月岡温泉をチョコで盛り上げたい!「新潟ショコラ Premium SWEETS 甘」。
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2020.08.26
どうして温泉街に、まんじゅう屋ではなくチョコレート店なのか。
かつては男性の団体客で賑わっていた月岡温泉街が、最近は若いファミリーやカップルが歩くおしゃれな観光スポットに変わってきています。そんな中、今年の5月オープンしたのが「新潟ショコラ Premium SWEETS 甘(あまみ)」。店内にはお洒落なチョコレート製品が並び、連日若者を中心としたたくさんのお客さんが詰めかけています。今、月岡温泉でいったい何が起こっているのか。仕掛人の一人である「ホテル白玉の湯 泉慶」の若女将・穴澤さんにお話を聞きました。


白玉の湯 泉慶
穴澤 恵子 Keiko Anazawa
1974年新発田市(旧豊浦町)生まれ。新潟市内のホテルで修行後、家業である「白玉の湯 泉慶」で働き始め、現在は若女将として働いている。また、合同会社ミライズのメンバーとして町おこしにも参加。趣味はキャンプや海外旅行だが、多忙で時間がないためなかなか出かけられない。
月岡温泉街の空き店舗が素敵なお店に変身?
——さっきからひっきりなしにお客さんがお店にやって来ますね。
穴澤さん:お陰様で。とってもありがたいことですよね。
——この「新潟ショコラ Premium SWEETS 甘」は穴澤さんが始められたお店なんですか?
穴澤さん:私は月岡温泉内にある「白玉の湯 泉慶」の若女将なんですが、「合同会社ミライズ」のメンバーでもあるんです。この「合同会社ミライズ」っていうのは、月岡温泉街の30〜40代の若手経営者たちが町おこしを目的として2014年に立ち上げた会社です。その「合同会社ミライズ」が、今年の5月に「新潟ショコラ Premium SWEETS 甘」をオープンさせたんです。
——「合同会社ミライズ」っていうのは具体的にどんな活動をしているんですか?
穴澤さん:景気のよかった頃は賑わっていた月岡温泉ですが、時代の流れとともにだんだん活気がなくなってきて、空き物件も増えてきました。その空き物件をリノベーションして、1年に1店の新店舗を作ることを目的として活動している会社なんです。「新潟ショコラ Premium SWEETS 甘」はその活動の7店目の店舗になります。
——へ〜、1年1店舗ですか。今まではどんなお店を作って来たんですか?
穴澤さん:地酒、米菓、米粉を使った商品、「旨味」をテーマにした海産物や発酵食品の店、「香り」をテーマにしたお茶やワインの店、フルーツや野菜のジェラートやスムージーの店、そして今回のチョコレートセレクトショップです。
——お店を作るときのテーマはあるんでしょうか?
穴澤さん:「月岡温泉で体験する、プレミアムな新潟」をテーマに、新潟にこだわったお店作りをしています。できるだけお金をかけず温泉街を盛り上げることを目的としてやってるので、いろいろなお店や企業の力を借りながら運営しているんです。

新潟県内の人気チョコレートが集合したセレクトショップ。
——今回、チョコレート専門店を選んだのはどういう目的があったんですか?
穴澤さん:最近は月岡温泉街にも若いお客様が増えて来ました。そんな若いお客様から喜んでもらえるお店にしたいと考えたときに、チョコレートのセレクトショップがいいんじゃないかっていうことになったんです。もちろん新潟県内のチョコレート店から商品を仕入れて販売しています。
——どんなお店のチョコレートを販売しているんですか?
穴澤さん:店に置かせていただいているのは、新潟市中央区の「久遠チョコレート」、東区の「ロメロトレード・チョコレートshop」、阿賀野市の「しょこら亭」、長岡市の「Petit-lys(プティリス)」、小千谷市の「本丸池田屋」のチョコレート商品です。

——なるほど、県内のチョコのセレクトショップ、ってことなんですね。ではおすすめの商品を教えてもらえますか?
穴澤さん:「ロメロトレード・チョコレートshop」のチョコレートドリンクですね。これはファインカカオを77%使ったチョコレートパウダーで作られている、カカオの香りが楽しめるドリンクです。ノーマルとチョコミントの2種類が味わえます。あと、そのチョコレートを使ったチョコレートフォンデュも無料でお楽しみいただけるんです。

——(飲んで)ん〜甘過ぎずにさっぱりした味わいですね。他にはどんなおすすめがありますか?
穴澤さん:「Petit-lys」のチョコレートはアレルゲン食材を使っていないので、アレルギー体質の方やお子さまでも安心してお召し上がりいただけます。そのほかにも「ショコラ羊羹」とかの個性的なチョコレート商品がたくさんありますので、ぜひいろいろ味わっていただきたいですね。

町歩きを楽しむ人が増えて来た月岡温泉街。
——「合同会社ミライズ」の活動を通して、月岡温泉街に変化はあったんでしょうか?
穴澤さん:私は子どもの頃から月岡温泉街をずっと見て来たんです。以前は男性の団体客が遊びに来る場所として賑わったんですが、現在は若いファミリーやカップルの姿が増えて来ましたね。まんじゅう屋さんしかなかった温泉街に店舗が増えたせいもあって、町歩きを楽しんでいる人も多くなって来たと思います。やはり宿だけではなくて温泉街に魅力がなければダメなんだと思いますね。
——なるほど。ちなみに来年出店する店舗はもう決まってるんですか?
穴澤さん:決まってますけど…、まだ秘密です(笑)
——ですよね(笑)。来年まで楽しみにしておきますね。それでは今後やってみたいことはあるんでしょうか?
穴澤さん:町歩きするお客様が増えてき来たので、土日とかになると歩行者が多過ぎて道路も車が走れないくらいになっちゃうんですね。車両通行止めまではいかなくても、安全のために自動車を一方通行にできたらいいなと思ってます。あとは、今までのようにお店を少しずつ増やしていきたいですね。
——最後にこの記事を読んでいるThingsの読者に伝えたいことはありますか?
穴澤さん:今は「Go To トラベルキャンペーン」を実施中で、お得にご宿泊いただける期間になってます。この機会にぜひ「白玉の湯 泉慶」をはじめ、月岡温泉街の旅館にご宿泊いただき、町歩きを楽しんでいただけたらと思います。

時代の変化や不景気の影響でお客が減り始めた月岡温泉街を変えるべく、旅館の若手経営者たちが集まって作った「合同会社ミライズ」。その活動によって空き店舗がどんどんとお洒落なお店に変わり、街も変わっていきました。以前は男性客ばかりだった街にも、若い女性やカップル、ファミリーの姿が増えています。来年、再来年にはどんなお店が月岡温泉に誕生し、街がどのように変わって行くのかとっても楽しみです。

新潟ショコラ Premium SWEETS 甘
〒959-2338 新潟県新発田市月岡温泉287-1
0254-32-1101
9:00-12:00/13:00-18:00
火曜木曜休
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