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新潟県産食材をアピールする「カフェ&グリルみのりみのる」。

海の幸も山の幸も、もちろんお米も。新潟は食材に恵まれている!

取材で飲食店をまわっていると、その先々で「新潟は食材に恵まれている」という言葉を耳にします。「コシヒカリ」や「新之助」などのお米をはじめ、トマト、枝豆、アスパラガス、れんこん、きのこ、さつまいもなどの農産物、村上牛、越後もち豚、にいがた地鶏などの畜産物、鮭、ブリ、南蛮エビなどの海産物…といった具合に、美味しい山の幸や海の幸がたくさんあります。そういった新潟県産食材の魅力をアピールするお店が、新潟駅南口にある「カフェ&グリルみのりみのる」です。今回は店長の幡江さんに新潟県産食材の魅力を聞いてきました。

 

 

カフェ&グリルみのりみのる

幡江 将夫 Masao Hatae

1987年秋田県生まれ。新潟大学教育学部在学中にお笑いコンビ「ハチマン」として活動を始める。アルバイトしていた居酒屋で認められ、秋田店を任されるようになったのを機に大学を中退。その後、新潟市内の飲食店を運営する会社から誘われるかたちで秋田から新潟に戻り、「カフェ&グリルみのりみのる」の店長となる。趣味はギターの弾き語りで、AKB48の楽曲をアコースティックで歌ったりしている。

 

全国の JA全農で取り組んでいる「みのりみのるプロジェクト」とは。

——今日はよろしくお願いします。「カフェ&グリルみのりみのる」はどういったお店なんですか?

幡江さん:全国のJA全農で取り組まれている「みのりみのるプロジェクト」の一環として、「JA全農にいがた」が運営しているお店なんです。

 

——その「みのりみのるプロジェクト」っていうのは、どういう取り組みなんですか?

幡江さん:「生産者と生活者が互いを思い、食と農を通じて共感する」がコンセプトになっていて、そんな場や機会を提案するプロジェクトになっています。

 

——新潟では「カフェ&グリルみのりみのる」で実際にどんな取り組みをしてるんですか?

幡江さん:新潟県産食材の魅力を広く世の中に発信していきたいと思っています。全国各地にある「みのりみのるプロジェクト」のお店の中でも、新潟店は特に県産食材にこだわっているんですよ。新潟駅南口すぐの立地っていうのも、県外から来た観光客に対して新潟県産食材をアピールしたいからなんです。

 

「調理」ではなく「料理」をするよう心がけている。

——「カフェ&グリルみのりみのる」はどのようないきさつでオープンしたんですか?

幡江さん:「JA全農にいがた」が新潟の魅力的な食材を発信したいという思いから2017年の1月にオープンしました。

 

——料理はどんなことにこだわってるんでしょうか?

幡江さん:私は「料理」と「調理」は別なものだと思ってるんです。「調理」は「調える」っていう字を使うことから、食材の加工に重きを置いている言葉だと思うんです。でも「料理」は「料(かて)」という文字を使うことから、食材そのものに重きを置いている言葉だと思うんです。私は「料理」をしているんだと思っています。

 

——それは、つまりどういうことなんでしょうか?

幡江さん:新潟県産の食材はそのもの自体が美味しいから、その食材の特徴をどれだけ引き出すことができるかにこだわっているんです。ですから食材の味を生かして、できるだけ味をいじらずに作るようにしています。例えるなら、豆腐の上に薬味を載せるくらいの料理です(笑)。素材の味が引き立てばいいので、料理のジャンルにもあまりこだわってません。

 

——とことん、新潟県産食材を大切にしていることがわかりますね。他にも料理をする上で気をつけていることってありますか?

幡江さん:味はいじらない分、素材の切り方や火の通し方には気をつけています。とくにご高齢なお客様も多くいらっしゃいますので、肉はあまり固くならないよう、柔らかく焼き上げるように心がけてますね。

 

お米にお肉に野菜…魅力的な新潟県産食材。

——幡江さんが大切に扱っている新潟県産食材の魅力ってどんなところでしょうか?

幡江さん:まず美味しいということですよね。お米にしても「新之助」とか「魚沼コシヒカリ」とか美味しいお米がたくさんあります。「カフェ&グリルみのりみのる」ではいろんなお米をお客様に味わってほしいので、シーズンごとに使うお米を変えてるんです。新潟にはお米にこだわりの強いお客様が多いので、そうしたお客様の意見に耳を傾けながら、お米の炊き方もいろいろと工夫しています。

 

——やっぱり新潟はお米が美味しい。でも他にも魅力的な食材もたくさんあります。

幡江さん:もちろんです。数多くのブランドがある豚肉や、村上牛、にいがた和牛といった美味しいお肉もたくさんありますよね。野菜では根菜が豊富ですね。新潟の冬の寒さを利用して作っているから、食感がよくなって甘みが増すんでしょうね。

 

——なるほど。確かに美味しい野菜が多いですよね。

幡江さん:生産者も新しいことにどんどんチャレンジしているといった印象が強いですね。いろいろな品種改良をしているので新しい野菜が増えています。ナスなんかはかなりの種類があるんですよ。現在JA全農にいがたが奨めている「アンジェレ」もそのひとつで、中身がしっかりしていて崩れにくい、甘みの強いミニトマトなんです。

 

——そういう魅力的な新潟食材を生かしたメニューにはどんなものがあるんでしょうか?

幡江さん:「みのりみのるバーニャカウダ」は新潟県産野菜をたっぷりと味わえるメニューですよ。温かいソースと冷たいソースの2種類がついてくるので、ふたつの違った味が楽しめます。温かいソースには新潟名産のかんずり、冷たいソースには新潟県産の豆腐を使っています。他にも越後味噌を使ったソースとチーズの相性がいい「季節野菜のグリルドチーズフォンデュ」、県産の牛、豚、鶏すべての肉を味わえる「グリルプレート」、驚くほど柔らかい「ジューシーヒレカツ」が人気ですね。

 

「カフェ&グリルみのりみのる」の店長は元お笑い芸人?

——幡江さんはいつから料理をやってるんですか?

幡江さん:料理を作ることも好きだったし、実家が飲食店をやっていたので、以前から手伝いをしていました。

 

——じゃあ料理歴は長いんですね。出身地の秋田から新潟にやってきたのはどうしてなんですか?

幡江さん:新潟大学の教育学部に入学したんです。でも、大学に行きながらお笑い芸人を目指し始めまして、名古屋にいる相方と「ハチマン」っていうコンビを組んでライブやコンテストに出ていました。アマチュアとしては日本一になったこともあるんですよ。遠距離コンビだったので、東京で落ち合ってからたった15分でネタ合わせをしたりしてましたね(笑)。

 

——大学に行きながらお笑い芸人を目指すとは…(笑)。いろいろと大変だったんじゃないですか?

幡江さん:そうですね。遠征費を作るために居酒屋でバイトしたりしてましたね。でもバイトも長く続けているとだんだん認められてくるんですよ。秋田に新店ができるということで私が料理長として任されることになったので、大学を辞めて秋田に帰ることになったんです。「ハチマン」は相方の都合もあって活動を休止することにしました。

 

——え?秋田に帰っちゃったんですか?それがどうして新潟に戻ってくることになったんでしょうか?

幡江さん:新潟から離れてみて、改めて新潟の飲食店のレベルの高さや、新潟県産食材の素晴らしさに気付いたんですよ。そんなときに新潟にある飲食店から誘われて新潟に戻ってきたんです。てっきり居酒屋の仕事だと思っていたら、JA全農にいがたと一緒にやっている「カフェ&グリルみのりみのる」に勤めることになったんですよね(笑)

 

お客様から「最高だった」と思われる店を目指していきたい。

——今後はどんなふうにお店を営業していきたいですか?

幡江さん:ご来店くださったお客様から満足していただくことで、次回の来店につながってくれたらいいなって思いますね。満足っていうよりも「最高だった」って思ってもらえるように心がけてお店をやっていきたいと思っています。

 

 

まさかのお笑い芸人だった「カフェ&グリルみのりみのる」の店長・幡江さん。新潟県産食材の味を信じて、ほとんど味をいじらずに引き出すことを心がけた「料理」を作っています。そんな幡江さんの作る「料理」には、新潟県産食材の魅力がたっぷりと詰まっているんです。みなさんも「カフェ&グリルみのりみのる」で、知らなかった新潟県産食材に出会ったり、今まで食べてきた食材の新しい魅力を再発見してみてはいかがでしょうか。

 

 

カフェ&グリルみのりみのる

〒950-0917 新潟県新潟市中央区天神1-12-7 LEXN(レクスン)2ビル 1F

025-256-8845

11:00-23:00

不定休

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