Things

ベイクショップ「SunBake」のパンと焼き菓子で、幸せのお裾分け。

旧新潟三越の近くにオープンしたベイクショップ「SunBake(サンベイク)」。食パンやバケット、スコーン、オートミールクッキーなどのパンと焼き菓子、いわゆるベイクした商品を提供しています。今回は店長の田中さんから、お店のこと、パンと焼き菓子のこだわり、いろいろお話を聞いてきました。

 

SunBake

田中 結 Yui Tanaka

1994年新潟市生まれ。新潟柔整専門学校を卒業後、横浜の整骨院にて勤務。その後、東京でベーカリー&カフェを展開するウルトラキッチン株式会社に入社。2021年春に新潟へUターン。同年10月に「SunBake」をオープン。パン屋さんだけど、実は米派という生粋の新潟っ子。

 

高校生のときに考えた人生設計。そのひとつの通過点がベイクショップだった。

――オープンおめでとうございます。1994年生まれだと……今、27歳……。早い独立ですね。いつ頃からベイクショップをやろうと考えていたんですか?

田中さん:この年齢でお店を開くと「子どもの頃からの夢」と思われてしまうんですけど、実際にベイクショップをやろうと考えたのは、ここ数年の間なんですよね。

 

――あ、そうなんですね。

田中さん:高校のときに作った人生設計に、「27歳で起業する」と書いていて、そこに向かって動いてきたら、結果的にベイクショップになったというか。

 

――へ〜、高校生で起業を考えていたんですか。目標に向かった結果がベイクショップだったということは、当時は違う仕事を考えていたんですか?

田中さん:はい、ずっとスポーツをやってきたから、スポーツ選手を支えられる仕事に就きたいと考えていて。でも、起業するなら「人が集まる空間」を作りたいとは、なんとなく思ってはいましたね。

 

――では、どんなキッカケでベイクショップを目指しはじめたんですか?

田中さん:高校を卒業して新潟柔整専門学校に通って、その後、横浜の整骨院に就職しました。2年ぐらい働いてから、「違うことがしたい」と思って仕事を辞めたんです。で、ワーキングホリデーを使って海外にでも行こうかなとか考えながら、ある駅を降りて、ふらっと目の前にあったベーカリーに入ってみたら、その店のことをめちゃくちゃ気に入ってしまって。こんなお店をやっているオーナーの頭の中を見てみたいと思ったんです。それで、東京でいくつかのベーカリー&カフェを運営している会社の門を叩いて、今の「SunBake」に至ります。

 

経験ゼロからスタートした、ベイクショップへの道。

――行動力がありますね。実際、大変じゃなかったですか?

田中さん:パンのことは未経験で何もできなくても、できる仕事から徐々にステップを踏ませてくれる体制がその会社にあったから、その点は大丈夫でしたね。それに、働いている人たちはみんな優しかったので、楽しく仕事をすることができました。

 

――そのお店では、どのくらい働いていたんですか?

田中さん:4年半ぐらいでしたね。

 

――その期間でオーナーの頭の中は見ることができたんですか?

田中さん:見れました……というか、見させてくれました。

 

 

――おお、それはよかったですね。どんな頭の中でしたか?

田中さん:まず、オーナーの目標は「世界平和」だったんですよ。

 

――え? え?? 世界平和???

田中さん:はい(笑)。パンの技術を伝えていくことはもちろんだけど、美味しくて、食べた人が幸せになれるパンを作っていくこと。そんなパンを作っている従業員も楽しく働ける場所を作ること。それが実現できたらみんながハッピーだから、それって世界平和だよね、って考えだったんです。

 

――ふむふむ。そういう考えでの「世界平和」だったんですね。

田中さん:そうなんです。その考えを細かく教えてもらえたことで、「SunBake」の基盤が作れたと思っています。

 

美味しいと思ったら、いつの間にか食べ終わっている。そんなパン。

――それでは「SunBake」についても教えてください。どんなお店ですか?

田中さん:「みんなに幸せを分けられるように」という思いで、食パンやバケット、サンド、オートミールクッキーなどの焼き菓子を作っています。「SunBake」では、毎日約20種類の商品を楽しんでもらえて、そのどれもが「ベイク」した商品なんですよ。

 

――パンに焼き菓子……そっか、どれもベイクした(焼いた)商品ですね。こだわりポイントは?

田中さん:国産小麦を使って、香りや味わいを最大限に引き出せるように努力しているところです。あと、日本人はやわらかい食感が好きだから、「SunBake」のパンはもっちりとしていて、お米を食べているような食感のものが多いですね。でも、やわらかいだけじゃ物足りない人もいるから、お酒と一緒に楽しんでもらえるようなハード系のパンも取り揃えています。

 

 

――日本人好みのパンなんですね。試作するときに気をつけていることってありますか?

田中さん:そうですね……今話した食感もそうですけど、口溶けとサイズ感ですね。「美味しい」という感覚が口の中で続いている間に、「あれ、食べ終わっちゃった」となるようなサイズ感を大切にしています。女性がパン屋さんに行くと、2個食べたらお腹いっぱいになるんですよ。でも、もうちょっと食べたいのが本音で(笑)。だから、いつもよりも1個多く食べられるサイズ感にしているんです。選ぶ楽しみも、食べたときの美味しいも、いろんな幸せがプラスになりますからね。

 

――あー、その気持ちわかります。あれも食べたい、これも食べたいってなりますよね(笑)。それでは最後に、これから「SunBake」が目指していくゴールを教えてください。

田中さん:「パン屋で働いている」と聞くと、ほとんどの人は「働く時間が長いから大変だね」って言葉をかけると思います。そのイメージをなくせるように、以前働いていた会社みたいにホワイトで、みんなが幸せになれるようなお店を築いていきたいし、独立しても楽しく、自分の時間も持ちながら仕事ができる働き方を、これからの世代に見せられたらと思います。

 

 

SunBake

新潟市中央区西堀前通6番町900-2

  • She
  • Things×セキスイハイム 住宅のプロが教える、ゼロからはじめる家づくり。
  • 僕らの工場
  • 僕らのソウルフード


TOP