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笑顔がつながる特別な食卓、ケータリングユニット「FOOD & ETHICAL」。

木箱に入ったケータリング。はじめたのは同級生コンビ。

「外食のできない方にも、特別な食卓を届けたい」。そんな想いからスタートした「FOOD & ETHICAL(フードアンドエシカル)」は、専用の木箱に新潟の四季をたっぷりと詰め込んで届けてくれる、ケータリングのユニットです。今回はこの活動を行っているふたりの女性、天野さんと寺田さんの同級生コンビに、ケータリングのアレコレを聞いて来ました。

 

FOOD & ETHICAL

天野 千尋 Chihiro Amano

1987年阿賀野市生まれ。関西の大学を卒業後、大手料理教室で講師として活躍その後、東京のケータリング会社に入社。2018年Uターンで新潟へ戻り、2019年「FOOD & ETHICAL」を結成。

 

FOOD & ETHICAL

寺田 菜々子 Nanako Terada

1987年阿賀野市生まれ。関東の大学を卒業後、アパレルショップに就職。2015年度十日町着物女王グランプリ。2019年「FOOD & ETHICAL」を結成。一児の母。

 

「FOOD & ETHICAL」の正体を探る。どんなケータリングユニット?

――今日はよろしくお願いします。さっそくですが、「FOOD & ETHICAL」の正体を教えてください。

天野さん:はい、私たちは「笑顔、つながる、ケータリング。」をコンセプトに、県産野菜を中心とした安心安全かつ華やかで美味しい料理を通して、新潟の素敵を届けるケータリングユニットです。

 

――新潟の素敵ということは、新潟にこだわっているわけですね。

寺田さん:私たちは二人とも新潟出身なんですけど、大学からは県外で暮らしてきました。新潟から離れてみて気がついたのは、海の幸、山の幸、そしてたくさんの食材が新潟にはあるということ。キレイな景色もあって、頑張っている人もたくさんいること。それで「新潟には、こんなにたくさんの素敵があるじゃん!」と再確認したんです。次世代の人たちが「新潟っていいよね」って思えるように、新潟を楽しい空間にしたくて、ケータリングというカタチで新潟の素敵を届けることにしたんです。

 

 

――なるほど。ちなみに、ユニット名にはどんな意味が?

天野さん:「エシカル消費」という言葉を聞いたことがありますか? 日々の暮らしを通して、世界が抱えている問題の解決に貢献することを意味するんですけど、この言葉を拝借しました。だから私たちは、オーガニックやフェアトレード、地産地消に貢献できる食材ばかりを選んでいます。そんなふうに、自分たちの活動が、どこかで、何かに役立つといいなと思って、「FOOD & ETHICAL」を名付けました。

 

――オーガニック食材などを使っているとなると、それなりにお値段も高いのでは?

天野さん:農家さんから仕入れたり、無添加調味料を使用したり、質の高い食材を使っているからそうなりますね。でも、日々の食卓のためのケータリングではなくて、特別な日を彩るケータリングとして活動しているから、誕生日やお祝いのお手伝いをさせてもらっていますので、そこはご理解いただけると思います。

 

「FOOD & ETHICAL」のケータリングは、2パターンで楽しめる。

――ケータリングに種類はあるんですか?

寺田さん:はい、「家バージョン」と「会社バージョン」の大きく2パターンがあります。それぞれご予算やご要望によって、内容を相談して決めさせてもらっています。

 

――読んで字のごとくかも知れませんが、それぞれの特徴を教えてください。

寺田さん:車社会の新潟では、外食してお酒を飲んだら代行で帰らないとですよね。その影響もあってか、実は新潟の外食率は全国ワースト3なんですよ。つまり、お祝いなどの特別な日を家で過ごすことが多いってことになります。そうなると大変なのはお母さんです。そこで、華やかな食卓を家族で囲んでもらえたらと考案したのが、「家バージョン」のケータリングです。おにぎりなどの主食から、四季の野菜を使ったおかず、果物やデザートなどを盛り込んで、子どもからお年寄りまでが楽しんでもらえるメニュー構成を心掛けています。

 

 

――確かに大家族だと外食するのは大変だし、お祝いにケータリング…それいいですね! じゃあ次に「会社バージョン」についても教えてください。

天野さん:東京の企業だと、忘年会とか決起集会とか、みんなで集まる行事を居酒屋ではなくて、ケータリングを使って会議室で行うことが多いんですよ。働き方改革や時短勤務などで、決まった時間に集まるのが困難な場合もあって、そうなると昼間からケータリングの準備をしておけば、仕事の合間に食べたり、持ち帰りをしたり、それぞれに合った楽しみた方ができます。このやり方を新潟に持ち込んだのが「会社バージョン」です。セミナー後の懇親会で活用してもらったり、新潟ならではの地酒と合わせて、飲み会としての楽しみ方もプラスしたり、要望に合わせてカスタマイズすることができます。

 

女性ならではの視点で考えられた「FOOD & ETHICAL」のケータリング。

――ちなみにケータリングは、どのような形態で届けてくれるんですか?

寺田さん:多くのケータリングは、小皿などで同じ料理がたくさん並んでいますよね。その形態だと、会場で並べなければいけません。ケータリングに馴染みのない新潟だとそれは難しいと思って、専用の木箱に詰めて届けています。木箱なら盛り付けているから時短にもなるし、たくさん詰まっていて見た目も鮮やかなんです。あとは、要望があればお酒の用意やテーブルコーディネートなどのパーティー演出も承っています。

 

――木箱で届けてくれるんですね。ほっこりしていて可愛いですね。お二人ならではのこだわりはありますか?

天野さん:ケータリングはお店の料理と違って温かさがありません。だから、いかに「美味しそう!」と思ってもらえるかが大切なんです。旬の食材を使って季節感を演出して、さらに食用花のエディブルフラワーや食べられないけど挿花も飾って、木箱の中身が絵になるように意識しているのが、女性ならではのこだわりですね。

 

活動開始からもうすぐ1年。これからの目標は?

木箱にキレイに盛り付けられたケータリングを届けている「FOOD & ETHICAL」。活動を開始してもうちょっとで1年が経ちます。「もっと新潟の暮らしにケータリングが馴染んでもらいたいです。だから私たちの料理をちょっとでも知ってもらうために、ご飯ものとおかずを販売する『週末デリ』を、キッチンと併設している『わたご酒店』でスタートしました」とのこと。木箱に詰まったケータリングみたいな「週末デリ」にも注目です。

 

 

 

FOOD & ETHICAL

新潟県新潟市江南区亀田四ツ興野2-3-3

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