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「住む」より「楽しむ」、「LOGWAY BESS 新潟」に行ってきた!

「住む」より「楽しむ」。そのキャッチコピーに惹かれ、BESSの家のことがずっと気になっていました。いつか、見てみたい。自分もあんな暮らしをしてみたい、と。そこで今回、ビックスワンの近くにある展示場「LOGWAY BESS 新潟」を取材させてもらうことに。責任者の吉田さんに、BESSの家のコンセプトや、BESSで働きながら感じていることなど、いろいろお話を聞いてきました。

 

 

LOGWAY BESS 新潟

吉田 博之 Hiroyuki Yoshida

1973年三条市生まれ。BESS新潟営業責任者。東京からのUターンで「LOGWAY BESS 新潟」に入社。

 

ワクワク感を大切にする、BESSの家。

――まず、「LOGWAY BESSの家」について教えてください。

吉田さん:BESSの家の「BESS」は「Bigfoot・Essential・Slowlife・Spirit」の略で、1986年に「ビックフット」というログハウス住宅を提案するブランドとして始まりました。「橋本建設株式会社」は、そのフランチャイズ事業所として今から約21年前に参加しました。

 

――ログハウス住宅、いいですよね~。

吉田さん:ビックフット時代はザ・ログハウス!みたいな住宅を別荘地に提案していて、もっと実用的なログハウス住宅を一般住宅として提案しようということでブランド化したのが「BESSの家」なんですね。今も昔も「LOGWAY」として、ログハウスのワクワク感を大切にしています。

 

――確かに、ログハウスって無性にワクワクしますよね。

吉田さん:それが「BESSの家」のすべてというか(笑)。今の機能性や性能で競う合理性重視の家づくり、優越やよしやしを頭で考えるスタイルとは目指している方向が違っていて、ワクワク感だったり、「その家で楽しい生活ができるか?」とか、そういう感性の部分でよいのか悪いのかを感じてもらって、楽しむことの価値提案をしているって言えば分かりやすいかと思います。

 

――なるほど、だから「住む」より「楽しむ」ってことなんですね。

吉田さん:そういうことです。

 

楽しく働ける場所を求めて、たどり着いたBESSという職場。

――ちなみに、吉田さんはずっとBESSの家で働いているんですか?

吉田さん:いえ、前職は東京で、まったくの異業種だったんですけど、家の都合で東京から帰ってこないといけなくなったんです。それで何をしようか考えたときに、せっかく転職するなら楽しめる仕事をしたいと思いました。住宅営業っていうのはなんかちょっとキツいとか怖いイメージがあったので最初は選択肢になかったんですけどね(笑)

 

――選択肢になかったのに、なぜこちらに?

吉田さん:BESSの家の営業って、単純にモノを売るっていうことではないんです。接客のときも、普通は展示場を一緒に回って接客するイメージがあると思うんですけど、ここでは「どうぞ、自由に見てきてください」って送り出すんです。また営業をホームナビゲーターと表現しているのも良くて「営業=売る」ではなく、お客さんと一緒に進むという方針が気に入ったんです。なので、ここなら楽しく働けそうだと思ったんですね。

 

――実際、働き始めてからはどうでしたか?

吉田さん:とにかくお客さんが楽しんでくれるんです。家づくりの検討のために見学に来てくださる方はもちろんなんですけど、引き渡した後にもまた遊びに来てくれるんですよ。入社したときにそういうお客さんの姿を見て、このメーカーすごいなって思いました。引き渡した後って接点がなくなることが多いじゃないですか。

 

――売り込んで買ってもらうことはないですね。

吉田さん:営業スタイルも、お客さんに売り込むというよりは、お客さんの暮らしのワクワクを膨らませていくスタイルですね。BESSでは「家は道具」って言ってるんですけど、実際に住む方の楽しい暮らしのお手伝いをすることが大切な目的になるんです。なので、暮らしのイメージをはっきりと持って頂くことが大切なんですね。あくまでドライバーはお客さんで私たちはプロとして仕事をしているので、現実的な部分は安心いただける様にしっかり詰めていきます。大変な部分もありますけど、お客さんと一緒に土地やお金の問題を解決して信頼を築いていくのもまた楽しいですね。

 

――実際に住んでいるユーザーから購入前に話が聞けるそうですが。

吉田さん:そうなんです。例えば薪ストーブに憧れがあっても、本当に暖かいのか? 心配なく使えるのか分からないじゃないですか。あとは、ログハウスってどんな暮らし向きなのか? ってことも想像するのも難しいと思うので。そんな時は、実際に住んでる方に直接聞いてみましょう! ってスタンスで、遊びに来てくれているコーチャーさんにとことん話を聞けるんですね。それで、実体験の話しをしてくれて、BESSの暮らしの楽しさを伝えたいとボランティアで手を挙げていただいたユーザーさんをコーチャーと呼んでいます。同じ話でも、営業が伝えるより実際に住んでいる方が伝えた方が説得力がありますし、とにかく安心して頂けますね。

 

――それは安心ですね。

吉田さん:そうですね(笑)。コーチャーさんは国内に約1,600組いて、新潟でも50組くらいいます。BESSの家自体は新潟で400棟くらい建ってるんですけど、その中でも楽しさや良さをもっと伝えたいって方がコーチャーさんになってくれてる感じですね。コーチャーさん同士の交流も盛り上がってますね。皆さんBESSの住人なので、感性も趣味も似たもの同士ですぐ打ち解けて、LOGWAYに集まったり、お互いの家に行き来したり……。コーチャーさんの中には溶接機を持っている方とかもいて、アイアン家具作るなら溶接機貸すよとか言ってくれたり(笑)。あとは間引いた木を持ってきて薪ストーブ用の薪をコーチャーさん同士でシェアしたり。仲間の感覚ですね。

 

 

――そうやって同じ趣味の方とつながれるのは嬉しいですね。

吉田さん:最近だとユーザーさん同士でLINEでつながったりしてますね。皆さんで薪を一緒に取りに行ったりしてるみたいです。あとは「メルカリで薪を売っている人はこの人が信用できるよ」とか情報交換とかもしたり(笑)。ユーザーさんたちがとても盛り上げてくれるんですよ。

 

数値ではなく、自分の感覚を大事にする生活。

――BESSの家、暮らしはじめて楽しみがどんどん増えそうですね。

吉田さん:展示場にきたお客さんが「気密性どうですか?」みたいな質問をコーチャーさんにすると、だいたいコーチャーさんは「んっ?」てなるんですけど、「冬あったかいし夏涼しいよ」って答えてますね(笑)。結局は、細かい数値とかではなくて、住み心地の部分だったり感覚を大事にされている方が多いからそういう答え方になるんですね。ちなみに、無垢の木は蓄熱性があるので冬は熱を溜めて家全体が温かく、調湿作用があるから湿気吸ってくれるんで梅雨時も快適ですよ。もちろん夏も快適ってコーチャーの方々は言ってくれてますね(笑)。

 

――暮らすのは数字じゃなくて、人間ですもんね。

吉田さん:「自分で感じてみて下さい」ってことですね。うちはこういうものを用意しているので、楽しみ方はご自由に、っていうスタイルです。BESSは企画型の販売がメインなので、展示場には標準プランのモデルハウスが建っています。価格も提示しているので分かりやすくなっています。モデルハウスは実際にBESSのライフスタイルを感じてもらえる見せかたを大切にしていて。ご家族で何度でも、何時間体験でも体験してもらえるので「どんな暮らし方になるのかな?」そんなことを想像しやすいと思います。

 

 

――へ~、金額がはっきりしているのは安心できますね。

吉田さん:しかも展示場にあるものをそのまま買えちゃうので、できた後にちょっと違ったなんてことがないのも良いところですね。

 

――実際に展示場で見たものが、そのまま自分の土地にできるわけですもんね。

吉田さん:うちの大事なコンセプトのひとつに、「小さく建てて大きく暮らす」ってのがあるんですけど、みなさん結構共感してくださったり心動かされたりしていますね。家自慢をしたい方というよりは、暮らし自慢をしたい方が購入してくれますね。

 

 

――イベントとかは開催しているんですか?

吉田さん:季節ごとに様々なイベントをやっています。また貸し切り体験は人気がありますね。2~3時間のあいだ貸し切りでご家族で好きなように使っていただくことができます。自分たちがここに住んでいることを想像しながら使ってもらっています。ベッドで昼寝されても結構ですし、リビングでコーヒー飲みながらゆっくり過ごされても結構です。夜なんかもまたかっこいいんですよ。照明とかも、夕飯食べていただきながら雰囲気を感じてもらうこともできます。あとは薪ストーブ体験会とか、デッキ塗り体験会とか季節に合わせた体験会を多くやっています。

 

――なんか全部楽しそうです。

吉田さん:家作りをしていると、家を建てることがゴールになることが多いと思うんですよ。でも、家は「楽しく暮らすための道具」って考えからのスタートで。庭いじりやDIYで棚を作ったり、木の家のメンテナンスをしたり、いろいろ手間を掛けながらスローライフを満喫する。そうやって楽しんで暮らして行くなかで、お子さんの様子も変わると思いますよ。超活動的になったり、友達がたくさん遊びに来たり……。いろいろ暮らしの楽しさの発見があるんです。そこがBESSを選んでよかったと言われる理由だと思います。コーチャーさんにもよく言われることがあるんですけど。スローライフは忙しいんだよ。やる事いっぱいあって……(笑)。

 

 

LOGWAY BESS 新潟

新潟県新潟市中央区長潟1205-3

025-384-4645

10:00-18:00

水・木曜日休み(祝日は営業)

※掲載から期間が空いた店舗は移転、閉店している場合があります。ご了承ください。
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