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アジアンとイタリアン、そして人をつなぐ、西堀の「Orient Italian Iry」。

西堀通沿いの白山神社近くの「Orient Italian Iry(オリエントイタリアン イリィ)」は、アジアンとイタリアンがどちらも楽しめるお店として、女性を中心に人気のあるお店です。どうしてこのようなスタイルのお店になったのか、そしておすすめの料理は? などなど、オーナーの入山さんにいろいろとお話を聞いてきました。

 

 

Orient Italian Iry

入山 真人 Masato Iriyama

1981年新潟市西区(旧黒埼町)生まれ。調理師専門学校を卒業後、多国籍料理店に勤務。その後イタリアンレストラン、アジアンレストランなど多くの店で経験を積み、2015年新潟市西堀通で「Orient Italian Iry」をオープン。パンクロックが好きで、DJをやっていた経験もある。

 

音楽をとるか、料理をとるか。

——店名の「Iry」って、もしかして入山さんの名前が由来になっているんですか?

入山さん:そうなんです。僕はパンクロックを聴くのが趣味で、ライブハウスやクラブでDJをやっていたんです。「Iry」っていうのはそのときのDJネームみたいなものなんです。

 

——そうだったんですか! 飲食じゃなくて音楽の仕事をやろうとは思わなかったんですか?

入山さん:音楽と料理、どちらの道に進もうか迷っていた時期はありました。それで、高校を卒業してとりあえず調理師専門学校で料理の勉強をしたんです。

 

——料理は昔からお好きだったんですか?

入山さん:家でよく食事を作っていたから料理は好きでしたね。趣味で音楽をやっていたので、とにかく髪型やファッションが自由な仕事をしたかったんです(笑)

 

 

——なるほど(笑)。専門学校を卒業されてからは?

入山さん:専門学校を出てからは、多国籍料理の店で働き始めました。当時はまだ料理人の修行が厳しかった時代なので、フライパンが飛んできたりすることもありました(笑)。その中でも特に厳しかった先輩がいたんですけど、その方に僕はかわいがってもらえて、とてもお世話になったんです。その先輩の姿に憧れて、飲食業をやっていこうと思い始めたんです。

 

——修行先でいい出会いがあったわけですね。その後は?

入山さん:最初に勤めた多国籍料理の店は、多国籍というだけあって幅広いジャンルの料理を扱っていましたけど、ひとつひとつがそこまで専門的でもなかったんですよ。だからひとつひとつのジャンルをじっくり勉強してみたいと思って、今度はイタリアンの専門店で働き始めました。そこで学んだイタリアンの基本は、今でも自分の料理のベースになっています。

 

——イタリアンはそのとき身につけたと。それじゃアジアンはどこで勉強したんですか?

入山さん:多国籍料理の店にいたとき厨房にタイ出身のスタッフがいて、その人から教えてもらいました。あと、知り合いから誘われてオープニングから参加したお店の中に、アジア料理の店があったんです。そこでもアジアンを作っていました。

 

コンセプトは「人と人がつながれる店」。

——それでは、「Orient Italian Iry」を始めたいきさつを教えてください。

入山さん:もともと自分の店を持つのが夢だったんです。そこに家庭の事情も重なって、2015年の3月に「Orient Italian Iry」をオープンしました。

 

 

——オープンするときの苦労はあったんでしょうか? たとえば物件探しとか。

入山さん:僕は精神的なものを信じていたりして、人の縁を大事にするようにしているんです。自分に必要なものは自然に集まってくるっていう考え方なんですよ。だから知り合いの施工屋さんにこの物件を紹介されたときも、これも縁だと思ってそのまま受け入れました(笑)。物件探しだけじゃなくて、内装からデザインからすべて友達にお願いしたんです。だから人のつながりのおかげでやらせてもらっているお店だと思っています。

 

——「こんなお店にしたい」っていうコンセプトはあったんですか?

入山さん:人のつながりでできた店ですから、「人と人がつながれる店」になったらいいなと思っていました。最初は自分の音楽仲間とか友達とかが、気軽に集まれる場所を作りたかったんですよね。お客様とも気軽にお話しさせていただくことができて、人とのつながりを実感させていただいています。

 

イタリアンとアジアン、それぞれのおすすめ。

——アジアンとイタリアンの店って、ありそうでないですよね。

入山さん:どこもやっていないし、僕はどっちも作れるから両方やっちゃおうって思いました(笑)

 

——それぞれのおすすめ料理を教えてください。

入山さん:イタリアンのおすすめ料理は「天使の海老とトマトクリームタリアテッレ」です。生臭みがなく濃厚な味わいで、圧倒的に人気があるパスタなんですよ。

 

 

——クリームソースが見るからに美味しそうですね。アジアンの方はどんな料理がおすすめですか?

入山さん:「マグロとアボガドの生春巻」ですね。野菜も多めに使っているヘルシーメニューで女性に人気がありますし、お酒にもよく合うんですよ。

 

 

——料理を作るときはどんなことにこだわっているんですか?

入山さん:ランチとディナーでは味つけを変えるようにしています。ランチメニューの場合はひとりで一皿食べるので、最後まで飽きずに食べてもらえるように、多少薄めに味つけをしています。ディナーメニューはお酒のつまみとして、ひとつの料理を何人かでシェアすることが多いので、ひと口で美味しく食べられるよう味つけを濃いめにしているんです。

 

——なるほど。細かい気遣いをされているんですね。他にもこだわっていることはありますか?

入山さん:あとは……真心を込めて料理を作るようにしていますね。僕にとってはたくさん作る料理のうちのひとつですけど、お客様にとってはそのときだけの、自分だけの料理なわけですから。そのことをしっかり意識して料理に向き合うようにしています。これからも人と人のつながりを大事にして、お客様に喜んでいただけるような料理を作っていきたいですね。

 

 

「人との縁でお店をやることができている」と語り、人とのつながりを大切にしている入山さんは、厨房でスタッフの皆さんとも和気あいあいと仕事をしています。お店の雰囲気のよさは、そういうところからきているのかもしれませんね。アジアンとイタリアン、どちらも食べたい気分のときは「Orient Italian Iry」に行ってみましょう。きっと満足することができると思いますよ。

 

 

Orient Italian Iry

新潟県新潟市中央区西堀前通1-694

025-211-2474

11:30-14:30/18:00-23:00

不定休

 

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