました。その名も「dessert salon ete(デセールサロン エテ)」。オーナーの塚本さんにお会いして、いろいろなお話を聞いてきました。


dessert salon ete
塚本 夏輝 Natsuki Tsukamoto
1996年長岡市生まれ。国際製菓調理専門学校パティシエ科卒業後、リゾートホテルやフレンチレストランでパティシエとしての経験を積む。2022年8月に独立して新潟市中央区に「dessert salon ete」をオープン。最近、こってりしたものが食べられなくなってきて、焼野菜が好きなのだとか。
新潟初のアシェットデセール専門店。
——オープンおめでとうございます。早速ですが、どうしてアシェットデセールの専門店をはじめようと思ったんでしょうか?
塚本さん:お菓子とかケーキとかではなくて、デザートを作ることにこだわりがあったんです。冷たいものは冷たく、温かいものは温かく、出来たてをお客様に味わっていただきたいんですよ。
——アシェットデセールの専門店って、新潟では初めてのオープンだと思うんですけど、不安はありませんでしたか?
塚本さん:今でも不安しかないですよ(笑)。宣伝なんてほとんどしていなくて、オープンひと月前にはじめたインスタで告知しただけだったんです。でもオープン当日には、思っていたよりもお客様が来てくれて安心しました。とりあえずはまずは売上よりも、お店のことを皆さんに知ってほしかったんです。

——さて、ではお店のことを詳しく教えてください。
塚本さん:「dessert salon ete」は、アシェットデセールのフルコースがお楽しみいただけるお店です。2品と4品のコースがあって、2品コースは材料があればいつでもご提供できますが、4品コースは事前に予約が必要となります。4品コースは、召し上がっていただくと食事がいらなくなるほどのボリュームです。
——なんだか「お洒落な大人の楽しみ」っていう感じですね。
塚本さん:そうですね。「大人の楽しみ」といえば、アルコール類も提供していますので、デザートと一緒にお楽しみいただけますよ。チーズを使ったデザートには白ワインが合いますし、今が旬のイチジクには赤ワインがよく合います。スパークリングワインもご用意していますので、ちょっとリッチな気分を味わいたいときにはおすすめです。

リゾートホテルやフレンチレストランで腕を磨く。
——塚本さんは、どうしてパティシエになろうと思ったんでしょうか?
塚本さん:高校生の頃に放送していた「失恋ショコラティエ」というテレビドラマを見て、お菓子作りの仕事に憧れたんです。通っていたのは工業高校だったのに、なぜかそれからパティシエを目指して国際製菓調理専門学校に入学しました(笑)
——それは不思議な進路ですね(笑)。専門学校を卒業してからは、どんなところで修業を?
塚本さん:妙高にあるリゾートホテルでパティシエとして働きました。スタッフが多い職場だったので、いろいろな人からデザート作りを教えてもらえましたね。ただ、レストランやカフェの他にケーキ販売もやっていたので、クリスマスケーキのシーズンは忙しくて大変でした。

——ただでさえ冬は宿泊客が多くて忙しそうですもんね。そのホテルを退職した後に独立したんですか?
塚本さん:辞めるときに独立を考えはじめたんですけど、ひとまず独立に向けた勉強のためにフレンチレストランで働いたんです。出来たてをお客様に提供することとか、料理に使うソースをデザートに応用することとか、そういう経験を積んだおかげで自分の視野が広がりましたね。

——ひとつひとつの経験が今に生きているんですね。「dessert salon ete」という店名は、どんな意味を込めてつけたんですか?
塚本さん:「ete」というのはフランス語で「夏」のことなんです。僕の名前が「夏輝」なので「夏」の字をとって「ete」と名付けました。オープンしたのも8月でしたし。

味はもちろん、見ているだけでも楽しめるデザート。
——食べるのがもったいないくらい綺麗で、丁寧に盛りつけられていますよね。見ているだけで満足できそう(笑)
塚本さん:ありがとうございます(笑)。「食べるのがもったいない」っていうのは多くのお客様から言っていただけます。とても光栄な言葉ですよね。目でも味わっていただけるよう盛りつけにもこだわっています。

——アシェットデセールならではの楽しみ方ですね。
塚本さん:お客様の前でデザートを仕上げるライブ感も、ぜひ楽しんでいただきたいです。デザートによってはフランベすることもあるんです。お客様から「わーっ」っていう歓声が上がって、とても喜んでいただけますね。
——「フランベ」って、アルコールを火で飛ばすときに炎が上がる調理法ですよね。
塚本さん:お客様にはテンションを上げてもらいながら、デザートを楽しんでいただいきたいと思っています。

——他にもデザートへのこだわりがあったら教えてください。
塚本さん:旬のフルーツを使っているので、毎月メニューが変わります。お客様には、毎月変わるメニューを楽しみにしていただきたいですね。
——今後、何かやってみたいと思っていることはありますか?
塚本さん:知り合いのパティシエや料理人とコラボしたら、面白いことや新しいことができるんじゃないかなと思っています。いつか実現したいですね。あと、10月後半から「焼菓子ボックス」をハロウィンや秋をイメージしたお菓子にリニューアルしますので、そちらもお楽しみに!

dessert salon ete
新潟市中央区新和3-2-17 STAGE A2
14:00-20:00(金土日は12:00から)
木曜、不定休あり
Advertisement
関連記事
食べる
独自性を大切にするコーヒースタンド、新津の「GOODY」。
2023.03.23
食べる
住宅地の路地裏にある小さな洋菓子店「Alley Birthday」。
2023.12.07
食べる
常連のお客さんと共に歩んできた純喫茶「コーヒー&スナック ペペ」。
2022.11.08
食べる
ふわふわ可愛いイメージのお菓子屋さん「おうちde菓子工房 PELUCHE」。
2022.03.24
食べる
最適なカーテンを提案する窓辺のプランナー「interior planning studio Otois」。
2024.01.31
食べる
焼きたてにこだわる、五泉のたこ焼専門店「たこ焼 たこちゃん」。
2021.10.21


