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有名店の流れを汲む、江南区「のぶ家」の横浜家系ラーメン。

人生には様々な出会いがあります。人、もの、本、職業……ひとつの出会いによって運命が変わることもしばしばです。今回紹介する「横浜家系ラーメン のぶ家」の奥村さんは、「横浜家系ラーメン」との出会いがその後の人生を変えました。今回は奥村さんに「横浜家系ラーメン」への想いをいろいろと聞いてきました。

 

 

横浜家系ラーメン のぶ家

奥村 亘規 Nobuki Okumura

1975年新潟市秋葉区生まれ。「六角家」系列の人気店「心一家」で修行し、「奥村家」として独立する。その後、横越店を「のぶ家」と改め、現在は「奥村家」とは別に営業。4歳になる双子の孫と遊ぶのが至福のとき。

 

人生を変えた「横浜家系ラーメン」との出会い。

——新型コロナウィルスの感染がまた広がってきていますけど、「のぶ家」さんは影響を受けているんですか?

奥村さん:そうですね。昼営業は変わりないんですけど、夜営業は影響を受けていますね。時短要請を受けて、しばらくは夜営業をお休みする予定なんです。

 

——それは大変ですね……。今日はお店のこと、ラーメンのこと、いろいろとお話をお聞きしたいと思います。まずは奥村さんと「横浜家系ラーメン」の出会いを教えてください。

奥村さん:高校を出てからしばらく、働かずにぶらぶらしていたんです。もともとラーメンが好きでいろいろなラーメンを食べていたんですが、「心一家」で「横浜家系ラーメン」をはじめて食べて「こんなにうまいラーメンがあったのか!」って衝撃を受けたんです。しばらくお店に通って食べ続けて、どうしても自分で作ってみたいと思って修業させてもらうことになったんです。

 

 

——「横浜家系ラーメン」のどんなところに衝撃を受けたんでしょうか?

奥村さん:豚骨スープの味はしっかり感じられるのに、臭みがなくって食べやすいのがすごいって思いました。当時の新潟では「豚骨ラーメン」っていうと博多系のラーメンしかなかったんですよね。本当に衝撃的でした。

 

 

——お店での修業は厳しかったんでしょうか?

奥村さん:いや〜、きっつかったですね〜(笑)。普通は昼営業と夜営業の間に数時間の休憩が入るんですけど、忙しすぎて10分しか休めないときもありました。かなりハードだったので、必死に頑張りましたね。一刻も早く仕事を覚えて、早く逃げ出さなきゃ身が持たないと思って(笑)。そのおかげで、なんとか3年半の修行で仕事を覚えて「奥村家」として独立することができたんです。

 

—— 最初は「のぶ家」じゃなくて「奥村家」だったんですね?

奥村さん:最初は共同経営で「奥村家」をオープンしたんです。「南紫竹店」と「横越店」の2店舗で営業していたんですが、僕がやっていた「奥村家 横越店」を「のぶ家」に改めて、独自で営業していくことにしたんですよ。自分のこだわりを大切にしたかったんですよね。

 

お店の雰囲気も、味のうち。

——自分でお店をはじめてみて、いかがでした?

奥村さん:何もかもはじめて経験することだらけだったので、すべてが大変でしたね。それまでは人から教えてもらえる立場だったんですけど、自分が経営者になると誰も頼る人がいないんですよね。人を使うのもはじめての経験だったので、とても難しく感じました。よく、自分がふたりいたらいいのにって思っていましたね(笑)

 

——今までとは逆の立場になったんですね。ラーメンの味は修業先の「心一家」さんで覚えた通りなんでしょうか。

奥村さん:いえ、ベースの作り方はしっかりと守っているんですけど、スープの配合は自分好みに変えています。こってり感を抑えるために豚の背骨は少なめにして、逆にゲンコツを多めにしているんです。だから「心一家」と比べると、ちょっとあっさりしていると思います。

 

 

——そこに「のぶ家」さんのオリジナリティーがあるわけですね。ラーメンを作るとき、こだわっているのはどんなことなんですか?

奥村さん:スープを作るときの豚ゲンコツ、背骨、鶏ガラのバランスには気を使っていますね。あと、作ることに集中しすぎて接客がおろそかにならないよう気をつけています。

 

——例えばどんなふうに?

奥村さん:できるだけ笑顔を忘れず、大きい声ではっきりと挨拶するように心がけています。お店の雰囲気も味のうちですからね。

 

 

——確かに「のぶ家」さんの雰囲気って気持ちいいですよね。ちなみに奥村さんオススメの「横浜家系ラーメン」の食べ方があったら教えてください。

奥村さん:ラーメンと一緒にライスを注文していただいて、ライスに醤油少々とゴマをたっぷりかけるんです。そのライスをスープの鶏油に浸した海苔で巻いて食べてみてください。これがびっくりするほど美味しいんですよ。

 

——へ〜っ、それははじめて知りました。今度ぜひ試してみようと思います。ところで、今まで「のぶ家」を続けてきて思うことってありますか?

奥村さん:自分の好きなことを仕事にして、収入を得られるっていうことに幸せを感じています。ぶらぶらしていた僕に生きる目標を与えてくれたのが「横浜家系ラーメン」なんです。これからもお客様に喜んでいただける味を、変わらず提供していきたいですね。

 

 

 

横浜家系ラーメン のぶ家

新潟市江南区横越中央2-1-6

025-256-8300

10:30-14:30/17:30-21:00

月曜休

 

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