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アメリカ好きなオーナーがはじめた料理のセレクトショップ「Nice Day DINER」。

今年4月、新潟市西区に「Nice Day DINER(ナイス デイ ダイナー)」という、まるでアメリカの一軒家のような外観のお店がオープンしました。 早速取材に出かけ、オーナーの若松さんに、アメリカやダイナーへの憧れを聞いてきました。

 

 

Nice Day DINER

若松 信貴 Nobutaka Wakamatsu

1984年東京都生まれ。高校時代から飲食店でアルバイトをし、卒業後はアパレルの仕事をしながら夜は飲食店で働く。2020年に新潟に移住し、「Nice Carry Kitchen(ナイス キャリー キッチン)」という店名でフードトラックを利用した移動販売をはじめる。2022年9月に新潟市西区で「Nice Day DINER」をオープン。プロサーファーを目指していたことがある。

 

子どもの頃から憧れ続けた、アメリカへの夢。

——ネオンサインやブリキ看板が飾ってある、もっとコテコテのアメリカンダイナーを想像していたんですけど、シンプルでスッキリした内装なんですね。

若松さん:僕自身は映画といえばアメリカ映画しか観ないほどのアメリカ好きなので、そういった雰囲気が大好きなんですけど、そちらに寄せてしまうと入りにくくなってしまうお客様もいると思うんですよ(笑)。いろいろな人たちに来てほしかったので、内装はシンプルでお客様を選ばないデザインにしました。外観はアメリカの一軒家をイメージして作ってあります。

 

 

——確かにアメリカの一般住宅って、こんな感じの外観のイメージですよね。家の前に芝が植えてあったりして。若松さんはいつからアメリカが好きになったんですか?

若松さん:子どもの頃に見たテレビドラマや映画の影響ですね。ドラマでは「フルハウス」、映画は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が好きでした。小学校の文集には「将来の夢はアメリカに住むこと」って書いていたほどなんです。

 

——小学校の文集……筋金入りのアメリカ好きですね(笑)

若松さん:高校1年生のとき、アルバイトで貯めたお金でカルフォルニアへ行って、はじめてホームステイをしました。そのときは中学生から続けてきたサーフィンでプロを目指していたので、カルフォルニアを選んだんです。カリフォルニアは人も含めて何もかもがデカいっていう印象でしたね。日本の感覚で考えていると、すべてのサイズが全然違うんですよ(笑)。それからも毎年夏になると、アルバイトでお金を貯めてアメリカへ行くようになりました。

 

——じゃあ、学生時代からアルバイト三昧だったんじゃないですか?

若松さん:アルバイトが生活の一部でしたね。居酒屋やイタリアンレストランで調理の仕事をしてきたことが、今も役に立っているんじゃないでしょうか。高校を卒業してアパレル業界で働きはじめてからも、夜はずっと飲食店でアルバイトをしていましたから。

 

 

——アパレル業界というと販売の方ですか?

若松さん:販売もしましたし、作る方もしていました。サーファーだったので「VANS」のファッションが好きだったんですよ。だから「Nice Day DINER」の入口のところに、子どもと一緒に「VANS」の靴跡をつけさせてもらいました(笑)

 

——若松さんは東京のご出身なんですよね。どんないきさつで新潟へ?

若松さん:いつか独立して自分でお店をやりたいと思っていたんですが、新型コロナが拡大しはじめたこともあって、人口の多い東京よりも地方都市ではじめた方がいいんじゃないかと思ったんです。それまでも度々新潟には来ていましたし、一緒にお店をはじめるパートナーの出身地が新潟だったので、新潟でオープンすることにしたんです。

 

アメリカンダイナーのホスピタリティを目指す。

——新潟に来てすぐにお店をオープンしたんですか?

若松さん:まずは「Nice Carry Kitchen(ナイス キャリー キッチン)」っていう店名で、フードトラックを使った移動販売をはじめました。ビッグスワンやイオン新潟南店で販売させてもらいましたね。その間にお店をオープンする準備をしていたんです。

 

——小針で店舗をオープンしようと思ったのは、どうしてなんですか?

若松さん:新潟駅前みたいに人が集まる市街地ではなくて、わざわざ足を運んで食べにきてもらえるような郊外でやりたいと思ったんです。内外装の工事は知り合いに頼んで仕事の合間をみて進めてもらっていたので、完成までに半年以上かかってしまいましたが、おかげで満足できるお店になりました。

 

 

——多国籍でちょっと独特なメニューですよね。

若松さん:アメリカはもちろん、メキシコ、韓国といった国々の料理を提供しています。僕が今まで海外旅行をしてきたなかで出会って美味しかった料理をセレクトしているんですよ。ほとんどの料理は、お店で食べた味を自分なりの感覚で再現したものなんです。

 

——料理のセレクトショップみたいな感じですね。

若松さん:本当にその通りなんです。僕が働いていた洋服のセレクトショップも、アメリカやメキシコ、日本のアイテムを扱っていたので、そのときの感覚で飲食店をやっているのかもしれないですね(笑)

 

 

——これからは「Nice Day DINER」を、どんなお店にしていこうと思っていますか?

若松さん:お客様が「美味しかった」「来てよかった」と、何かひとつでも満足して帰ってくれるようなお店にしたいです。

 

——そのために心掛けていることってあるんでしょうか。

若松さん:料理には既製品を使わず、すべて自家製で作っています。せっかく自分の店として営業しているので、オリジナルの味にはこだわりたいじゃないですか。それと、やっぱり接客はアメリカのダイナーをお手本にしていますね。

 

——例えばどんなところを?

若松さん:アメリカのダイナーって、お客様との距離が近いんですよ。「コーヒーのおかわりいる?」なんて気軽に話しかけてくるんです。うちも接客の際には、ただ料理や飲み物を運ぶだけじゃなくて、できるだけお客様に声をかけてコミュニケーションをとるようにしています。

 

——料理や雰囲気だけじゃなくて、接客もアメリカのダイナーなんですね。

若松さん:これからも「新潟のダイナー」として、地元の方々に愛されるお店を目指していきたいと思います。

 

 

 

Nice Day DINER

新潟市西区小針3-26-19

025-201-7070

11:00-22:00

火曜休

※掲載から期間が空いた店舗は移転、閉店している場合があります。ご了承ください。
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