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[Things Music]ある日の情景を伝える「駒音」の歌。

新潟で活動するミュージシャンを紹介する[Things Music]。今回は、アコースティックギター1本でステージに立つシンガーソングライター「駒音(こまおと)」の登場です。記憶のどこかに眠る“ある日の情景”を伝える彼の楽曲。どんな音楽なのかインタビューしてきました。

 

駒音 Komaoto

1998年新潟市生まれ。2018年に万代にあるライブハウス「CLUB RIVERST(クラブリバースト)」でのライブを皮切りに活動をスタート。EP「歌日記」を2019年にリリースし、今年も新たなEPをリリースするべく制作中。好きなアーティストは「ハナレグミ」。

 

6弦から奏でる音のバリエーション。これが楽しくて。

――駒音さんって、アコースティックギター1本で活動していますよね。やっぱり、子どもの頃から弾いていたんですか?

駒音さん:ギターを弾き始めたのは大学2年のときだから、今から4年前ですね。友達がギターを弾いていたから、借りてみたんですよ。コードとかも知らないから指の押さえ方などの基本を聞いて。そしたら思いのほか、面白かったんですよね。

 

――4年前って……最近じゃないですか(笑)。どんなところが面白かったんですか?

駒音さん:ギターって6弦しかないのに、単音やコードを合わせるとめちゃくちゃ幅広い音が奏でられます。当たり前かもしれないけど、ギターに初めて触れた僕からしたら、これが楽しくて仕方なかったんですよ。

 

 

――なるほど。それからは、もうギターの虜だったんでしょうね(笑)

駒音さん:はい(笑)。すぐに音楽サークルに加入して、好きな曲をカバーしたり、サークル内のライブに出演したり、とにかく音楽漬けになっていきました。でも、この頃は「音楽で飯を食っていくぞ」という感じではなくて、まだ趣味の領域だったんです。

 

――つまり、その当時はミュージシャンではなくて、違う夢があったと?

駒音さん:そうですね。昔から英語が好きで。通訳とか、日本語と英語をつなげられる仕事がしたいと漠然と考えていました。でも、2018年に万代にあるライブハウス「CLUB RIVERST」で開催されたライブに参加したことで、「音楽を仕事にできたらな」って考えるようになったんです。

 

ライブにメリハリが生まれた。今と昔の音楽。

――「仕事にできたらな」から、「もう音楽で生きていこう」に変化したキッカケはありますか?

駒音さん:数年間の音楽活動をかたちに残したいと思って、2019年に初となるEP「歌日記」をリリースしました。このときに「音楽で頑張っていこう」って決めましたね。

 

――「歌日記」には、どんな曲が収録されていますか?

駒音さん:「君と晩御飯」「コーンスープ」「届け」の3曲が収録されていて、その中でも「君と晩御飯」が気に入っています。「君の作ってくれた晩御飯はもう食べられないけど、あのご飯を作れるように頑張るよ」って、大切な人を失ってしまった男性の物語を書きました。

 

 

――ふむふむ。なんだか食べ物をイメージする曲が多いですね。

駒音さん:この当時は、食の要素が含まれた曲が多かった気がします(笑)

 

――以前と比べて、最近の曲作りで変化はありましたか?

駒音さん:昔は「君と晩御飯」のように物語になっている静かな曲が多かったけど、最近は日々感じたことを明るい曲調で作るようになりました。レパートリーに静かな曲と明るい曲があることで、ライブにもメリハリがついて、いい感じのライブ構成が作れるようにもなりましたね。

 

たくさんの人たちに感じてもらいたい。昔懐かしい、あの日の情景。

――「これを聴いてもらいたい」って曲はありますか?

駒音さん:それなら「夢の続きを」って曲を聴いてもらいたいです。この曲は、幼少期に抱えていた不安とか怖い夢を見た後の恐怖心とかが、「そう感じていた時期もあったな」って、大人になってから懐かしく思える日が来るよっていう内容の歌詞になっています。誰もが体験したことのある淡い思い出を、「そんな日があったな」って感じてもらえたら嬉しいです。

 

 

――駒音さんの曲って、記憶のどこかにある思い出がふっと出て来たり、情景が浮かんだりって感じがしますね。

駒音さん:僕の曲は特定の人に向けているわけじゃなくて、いろんな人に聴いてもらえるように作っています。その聴いてくれた人たちに、ちょっと懐かしい思い出を振り返るような、そんな部分を曲から感じ取ってもらいたいんです。

 

――本格的に活動をスタートして、もうちょっとで3年ですよね。それでは最後に、これからミュージシャンとしてどんな活動をしていきたいか教えてください。

駒音さん:大きな舞台でスポットライトを浴びたいという、ミュージシャンらしい夢は持っていません。それよりもライブハウスやライブバー、カフェなどで、お客さんと近い距離で一緒に音楽の楽しさを共有できるツアーミュージシャンになりたいと思っています。新しい人や場所、曲に出会い続ける。そんなミュージシャン人生を送りたいですね。

 

 

駒音

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