アサイーボウルやスムージーが楽しめる「ドリンク工房ひよこ」。
食べる
2025.08.14
今年の夏は猛暑が続き、身体をクールダウンするために冷たいドリンクを飲む機会も増えているのではないでしょうか。新潟市中央区の信濃町にオープンした「ドリンク工房ひよこ」にも、冷たいドリンクを求めて多くの人々が立ち寄っています。「ひよっこ店長」の秋山さんを訪ねて、お店やメニューについてのお話を聞いてきました。


ドリンク工房ひよこ
秋山 翔太 Shota Akiyama
1991年新潟市西区生まれ。OA機器の営業、運送業、イベント業などを経験し、2025年に「ドリンク工房ひよこ」をオープンする。趣味はゴルフ。
「ひよこ」という可愛い店名に込められた意味。
——店構えがスナックっぽいですね。
秋山さん:その通りで以前はスナックだったんですよ。開業にあたってあちこちの物件を見て回りましたが、このあたりは若者向けの店が少ないし、運送ドライバーをやっていたときに担当していたエリアで馴染みがあったので、ここで店をはじめようと思いました。
——以前は運送会社に勤めていたんですね。
秋山さん:その前はOA機器の会社に10年間勤めていました。運送会社の後はしばらくイベント業を手伝っていたんです。
——自分でお店をはじめようと思ったのは、どうしてだったんですか?
秋山さん:今までずっとサラリーマンをやってきたので、自分のやりたいことを自由にやってみたかった……チャレンジしてみたかったんです。

——どうしてドリンク専門店を?
秋山さん:気軽に立ち寄ってもらえるような店にしたかったんです。だから最初はドリンクメニューしかやらないつもりだったんですけど、アサイーボウルを勧められてやってみたら人気が出ちゃって、今は売上の95%をアサイーボウルが占めています(笑)
——ほとんどじゃないですか(笑)。ちなみに店名の「ひよこ」にはどんな意味があるんですか?
秋山さん:生まれたてのひよこみたいに、初心を忘れないようにしたいという意味を込めたんです。最初はイタリア語で「pulcino(プルチーノ)」にしようと思ったんですけど、あまり馴染みのない言葉で覚えにくいので、親しみやすくひらがなで「ひよこ」にしました。

自分好みの味が楽しめる、アサイーボウル。
——ドリンクメニューにはどんなものがあるんでしょうか?
秋山さん:スムージーには、できるだけ新鮮な生のフルーツを使うようにしています。その他に限定メニューとして、夏にぴったりなフラッペやタピオカドリンクも提供していて、タピオカドリンクは500円で買えるワンコインメニューになっているんです。
——それはリーズナブルですね。
秋山さん:近所に住んでいる小中学生の子達でも、気軽に買いに来てもらえるようにしたかったんです。うちでドリンクを買ってから、それぞれのお家で遊んでくれたら嬉しいですね。

——地元の子ども達には嬉しいサービスですね。では人気メニューのアサイーボウルについても教えてください。
秋山さん:当店の特徴としては、自分好みにカスタマイズできるということですね。フルーツ、トッピング、ソースはそれぞれ好きなものを選ぶことができます。フルーツは定番の8種類以外に、季節ごとのフルーツもご用意していて、そちらはSNSで常時お知らせしています。ちなみに8月の中頃からは白桃を予定しています。また8種のフルーツ、6種のトッピングをすべて楽しめる「デラックス」というメニューもあります。
——そんなアサイーボウルのフタに、可愛いイラストが描かれていますね。
秋山さん:これはスタッフの手描きなんです。特に女性のお客様には人気があって、「可愛い」と言って写真を撮っていくお客様が多いんですよ。もしかするとアサイーボウルの中身よりフタに力を入れているかもしれません(笑)

楽しみながら、いろいろなメニューに挑戦したい。
——お客さんには、どんな方が多いですか?
秋山さん:10〜20代の女性が多いですね。青陵大学、日本歯科大学、新潟第一高校の学生さんが来てくれるんです。高校生から「このエリアにオープンしてくれて、ありがとうございます」ってお礼を言われました(笑)。土日はファミリーやカップルが多いですね。
——やっぱり男性のお客さんは少ないですか?
秋山さん:少ないですけど、ときどきいらっしゃいますよ。でも、もっと男性が気軽に立ち寄れる店にしていきたいですね。

——オープンしてまだ間もないですけど、お店をはじめてみていかがですか?
秋山さん:原価がかかる商品なので利益が少ないのはキツいですが、お客様から「美味しい」とか「可愛い」とか生の声が聞けるのは嬉しいし、とにかく楽しみながらやっています。これからも面白いことをやっていきたいですね。
——これからやってみたいことは、あるんでしょうか?
秋山さん:グリークヨーグルトのアサイーボウルを開発中です。他にはチェロスもやってみたいし、寒くなってきたらスープなんかもやりたいですね。お客様のリクエストにもできる限り耳を傾けて、喜んでいただける店にしていきたいです。
——それは楽しみですね。
秋山さん:あとは働いてくれているスタッフたちがちゃんと食べていけるよう、頑張って店を続けていきたいです(笑)

ドリンク工房ひよこ
新潟市中央区信濃町6-14 蒲田ビル1-D
10:00-18:30
水曜休
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