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出張フォトグラファー「永島 実樹」が撮る、自然な笑顔。

「笑顔で伝える幸せな瞬間」をテーマに、家族写真やブライダル撮影を出張で行っているカメラマン、永島実樹さん。どんなキッカケでフォトグラファーになったのか、どんな写真を撮ってくれるのかなど、笑顔満点のニコニコトークを繰り広げてきました。

 

永島 実樹 Miki Nagashima

1994年三条市生まれ。短大で保育士学科を専攻。卒業後は保育士として5年間勤め、2020年春からフリーランスの出張フォトグラファーとして活躍。「新潟県の魅力を発信したい」という考えから、自身のInstagramでセルフ写真の発信もしている。

 

8万円のアクセサリーを首からぶら下げていた、社会人1年目。

――人生初のカメラって、いつ頃買いました?

永島さん:短大を卒業して、保育士の仕事をしていた1年目のときです。ボーナスで8万円のミラーレスカメラを買いました。オリンパスの「PEN」とかお洒落なミラーレスカメラが流行っていた頃で、その流れに乗った感じですね。

 

――お洒落な女子が首からぶら下げて、写真撮影に繰り出していた頃ですね。

永島さん:そうそう。まぁ、私は首からカメラをぶら下げて、写真はiPhoneで撮っていたんですけどね(笑)

 

――え?

永島さん:8万円の高級アクセサリーです(笑)

 

 

――なるほど……(笑)。そんなアクセサリーが、どんなキッカケでちゃんとしたカメラに?

永島さん:一眼レフカメラを持っている先輩にいろいろ教えてもらう機会あって、それをキッカケにズッポリとカメラの沼にはまりました。単焦点レンズだと背景がボケてお洒落になるとか、そういう知識とか撮影手法を知ってからは、もう楽しくなっちゃって。アクセサリーにしていたのがもったいなかったですね。

 

――一眼レフには手を出さなかったんですか?

永島さん:いや、まぁ、買いますよね。買っちゃいますよね(笑)。ミラーレスでも「キレイな写真だね」って褒められるなら、一眼レフならもっと褒めてもらえるんじゃないかなって思いますよ。

 

浪花のカメラ男子との出会いから、写真でお金をもらえるまで。

――一眼レフカメラで撮影しはじめてからは、どんな活動をしていたんですか?

永島さん:当時はまだ保育士として働いていたので、休日に撮影した写真をSNSに投稿するぐらいで、まだ活動なんて何もしていなかったんですよ。でも友人の友人で写真を撮っている男性が、私の写真を見て「会ってみたい」と言ってくれたんです。大阪出身で新潟在住の人なんですけど、会って、いろいろと話しているなかで盛り上がって。昔から住んでいる人の視点と外から来た人の両方の視点で三条の町並みを撮影した写真展を一緒に開くことになったんです。これがキッカケになって、自分の作品を人に見てもらうことの喜びを知って活動の幅が広がりましたね。

 

 

――写真を見て会いたいと思ってくれるなんて、そうとう永島さんの写真に惹かれたんでしょうね。と、ここまでは保育士の仕事をしながらのカメラ活動ですよね。仕事にしようと思ったのは、どんなタイミングだったんですか?

永島さん:写真展を開催させてもらった三条のカフェ「TREE」の社長から「結婚式用の写真を撮ってくれないか」と頼まれました。正直、お金をもらうつもりはなかったんですけど、「実樹ちゃんの写真には価値があるから」と、撮影代をくれたんです。それで自分の写真の価値というものをはじめて見出して、「これからはフォトグラファーとして活動していこう」と決めて、今に至ります。

 

新潟らしい場所で、自然な笑顔でハイポーズ。

――永島さんは、フォトグラファーとして、どんな写真を撮っているんですか?

永島さん:ブライダル、家族写真、子どもの節目など、基本的には「何かの記念に人の写真を撮る」ことがほとんどで、写真館で撮影するようなきちんとしたポーズの写真ではなくて、その人の思い入れのある場所や新潟らしいスポットに出張して、自然な笑顔を撮っています。

 

――出張して撮影してくれるなんて、自分の好きな場所で撮れるから喜ばれそうですね。他にも撮影で意識していることはありますか?

永島さん:「その人らしさ」ですね。子どもならママと手遊びしていたり、パパと走り回っていたり、とにかく普段の「らしさ」を写真で切り取っています。それこそ、子どもを撮影するなら、こっちに向かってきている様子なんかも撮りたいから、あえてパパたちの顔が見えない写真も撮ることだってありますね。その時々のありのままというか。

 

 

――「ここに立って、こっちを向いてください」みたいな撮影じゃないんですね。楽しそう。あ、写真を見せてもらって気になっていたんですけど……永島さんの写真って、青色がとてもきれいですよね。

永島さん:ありがとうございます。そのままの色もいいんだけれど、自分らしい写真を求めてたどり着いたのが、主役を引き立てるための青色の使い方なんです。だから、そこを褒めてもらえるのは嬉しいですね。

 

――写真を通して伝えていきたいことってありますか?

永島さん:写真を撮るようになって、SNSを通して全国の人たちと「写真」という共通ツールでつながりました。でも、みんなが口を揃えるのは、「新潟って、何があるの?」という質問です。きっと米と酒のイメージはあるだろうけど、撮影スポットとなる場所のイメージはないのかな……。だからこそ、SNSで発信しているセルフ写真や、仕事として撮らせてもらった写真を通して、普段よく撮影場所にしているような田んぼの一本道とか青々した海とか、そういう新潟らしい自然、空の広さを伝えていけたらと思っています。写真の可能性は無限大!

 

 

永島実樹

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