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アート作家の顔も持つ保育アーティスト「歌のお姉さん ことちゃん」。

ちょっと前に紹介したマジシャンのHIDE笹川さんが率いる、保育アーティストチーム「DREAPYS(ドリーピーズ)」。個性豊かなメンバーの中から、今回は「歌のお姉さん ことちゃん」として参加している宮さんを紹介したいと思います。パフォーマンス活動の傍ら、アート作家としても活動をしている宮さんに、いろいろなお話を聞いてきました。

 

 

DREAPYS/mykt…

宮 琴音 Kotone Miya

1996年新潟市北区生まれ。専門学校卒業後、新潟県内の保育園で保育士として働く。2022年よりHIDE笹川さんの主宰する保育アーティストチーム「DREAPYS」に「歌のお姉さん ことちゃん」として参加。またアルコールインクアート作家としても活動をはじめる。

 

保育士の経験を生かして、子どもたちに夢や幸せを届けたい。

——宮さんは以前は保育士をされていたんですよね。もともと子どもが好きだったから、保育の仕事に就いたんでしょうか?

宮さん:もちろん子どもが好きだったこともありますけど、私には保育園時代の思い出があんまりなかったので、子どもたちに楽しい思い出をたくさん作ってあげたいと思って保育士になりました。

 

——今は「DREAPYS」でパフォーマンス活動をされています。

宮さん:なかなか自分の思うような保育ができずに悩んでいたので、専門学校の同級生だった笹川くんにいろいろ相談していたんです。そのときに、特技の歌を生かして「DREAPYS」のアーティストとして活動してみないかと誘われたんですよ。

 

——歌が得意だったんですね。

宮さん:得意というか、大好きでしたね(笑)。私は平成生まれなんですけど、昭和の曲が好きで山口百恵さんや中森明菜さん、尾崎豊さんの曲をよく聴いたり歌ったりしていました。とくに尾崎豊さんについては「尾崎豊さんの歌を聴いて育った」と言っても過言ではないほどです。飲みに行ったスナックのカラオケで歌ったときには、お店の方から「うちで働かない?」ってスカウトを受けたこともあります(笑)

 

 

——それはかなりの実力ですね。ところで「DREAPYS」のどんなところに魅力を感じて参加することにされたんでしょうか。

宮さん:多くの子どもたちに夢や幸せを与えることができるんじゃないかと思って、それが私のやりたかったことと合致したんですよね。

 

——人前でステージに立つことは平気だったんでしょうか。

宮さん:私は学生時代から人前に立つことが多かったので、緊張することもなかったし抵抗もありませんでした。

 

——「DREAPYS」としてデビューしたときのことは覚えていますか?

宮さん:保育園のクリスマスイベントが「DREAPYS」のデビューでした。自分たちのパフォーマンスを見て喜んでいる、子どもたちのキラキラした笑顔が今でも忘れられません。その笑顔を見たいから今も続けているんですよ。それも笹川くんのおかげだと思っています。彼は経験豊かでステージの構成力が素晴らしいので、いつも勉強させてもらっているんです。

 

 

——「DREAPYS」のステージで、印象に残っていることがあったら教えてください。

宮さん:私の歌がメインになった大型商業施設のイベントでは、さすがに緊張して心臓が口から出ちゃいそうでした(笑)。あと万代シテイのバスセンター2階にある大きなステージで歌ったときも、緊張のあまり歌詞が飛んじゃったんですよ。

 

——あれっ? 緊張しないタイプだったんじゃ……

宮さん:ステージを続けていくうちに「もっと歌唱力を上げたい」とか「表現力に磨きをかけたい」とか、自分に対しての課題が生まれてきたんです。それとともに緊張する場面も増えていったように思います。

 

——いい意味での緊張感が出てきたんでしょうね。

宮さん:私より歌が上手い人はたくさんいると思います。だから私は保育士としての経験を生かして、子どもたちに喜んでもらえるような歌やパフォーマンスを届けていけたらと思っているんです。

 

お客様の気持ちに立って製作に取り組む。

——こちらはご自宅の中にある作業スペースなんでしょうか。

宮さん:そうなんです、私は保育アーティストの活動とは別に、「mykt…」という個人ブランドを立ち上げてアルコールインクアートの作品を作っているんです。

 

——作家活動も行っているんですね。アルコールインクアートってどういったものなんですか?

宮さん:紙の上にアルコールインクを垂らして、風で広げたりしながら模様を描いていくアートなんです。色の広がりや混ざり合いによって、幻想的なアートを楽しむことができます。

 

——へぇ〜、とってもお洒落な作品ですね。はじめようと思ったきっかけは何だったんでしょう?

宮さん:私は以前からファッションが好きでした。5年くらい前に自分の好きなブランドから出た新作ファッションが、アルコールインクアートのデザインを取り入れていたことで興味を持ちはじめたんですよ。調べてみたら自分でも作れることが分かったので、早速材料を揃えて見よう見まねではじめたのがきっかけです。3日坊主な私ですけど、これだけはずっと続けているんです(笑)

 

 

——そんなにハマっちゃったんですね。

宮さん:これをはじめてからは色彩に目覚めて、見える世界が大きく変わったんです。そのせいか何ごとにも寛大な気持ちになれるようになりましたね。制作しているときは無心なので、お腹が減っていることも忘れて7〜8時間没頭し続けていることもしょっちゅうです。

 

——アルコールインクアートのどこに、それほどの魅力を感じるんでしょうか?

宮さん:色の混ざり合いで新しい色や模様が生まれるところや、同じものが絶対にできないところに面白さを感じますね。

 

——趣味で楽しんでいたアルコールインクアートが仕事になったきっかけは?

宮さん:よく当たる占い師の方に勧められたお店が、偶然にもずっと行ってみたいと思っていたお店だったんです。それで何度か通うようになって、ふとした機会にアルコールインクアートのことを話したら、お店にアート作品を置いていただけるようになったのがきっかけなんですよ。

 

 

——本当によく当たる占い師さんだったんですね。どんなふうに作家としての活動をしているんですか?

宮さん:イベントに出店して販売やワークショップをすることもありますし、オーダーをいただいて製作することもあります。

 

——アルコールインクアートでのオーダー製作って、難しくないですか?

宮さん:そうなんですよ。だから最初に色やイメージの要望をお聞きして、あとは段階ごとに細かく確認しながら進めていきます。まめに連絡を取ることで安心感が生まれますし、信頼関係も築けると思うんです。常に「私がお客だったら、どんな人から作ってほしいか」を考えながら活動していますね。

 

——ワークショップもやっているんですね。

宮さん:保育士時代にいちばん好きだった、絵や工作の時間を思い出しますね。大人も子どもも楽みながら、夢中になって没頭できる時間を提供したいと思っています。「歌のお姉さん」と「アルコールインクアート作家」で共通しているのは「人を大切にしたい」という気持ちなんです。これからも人に楽しんでいただけて、夢や幸せを与えられる活動を続けていきたいと思っています。それから、今後は県外に活動の場が広がったら嬉しいなと思いますね。

 

 

 

mykt…

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